わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

カテゴリ:アタマ記事( 176 )

6.8頭原稿です

人気の農家民宿 はなあそび

外国人客増え、交流に一役

 民宿需要が高まっている。最近では白浜で女性限定の民宿が人気である(3月9日掲載)。今回は場所は三重だが、新宮エリアの農家民宿に行ってきた玉置ひとみさんに寄稿してもらった。

梅取り体験楽しむ

空き部屋の宿泊場所の提供者と宿泊希望者を結ぶサイトAirbnb(エアビーアンドビー)の日本法人が行った、日本でのおもてなし度の高い都市や地域の調査で、新宮市が1位にランキングされた。2位が白馬村、3位が倉敷市とおもてなし度の高い都市が地方に点在している。2007年4月から2018年3月までの1年間の利用顧客データを基に選出されたものだそうだ。

新宮市エリアのAirbnbである農家民宿「はなあそび」(オーナー、矢熊政好・名

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良子さん)へ伺った。三重県の最南端、紀宝町神内にある。今回の調査でも、農家民泊であり地元体験型ということで評価が高かったそうだ。

5月の末、梅取りシーズンという情報を得たので、梅取り体験をした。3ヘクタールの畑に南高梅が植えられている。鈴なりだった。梅ジュースにするためのシロップを作る予定で、青梅だけを選んで取った。

同じく体験に訪れていた人は、梅干しを作る予定だと、赤く熟している梅を取っていた。梅林は、遠く広がる田園風景の中の高台にあるので、景色もよく、この民宿の人気の高さに納得する。

庭には多様な花

こちらの民泊は、4年前、ご主人の完全定年退職を機に始められたそうだ。奥様は花を育てるのが趣味。庭には、多種多様なお花が植えられ、また鉢植えも数えきれないくらいで、庭に整然と並べられている。

ご夫婦とも長年人と関わってきたお仕事だったからか、宿泊施設の少ないこの地域で、宿泊を提供しようと自宅を開放された。基本は素泊まりだが、申し込めば(有料)家庭料理でもてなしてくれる。特に、Airbnbに登録してからは、海外のお客様が増え、国際交流になるとはと、ご夫婦も驚いているようだった。

JR新宮駅まで車で10分。公共交通機関がない地域のため送迎をしてくれる。さらに、近隣の世界遺産や名所旧跡へも案内しているという。田舎の親戚に遊びに来たような温かなもてなしをしてくれる。

郷土料理に舌鼓

梅取り体験をしたこの日も、収穫後、郷土料理の『落花生混ぜご飯』を振舞ってくれた。熊野の混ぜご飯は、酢飯だ。しかし落花生が入っているのは初めて。大人気メニューだそうだ。

宿泊すれば郷土料理の調理や、田植え、稲刈りなどの文字通りの農家体験ができるという。

四季折々の草花と暮らす安らぎをおすそ分け。日常の慌ただしさを忘れられる貴重な時間を一緒に感じてみませんか?花いっぱいの庭でお待ちしています。とコメントをいただいた。


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by mako0491 | 2018-06-14 12:00 | アタマ記事

毎年夏に高校生向けのプログラム


海外からも参加者は多く


能登左知さんは、2016年から和歌山市内において、毎年夏に高校生向けのプログラムGTEGrobal Tchnology Entrpreneur)を主宰している。今年で3回目になるが、回を重ねるごとに注目を浴びている。今回は彼女と、行っている事業にスポットを当ててみたい。

   (中村 聖代)

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【交換留学生として】

左知さんは市内で生まれ、開智高等学校に進学するも、2年生の夏休みにロータリークラブの交換留学生として米国カンサス州オレイサ市にホームステイ。留学期限が切れた後は、開智を退学してそのまま米国の高校に転校して個人留学を続けた。

ウォルト・ディズニーも通った4年生芸術大学(Kansas Art Institute )に進み、インダストリアル デザイン科を卒業した。

彼女がこうした経歴を持つに至ったのは家庭環境にある。小学生のときから家では交換留学生を多く受け入れていて、忙しい両親や姉のかわりに左知さんが彼らと関わっていたからである。

「自分も高校生になると、海外で学ぶのだな」と自然に刷り込まれたと、顧みる。

 卒業後は故郷に戻ってきてデザイン会社を起業したが、経験が浅いため苦戦。ニーズがあった東京に移住した。


【東京から横浜へ】

 左知さんは、()中小企業基盤整備機構に職を得、ビジネスインキュベーターションマネジャーとして、5年間起業家を育成する仕事に携わった。その間2000件のプレゼンテーション個別指導を経験。


【会社を立ち上げ】

住まいがあった横浜には、偶然にもシリコンバレーで知り合った曽我弘(そが・ひろむ)氏が近所に住んでいた。

 彼は、新日鉄を退社後、1994年から2010年までシリコンバレーに移住。スティーブ・ジョブズに自身の会社を売却後、今度はNPOを設立し、日米のスタートアップ企業のメンターとして支援活動を行っていた。

 別々に起業家を支援してきた左知さんと弘氏は、共同で(株)カピオンを立ち上げることにした。2010年のことだった。

GTEプログラム】

 (株)カピオンは、起業家への経営支援を様々行ってきた。が、「起業について学ぶには若いほど身につき、実行して訓練できる期間が長い。これからは高校生も対象とした支援の輪を広げる必要がある」というコンセプトのもと2016年に一般社団法人カピオンエデュケーションズを設立した。高校生限定のアクティブラーニング プログラムGTEイノベーションチャレンジを主宰する。実施は和歌山市だ。

【今年で3回目】

 このプログラムはサマーキャンプ。今年は7月30日から8月3日の5日間。英語で本格的なビジネスについてワークショップを行う。シリコンバレーより現地の高校で起業を専門とする専任講師を招く。最終日にはビジネスプランコンテストが行われ、優勝したチームには「未来」への登壇機会が与えられる。

 海外からも参加者は多く、こうした経験から世界のビジネス界と直に繋がることも可能なのだ。

 世界を視野に入れた経験は、これからの行き方を考える上で、大きな力となりうるだろう。

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未来2018

社会にインパクトを与えるビジネスの創造・成長をサポートする日本最大級のコンテスト。

スタートアップや既存企業のカーブアウト(事業分離)、これから起業する挑戦者をサポートし、あらゆる企業・投資家等を繋ぎ合わせることで、皆の成長とイノベーションの実現をはかる。


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by mako0491 | 2018-05-20 15:56 | アタマ記事

4月20日トップ

顔ヨガ指導に奔走 新田さん


  資格生かし、きれいのお手伝い

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新田佐津紀さんは、ヨガインストラクターであるが、身体を動かすヨガのほかにも『骨盤インストラクター』でもある。また、近頃人気の『顔ヨガ』においては和歌山県で第1号の認定指導者である。毎日「綺麗のお手伝い・愛される笑顔作り」のために走り回っている佐津紀さんにお話を聞き、そして少しだが指導を受けたので報告する。( 中村 聖代 )

 佐津紀さんは、ヨガの気持ちよさを知ってもらおうと、岩出や和歌山県内で「美人ヨガ」、興国寺や道成寺では「寺ヨガ」、南部のホテルでは「サンセットヨガ」、有田川町では「テラスヨガ」、絶景の「カフェヨガ」、他にダイエット目的の「ブートキャンプヨガ」などなど、たくさんのヨガを企画し開催している。いずれも好評だ。

数人集まれば、どこにでも行って指導をしてくれるフットワークの軽さが人気の秘密であろう。出張講座は随時開催される。

彼女は、ヨガ認定インストラクター・リラクゼーションフットセラピー・JAFAアクアビクス認定インストラクター・リンパマッサージ認定セラピスト・そして和歌山県第1号のフェイシャルヨガ認定インストラクターなどの資格を有している。そのため各地域・企業・病院や大学などでも講演会やワークショップを開催、多忙な毎日だ。


【顔ヨガの効果】

 なかでも注目は、フェイシャルヨガ=顔ヨガ。確かな理論と医療監修を受けたテクニックを実践することで、「顔は自分で変えられる」という。

顔に特化した運動により、以下のような効果が得られる。

・血流改善

・リンパ促進

・新陳代謝の促進

・コラーゲンの生成

・筋力の発達

そしてそれによって次のような美容効果があるという。

・顔色が良くなる

・たるみ改善

・しわ改善

・保湿効果

・その他(毛穴の減少、むくみの改善、しみ減少、小顔効果、自然な笑顔などなど)

 ただし、 「フェイシャルヨガはシワの削減だけでなく、増加にも寄与する」と忠告する医師もいる。 激しい筋肉の動きによって、コラーゲン繊維の消耗を増加させ、 シワを悪化させる可能性があるということだ。間違った方法で顔ヨガをすることで、逆効果になることもあるということだ。

そのためにも、本やビデオ教材などでも良いが、プロの指導をしっかり受けること、保湿を十分に行うこと、やり過ぎないことが重要だ。


【佐津紀さんの思い】

 「表情筋は、小さな筋肉なので効果がでやすく、1日たった3分、お風呂やトイレなどちょっとした時間を活用して1~2週間続けるだけで顔に変化が出てきます」。

「顔ヨガを知ることで、美の意識が変わり、いつまでも若々しい顔を手に入れることができます。自分だけでなく周りまで幸せにしましょう」。と佐津紀さんは言う。

 教えてもらった項目の中で、自身は3つだけを続けてみた。最初は硬かった筋肉がすこしずつ柔軟になってくるのがわかる。

  彼女のモットーである「綺麗のお手伝い・愛される笑顔作り」は自身だけでなく、周囲の人たちも幸せになるキーワードといえよう。


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by mako0491 | 2018-05-01 22:46 | アタマ記事


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 白浜でカフェを経営する傍ら、女性に安全・安心な民宿を始めた西川福美さんに、その経緯と現状を綴ってもらった。

14年前にカフェ経営 

 観光地白浜で、カフェを14年間やってきて、気が付いたことが有ります。近年、女性グループや一人旅の女性が増えたことです。お一人でご来店されたお客様との会話。「夜は、ホテルで一人はちょっと、寂しいです」。

私も、14年前、一人で白浜に来て、知り合いもなく、カフェを始めた時に、夜が不安でした。

そうだ、女性限定の宿をしよう!そして、お泊りの方と一緒に食べたり、飲んだり、話したり、旅の想い出を作る他にない宿にしよう。女性が安心して泊まれる宿にしよう!そこが原点でした。

まず、物件探し。古民家に憧れて、2年間探して、諦めた頃に、昨年、2月20日頃に偶然、見つかりました!築80年。広い日本庭園。静かな住宅。家主さんもいい方で一目ぼれです。それまで住んでいた家を3日間で引っ越し準備をしてあっという間に2月28日に転居しました。カフェの常連さんらが手伝ってくれました。 

改修に明け暮れ

この古民家は空き家になって1年間そのままだったので、あちこち傷んでいました。カフェ営業が終わったら、夜中までリフォームに明け暮れました。まるで、ビフォーアフターの番組のように、変わるのが嬉しくて、毎晩、ワクワクです。

民宿とカフェの許可申請は、保健所と消防署です。最近、民泊が急増しているので、消防は厳しくなっています。そして、許可も出て開店日にしたのは、4月4日。「しじゅうしあわせ」が訪れますように。

屋号は皆さんに福が訪れますように、そして、私の名前の福美とカフェの名前が「ペトラの里]なので一文字ずつ選んで「古民家かふぇ宿 ふくの里」に決まりました。

宿ネットを活用

まずは、ボチボチから始めよう。私が接客する宿だから、カフェとの両立もあるし、体が空いた時だけにしよう。知り合いの紹介などで泊まりに来てくださいました。でも、それでは、限界が有ります。やっぱり、宿のネットを活用しよう。

 私もよく使う宿ネットに依頼したら、どっさり資料が届いて・・パソコンとにらめっこ。あかん助けて~~いつも協力して下さっているパソコンの師匠にお願いして登録クリア。しかし、自分で管理しないといけないので、右往左往。まだ、不慣れな時に、夏は、一気に宿予約が入って、慌てました。20代~70代の女性がお泊りされました。

女子高生らとハグ

沢山の想い出が有りますが、中でも、昨年、秋に宿泊された、神奈川県の女子高生の体験修学旅行でした。3人の女の子達が2泊3日間。性格の対照的な2つのグループ。帰り際にぎゃん泣きされて、「帰らない~白浜にいる~ふくの里にいる~」抱きしめました。  

最近、京都から宿泊されたロシア人の女性は一緒に温泉に行ったり、知り合いの畑でみかん狩りしたりで、もう一泊、もう一泊で結局3泊され帰り際には、「アリガトウ!」の、ハグでした。

年齢も言葉も違うけど、もてなす気持ちさえあれば、なんとかなります。今年も、ステキな出会いを楽しみにお待ちしています。


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by mako0491 | 2018-04-06 15:28 | アタマ記事

2月9日付けあたま

ファイナンシャル・プランナー 荒井千珠代さん

「お金と暮らしのアドバイザー」


ファイナンシャル・プランナーという言葉を聞いたことがある方も多いだろう。まだ歴史は浅いが、平たく言えば「お金と暮らしのアドバイザー」だ。本紙に月に1度掲載される「FP女子のマネー講座」でおなじみの荒井千珠代さんに今回は登場いただく。

(中村 聖代)

【プロフィール】

 千珠代さんは市内県庁近くで生まれた。かすかな記憶に路面電車がすぐ近くを走っていたが、いつの間にか消えていた、という。その後、楠見に移った。

中高短大と進学したが、学生時代はバブルの真っ只中、和歌山のマハラジャにも行き、青春を謳歌した。卒業後は当時花形の証券会社に就職。2ヵ月後に支給されたボーナスは、千珠代さんのサラリーマン生活において後にも先にも最高の額だったという。

バブルの崩壊後、仕事は営業のノルマに加え、先輩がとってきた顧客への陳謝だった。

そこで知り合った男性と後に結婚することになるが、3年で会社を辞め、和歌山放送のラジオカーに乗り、お店の取材などをして流したりもしたあと、事務の仕事にも就いた。

結婚後、夫の郷里である茨城県に移住。そこで子育てをした。

【保険会社に勤めて】

 子育て中、勧められて保険会社で働くことになった。ファイナンシャル・プランナーの資格を取ったのもその時期だ。女性も働き続けるべきだという考えもあったし、資格は地位を向上させるために必要だと思ったからである。

 当時は子どもを保育所に預けるのは、両親がいない家庭や、生活保護法による被保護世帯が優先で、両親が共働きのケースは認められがたく、無認可の保育所に預けながら両立させた。

 また、産休や育児休暇を取るのも、(大企業は別として)憚られる時代。女性ばかりの保険会社でも例外ではなかった。千珠代さんは取れる休暇をとりながら奮闘した。

【和歌山に戻る】

 夫の仕事の関係を機に、「どうしても和歌山に」という千珠代さんの思いが叶い、親子4人和歌山に戻ってきた。

 そして保険に関すること以外のアドバイスもしたいため、20年間勤めた会社を辞めた。ファイナンシャル・プランナーとして独立した仕事をするべくFP事務所に所属したのだった。

 今ではあちこちでセミナーや支援を行い、お金に限らず、ライフスタイルなどのアドバイスもしている。

本人のブログ(https://ameblo.jp/chizuyo-a/)にあるように、お金と家族と自分磨きに精進する毎日を送っている。

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ワンポイントアドバイス(「相続」について)

「相続」は「争族」とも言われ、仲のよかった兄弟や親族間にひびがはいることもあるようです。誰にでも起こりうる出来事―いざというときに揉めないように対策をたてておく必要があります。

☆「遺言状」や「遺言公正証書」を作ってあるから安心?

 とは言えません。いつの間にか無くなっていたり、書面に不備があるため無効になったり、公証役場に保管されていても、相続人に遺留分という取り分があるため、内容によっては、故人の意思がそのまま通らないこともあります。

☆税金は待ってくれない。

遺産が一定額=3000万+(相続人の人数)×600万円以上ある場合、相続開始日から10ヶ月以内に申告をする必要があります。納付期限も10ヶ月以内。不動産の場合、すぐには換金できないし、住んでいる家を割ることもできません。

☆名義はどうなっている?

 先祖から受け継いだ土地や田畑・山林などが誰の名義なのか確認が必要です。固定資産税を納付していたからと安心はできません。古い名義のままでも納付書は送られてきています。

――などなど、対策をとっておくのは難しいもの。税理士や弁護士に相談しても完全とは言えません。そんなときにファイナンシャル・プランナーのアドバイスを受けると良いでしょう。


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by mako0491 | 2018-02-10 14:56 | アタマ記事

カンボジアの孤児院の代表

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メアス博子さん


昨年7月にフォルテワジマにてカンボジアの孤児院「スナーダイ・クマエ」の子どもたちの絵画展が行われた。例年、和歌山市をはじめ、吹田市、尼崎市、神戸市、東京や名古屋市、長野市、旭川市においても開催されている。この孤児院の代表メアス博子さんに会って話を聞く機会を得たので紹介したい。

(中村 聖代)

【スナーダイ・クマエとは】

 「カンボジア人の手によるもの」という意味の「スナーダイ・クマエ」は、カンボジアの明日を担う人間の育成と、この孤児院の運営を担う人材の育成の二つを目指す。

 代表はメアス博子さん。和歌山県海南市の出身だ。

【厳しい幼児教育】

 「これからの人は英語が出来なければ」という母の信念のもと、博子さんは幼少児から英語学校に通い、親しんだ。英語教育の盛んな星林高等学校国際交流科(第3期)に推薦されたのも当然の流れだった。

 博子さんの母は、茶道華道の師範。「自分のことは自分で」と、炊事・洗濯・掃除なども小さな時から当たり前だった。

 そんな躾の厳しい家庭だが、愛に満ちていて、「家では性別・職業・年齢・人種などによって差別する意識は全く存在しませんでした」と、博子さんは振り返って言う。

【卒業旅行で知り合う】

 あまりに英語漬けの学生生活を送った反動として、甲南大学の経営学科に進んだ博子さん、卒業旅行はカンボジアだった。

 母の知人がカンボジアの中学校の校舎を寄付したのでその視察をかねたツアーなら旅費を出してくれるという。そしてそこでトミー氏と知り合い、結婚。

【設立者トミー氏】

 トミー氏は中学生の時にインドシナ難民として家族で日本に移り住み、大学院を卒業後カンボジアに戻って日系企業に就職した。

 カンボジアに戻った1995年、10数年前と何ら変わっていない自国の教育事情に愕然とし、かつてお世話になった日本人の協力を得ながらシェムリアップ州に寺子屋風の語学教室や学校の建設を主活動とする団体を設立する。それが現在の「スナーダイ・クマエ」の前身だ。

【孤児院との出会い】

 博子さんは1998年結婚当初は首都プノンペンで暮らしていた。専業主婦で、仕事といえば日本にいる支援者にお礼と報告の手紙を書くことだが、現地に行ったことがないので通り一遍のことしか書けない。生まれたばかりの幼い長男を抱え、交通事情も治安も、病院施設も空気も悪い環境で夫の帰りを待つ「かごの鳥状態」に不安ばかりが募った。

 で、決心して孤児院のあるシェムリアップ州に子どもと二人移った。2000年のことだった。

【孤軍奮闘】

 1998年当時は全てカンボジア人スタッフ、貧困で子だくさんのため養育困難な児童や身寄りのない子ども20人ほどがいて公立の小学校に通わせていた。

 現地に来た博子さんは、初めは毎日毎日ごみを拾い、燃やしていた。広大な敷地全部がごみ捨て場と化し、2年分のごみが溜まっていたからだ。

 それを見ていた子どもたちが徐々に手伝うようになり、自分のことは自分でするようになり、さらに掃除だけでなく調理や水汲み、えさやりなどの手伝いも出来るようになった。

 2004年ごろからは虐待から保護された子どもたちを積極的に受け入れるようになった。

【夫との別れ】

 仕事の関係でプノンペンに単身暮らしていたトミー氏と別れることになったが、孤児院を途中で放棄するわけにはいかない。設備も少しずつ充実し、子どもたち・卒業生・スタッフ・何より博子さん自身を成長させてくれた孤児院だ。

カンボジア政府からの援助は全くない。定期・不定期に継続的に支援する多くの日本人に支えられてここまで来れたのだ。

【絵画展を続ける】

 スナーダイ・クマエでは学校で触れる機会のない絵画の時間を2008年から施設の時間割に取り入れている。子どもたちの今の姿を見てもらいたい、そして感謝を表したいとの思いから日本での絵画展が始まった。作品をもとにしたオリジナルグッズを販売することで、運営費の一部としている。

博子さんの思い・

「これらのこと全ては亡くなった両親から受け継いだものを次に伝えている、という気がします。カンボジアの子どもたちから多くのことを学びました。私は現代の日本の若い人たちが親(先祖)から受け継いで繋ぐーという行為が廃れているような気がしてなりません。カンボジア人のような、ある意味自然な生活を送ることで素直に受け継ぐことができる、それが幸福への近道のひとつではないでしょうか?」


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by mako0491 | 2018-01-16 18:31 | アタマ記事

12.8頭記事

シンギングボウル

最近ヨガ教室では不思議な、そして心地のよい音色が響いています。どんな音色でしょうか?それはシンギングボウルです。あまり聞いた事がない言葉ですね。ここではシンキングボウルについて詳しく説明しましょう。

(ヨガシャンティ・神谷弥生)

ネパール仏教などで

シンギング=歌う ボウル=鉢(はち)シンギングボウルとは5世紀以前から使われていたネパール仏教やチベット密教の儀式にラマ僧が使っていた神聖な仏具と言われています。 

現地では「ドニパトロ」と呼ばれています。私の持っているシンギングボウルもネパールで作られたものです。

このシンギングボウルを木のスティックで叩いたり、なぞるようにこすると心地よい倍音を伴った不思議な音色と振動が起こります。

古来からこのシンギングボウルの音色は身体の痛みを和らげ、心や身体が安らぐという効果があると言われていました。

欧米での取り入れ盛ん

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現在ではシンギングボウルを使って演奏したり、身体に振動を与えてマッサージ(シンギングボウルセラピー)することでその場所や身体、心、エネルギー(ヨガの用語でプラーナ)を浄化し、副交感神経優位(リラックス状態)に導くなど様々な効果が期待されています。

日本ではまだなじみがありませんが欧米を中心にヨガや瞑想などにも取り入れられています。

7つのボウル使う

本格的な演奏やシンギングボウルセラピーをするには7つのシンギングボウルを使います。

この7つのシンギングボウルはその澄んだ響きと音色で身体にあると言われている7つのエネルギーの出入り口「チャクラ」を活性化し、心身のバランスを整え、精神面に置いて高次の成長を促してくれます。 

このチャクラのエネルギーの流れがスムーズに各チャクラに伝わる事で心身共に健康でいる事ができるともいわれています。

特に手打ちのシンギングボウルは音の響きと振動がとてもよく響くので高いリラックス効果が期待されます。

トラウマから解放

また最近注目されているソルフェジオ周波数が音に含まれているシンギングボウルもあります。

このソルフェジオ周波数はこの周波数が含まれている音色を聴く事でトラウマから解放されたり心がリラックスするのです。

胎教に良いと言われている愛の周波数と言われているソルフェジオ周波数528HZはモーツァルトの曲によく含まれています。

実際にモーツァルトの生演奏を聞いた後ストレス度やリラックス度がどう変化するのかと言う実験に参加したことがありますが被験者は全て良い結果がでていました。

このように音には色んな身体と心に良い影響を与えてくれます。シンギングボウルはその音色と響きでストレス社会に生きている私達に癒しやエネルギーを与えてくれます。

ヨガシャンティではヨガのクラスにシンギングボウルを取り入れています。機会があれば体験してみてください。


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by mako0491 | 2017-12-22 12:32 | アタマ記事

短歌、物語、企画展など次々と発表する香月(かづき)にいなさん

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 実家である海草郡紀美野町にアトリエを持ち短歌、物語、企画展などを発表する香月(かづき)にいなさん。とりとめないというか、謎と言うか、独特な世界に誘い込んでくれる彼女に会って、話を聞いた(中村 聖代)。

【14歳でペンネーム】

 香月にいなさんは、本名を「きむらともこ」という。小学生時代から詩・作文など文章を書くのが大好き。全国作文コンクールにも入賞の経験がある。中学・高校時代には演劇の台本も担当した。

 「もし結婚して苗字が変わってしまうならその前にペンネームを」と、14歳のころから「香月にいな」と名のり始めた。グローバルで呼んでもらいやすい名前―をその時自分で考えた。


【祖母のおどけ話の影響】

 にいなさんのルーツは祖母の「おどけ話」だという。小さいころから祖母がアドリブで作ったおどけ話を聞いて育った。人をおもしろがらせることの喜びを知ったのだ。

2007年から祖母に本格的に短歌を学んだ。以前は同人誌「竹垣」(代表:津田美智)にも所属していた。今も継続して短歌を学び続けている。

紹介の冊子によると、「作品の中心に『恋愛』を描くのが特徴で、絵画・写真などを空間で融合させ、全体として作品を表現することを追及している」のだそうだ。


【大学生活と就職】

 にいなさんは、世界平和のためには国連で働くのが一番と考え、愛媛大学総合政策学科に進んだ。しかし大学デビューを果たしたものの、自由な学生生活の中で挫折も味わい、ついに大学3年で引きこもることになるーそのとき読んだ膨大な量の書物や観た映画は今となっては大きな糧である。

 恋愛をきっかけに、引きこもりの生活から抜けた後、大学を辞めて、仕事をしながら放送大学を卒業。住宅関連会社を始めとし、コンビ二のアルバイトや建設コンサルタント会社に勤めた。


【絵本作家との出会い】

 会社に勤めながら創作活動を続けていたにいなさんは、2017年7月「絵本作家のぶみ先生講演in和歌山!」を主宰した。のぶみ氏は、まだ出版されていない原稿をそのまま自身で読み聞かせする独特のスタイルで皆を魅了した。

そのことをきっかけに、身体や時間を削る生活に見切りをつけ、文章で生計をたてる決心をする。


【次々と企画】

 2016年7月から読み終えたあとは折り紙を楽しめるフリーペーパーを開発。地元の印刷屋に依頼し、100部ずつ作っている。テスト版0号から今は9号まで発行。100号を目指す。

 各地で企画展を開催。その時その場所に行かなければ得られないモノを提供する。

 企画は多種多様で、書家やアクセサリー作家・演劇などとのコラボし、そのたびに不思議な空間を創造している。

 来年2月中旬にも、じゃんじゃん横丁の珈琲もくれんでBAR0214を予定している。詳細は「香月にいな」ブログで順次配信する。

 和歌山で新しいものを生み出し、和歌山で発信し、和歌山で活動を続けるにいなさんのファンは今後も増え続けていくと確信する。

「あの時のあの子が遂に出版したのか!と、言っていただけるように、たくさんの出逢いを大切に精進していきたいですねーーと最後に語った。


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by mako0491 | 2017-11-29 14:16 | アタマ記事

「今日の出会いに感謝」

10月13日付けあたま takeno

「リトミックって何?」

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曲に合わせて手遊びをする

今回登場する武野美智子さんは、ごく普通の女性である。が、名詞には「今日の出会いに感謝」と書かれている。それだけで素敵な人という気がするのは筆者だけだろうか。職業は①家業の電気店専務取締役兼経理事務・販促担当②武野音楽教室講師③レディスインナー、化粧品、健康食品を取り扱う販売特約店。日々忙しく楽しく過ごす彼女を紹介したい。

 ( 中村 聖代 )

【下津の電気店】

 美智子さんは海南市下津に生まれ、和歌山市内に移ったが、現在は海南市下津で夫と共に電気店を営んでいる。株式会社形態であるため代表取締役は夫の和行さん。美智子さんは専務取締役で経理事務・販売促進を担当している。要するにお店の雑務一切をこなしているということだ。

【音楽教室の講師】

 美智子さんはまた、自宅で音楽教室を開き、ピアノ科・電子オルガン科・リトミックを教えている。

「リトミックって何?」実は筆者もよくわかっていなかったので、今回はそちらを重点的に尋ねた。

【リトミックとは】

 スイスの音楽教育家エミール・ジャック・ダルクローズが開発したリトミックは、身体を使って音楽を楽しむことから始まる。

・曲に合わせて手遊びをする。

・曲に合わせて体操をする。

・楽器を自由に鳴らす。

 といったふうに音楽を身体全体で感じ、さらにそれを表現することがリトミックの基本であるという。

【リトミックの効果】

 「ピアノやエレクトーンを習うことで情操教育に良い影響があり、集中力がつき、偏差値の高い学校への進学が多いことをよく耳にすると思います。リトミックも同様、脳の活性化や癒し、身体能力の向上、昨今、話題の認知症予防などさまざまな効果があります」と美智子さん。

 いくつかの手遊びを教えてもらった。いつでもどこでも誰でもできるので是非ひとつふたつ継続的にやりたいものだ。

【美智子さんのこれから】

音楽が大好きで小学校のときから高等学校までエレクトーンを習い、事情で専門の大学には進めなかったが、ローランド音楽教室の講師育成コースで資格を取得し、現在も子供から大人まで多くの生徒を教えている。

笑顔がとてもチャーミングな美智子さん。

「これからもたくさんの人との出会いを大切にし、学ばせていただき、三つの仕事を楽しみながら、人のお役に立てるように、周りの人が笑顔で居られるような女性になれたら嬉しいです」と語った。


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by mako0491 | 2017-10-13 11:50 | アタマ記事

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2つの鯨おどり盛大に

青年団のメンバー軸に

新宮市の三輪崎の鯨踊りを訪ねて、三輪崎郷土芸能保存会の会長濱口仁史さんにお話を伺った。(玉置ひとみ)

日本遺産に登録

紀伊半島の南東部、新宮市、那智勝浦町、太地町、串本町の黒潮が流れる熊野灘沿岸の人々は、昔から鯨とともに生きてきた。

地域の有形、無形の文化財をもとにまとめられ2016年、日本遺産に登録された。

新宮市では、三輪崎の鯨踊り、鯨山見跡(熊野古道高野坂)羽指中建立の石祠、そして今年、三輪崎八幡神社の石灯籠、孔島の石造物が追加登録された。

鯨をとる様子で踊る

三輪崎は、熊野灘に面する漁港で、ここに伝わる鯨踊は別名を「捕鯨おどり」 ともいい、鯨をとる様子を踊りに仕立てたもの。

三輪崎の鯨踊りは、約300年前、当時この地の領主水野氏が、京都の公家に鯨の肉を献上した際に鯨おどりとして整えたといわれている。

以来、三輪崎八幡神社の例大祭に大漁を祈って「殿中踊り」と[綾踊り」が披露される。昭和421月、市の無形民俗文化財、昭和

4912月、県の無形民俗文化財の指定を受け、伝承されている。

「殿中踊り」は、鯨に絡めた網を巻いている様子を、扇子を持って表現し、「綾踊り」は、鯨に銛を打ち込んでいる様子を、綾棒を持って表現したもの。また、踊る時に身につける衣装は、白地に黒・赤・緑の線が入っている。黒は鯨を、赤は鯛を、緑は陸地を表しているといわれている。

地域を守る愛

毎年、8月25日に三輪崎青年会館に保存会の皆さんは集まり、三輪崎八幡神社から宮司を迎え、「修祓式」を執り行い鯨踊りの練習を始める。

この伝統芸能は青年団の先輩から後輩へ教えられ、さらに未来をも見据えて、地元、三輪崎小学校5年生になると青年団のメンバーが踊りを伝えている。

「人口減少により、伝統芸能の存続が難しいと聞くが、ここ三輪崎は安泰です。」と締めくくってくださった。地域を守ろうとする人々の熱い愛を感じた。

今年は9月17日に三輪崎漁港で奉納される。


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by mako0491 | 2017-09-30 12:02 | アタマ記事