わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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「今日の出会いに感謝」

10月13日付けあたま takeno

「リトミックって何?」

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曲に合わせて手遊びをする

今回登場する武野美智子さんは、ごく普通の女性である。が、名詞には「今日の出会いに感謝」と書かれている。それだけで素敵な人という気がするのは筆者だけだろうか。職業は①家業の電気店専務取締役兼経理事務・販促担当②武野音楽教室講師③レディスインナー、化粧品、健康食品を取り扱う販売特約店。日々忙しく楽しく過ごす彼女を紹介したい。

 ( 中村 聖代 )

【下津の電気店】

 美智子さんは海南市下津に生まれ、和歌山市内に移ったが、現在は海南市下津で夫と共に電気店を営んでいる。株式会社形態であるため代表取締役は夫の和行さん。美智子さんは専務取締役で経理事務・販売促進を担当している。要するにお店の雑務一切をこなしているということだ。

【音楽教室の講師】

 美智子さんはまた、自宅で音楽教室を開き、ピアノ科・電子オルガン科・リトミックを教えている。

「リトミックって何?」実は筆者もよくわかっていなかったので、今回はそちらを重点的に尋ねた。

【リトミックとは】

 スイスの音楽教育家エミール・ジャック・ダルクローズが開発したリトミックは、身体を使って音楽を楽しむことから始まる。

・曲に合わせて手遊びをする。

・曲に合わせて体操をする。

・楽器を自由に鳴らす。

 といったふうに音楽を身体全体で感じ、さらにそれを表現することがリトミックの基本であるという。

【リトミックの効果】

 「ピアノやエレクトーンを習うことで情操教育に良い影響があり、集中力がつき、偏差値の高い学校への進学が多いことをよく耳にすると思います。リトミックも同様、脳の活性化や癒し、身体能力の向上、昨今、話題の認知症予防などさまざまな効果があります」と美智子さん。

 いくつかの手遊びを教えてもらった。いつでもどこでも誰でもできるので是非ひとつふたつ継続的にやりたいものだ。

【美智子さんのこれから】

音楽が大好きで小学校のときから高等学校までエレクトーンを習い、事情で専門の大学には進めなかったが、ローランド音楽教室の講師育成コースで資格を取得し、現在も子供から大人まで多くの生徒を教えている。

笑顔がとてもチャーミングな美智子さん。

「これからもたくさんの人との出会いを大切にし、学ばせていただき、三つの仕事を楽しみながら、人のお役に立てるように、周りの人が笑顔で居られるような女性になれたら嬉しいです」と語った。


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by mako0491 | 2017-10-13 11:50 | アタマ記事

子育て

10・23

母子で素敵なレストランへ

いつかは母娘ふたりで旅行に行きたい、息子と腕組んでデートしたいなど、いつか子どもが大きくなったらしたいことを子育て中はいろいろ夢見るものですが、それを実現できるくらいに育った頃にはすっかりそんな夢見ていたことも忘れ、目の前の生活に追いかけられる日々です。

東京で一人暮らしをしている大学生の娘の様子をたまに見に行くと、いつもここぞとばかりにあれこれ手料理のリクエストをしてくる娘に、せっかくならどこかに美味しいものを食べに行きたいという思いを堪え、ワンルームマンションの手狭なキッチンで娘の好物を作り続けていました。

ところが最近、娘は「学生ではなかなか行けないようないいお店でちょっと贅沢なランチとか食べてみたい」と言い出したのです。毎日の食事を一緒にしていた日常から巣立ち、たまに会う母にいつもの料理をせがむのも、自分の料理でこの子がこんなに大きくなったのだと、母として誇らしいことではありますが、素敵なレストランで食事を愉しみたいと言い出してくることもまた成長を感じて嬉しいものです。


東京で暮らし始めて一年が経ち、行動範囲も広がって、東京には美味しいものがたくさんあることに気づき始めたのでしょう。私は、喜び勇んで早速、銀座のフレンチレストランに予約を入れました。

レストランでちょっと贅沢なランチをして、その後、ショッピングをして、それは私が昔、娘が大きくなったらいつかしたいことだったのです。そんなふうに夢見ていたことはすっかり忘れていましたが、レストランで食事をしながら、テーブルマナーを繰り返し教えた懐かしい記憶とともに、忘れていた夢を思い出しました。子育て中にみるささやかな夢は、子育て一段落のちょっとしたご褒美として、とても幸せな時間を与えてくれています。

(石井 敦子)


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by mako0491 | 2017-10-13 11:10 | 子育て

祖母の教えのお蔭

10・13

視点 祖母の教えのお蔭

私は、昭和の高度成長期に育ち、四人兄姉の末っ子で、贅沢はできなかったが、兄姉よりは物資に恵まれ甘やかされていたと思う。

祖母は躾に厳しく、姉たちは、登校する前に家の拭き掃除をしていた。私は、酷いしもやけのため、玄関前の掃き掃除と靴揃えだけにしてくれた。

熊野の山奥で育った私たちは、高校は家から通うことができない。皆、下宿をした。よって、中学校を卒業すると一人減り二人減り。私は中学生で一人っ子になった。

時代とともに熊野の山奥も豊かになってきた。それでも、祖母の躾は衰えることはなかった。「これからの女子は、勉学が大事だ。でも、鎌を使えるようになっておきなさい。そしたら、どんな家庭に嫁いでもお前は役に立つ」

頭でっかちではいけない。鎌を使い雑草を刈り取ることは忍耐のいることだ。謙虚な姿勢が大事ということだったのか?

高校を卒業して、更に上の勉学を相談したとき、「タンスを取るか?頭を取るか?」と言われた。上の勉学を望むなら嫁入り道具は揃えてやれない。という意味なのだろうと理解した。タンスは持ち運びに苦労するが、頭は、持ち運びが楽。

やがて、結婚をして、これといった嫁入り道具のない私は婚家で『裸嫁』と揶揄された。しかし、妊娠8か月のお腹をかかえて、鎌で草刈りをしていたところ、舅が「お前は鎌が使えるのか」と。つまり、ちょっとやそっとでは音を上げない。工夫する嫁だと。その後はとても大事にしていただいた。

今、一つ一つを確実に歩いてこられたのも祖母の教えがあったからだと思う。

(玉置 ひとみ)


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by mako0491 | 2017-10-13 10:56 | 女の視点