わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

6.8視点です…女は怖い


見た目も中身も磨かないと

満員電車でのこと。そばに座っている女の子が携帯を操作している。ひざの上に置いたヴィトンのバッグとつやつやの茶髪がまぶしい。

携帯の画面がいやがおうでも目に入ってくるのだが、どうやら友達と取ったツーショットの写真を見ている。

そして自分の顔に指でしゅっとなぞっている。すると、彼女の顔が少し小さくなった。次に目の辺りをくるくるとなぞっている。すると、彼女の目が大きくなった。こうして、どんどん写真の中の彼女が美人に修正されていく。

一方で、隣に映る女の子はそのままほったらかし。隣の子よりも私がかわいいといわんばかりに、熱心に修正をしていた。…女は怖い。怖さで疲れがどこかに行ってしまった。

美意識の高い女子は自分をいかにかわいく見せるため、さまざまな手段を使っている。写真修正する携帯アプリは当たり前で、指一本で小顔にできたり、鼻を高くできたり、だれでも簡単に理想の自分に変身できるのだ。

もちろん、その女子の写真を見た男子は「この子かわいいな、会いたいな」と思うのだが、あまりにも違う実物を見て、相当落胆する。「もう女子なんて、いや、もはや人間なんて信じられない」といったところである。

人は見た目が99パーセントとはよく言ったものだが、やりすぎては本当の自分を見てもらうことすらできないのだと思う。こんな時代だからこそ、見た目も中身も磨かないと生き残りは難しい。

(宇都古 舞)
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by mako0491 | 2018-06-14 11:43 | 女の視点