わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

2.9絵本

『おくりものはナンニモナイ

パトリック・マクドネル著 谷川俊太郎訳 

あすなろ書房 2005年 1296

対象年齢:年齢に応じて読むことができます。

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(読んでもらうには)4歳から

(自分で読むには)6歳から大人まで 

新年早々、セールや福袋の買物で疲れていませんか?絵本でスッキリ致しましょう。

<あらすじ>

犬のムーチは大好きな犬のアールに贈り物をしたくなりました。何をあげれば良いのでしょうか?

アールは食事用のお皿を持っています。ベッドもあります。骨型のガムも持っています。アールは何でも持っているんです。

ムーチは考えました。うんと考えました。「なんでも持っている友達を喜ばせるものってなんだ?」

飼い主のフランクはテレビを見ながら、いつも言います。「見たいものはナンニモナイ」。買い物に行っても「買いたいものはナンニモナイ」。ムーチは思いつきました!「ナンニモナイをあげればいいんだ」

この世界にはいろんなものがいっぱいあるけれど、ナンニモナイはどこにあるのでしょう?

ムーチは買物に出掛けました。売り場には数え切れない程、色々なものがありました。さらに、「セール」「お買い得」に群がる人たち。あっちこっちにある最新式や最新型。でも、ナンニモナイは売っていませんでした。

そこで、ムーチはうちに帰って、いつもの場所で何も探さず、じっとしていました。すると、見つかりました。「ナンニモナイ」が。

ムーチは箱にナンニモナイを詰めました。小さな箱では物足りません。大きな箱に詰め、リボンをかけました。そしてアールにプレゼント。

二人はそのプレゼントのおかげで仲良く窓際に寄り添い、楽しみました。ナンニモナイを。そして雪が降り積もる景色の何もかもを。

ムーチはアールにどんな贈り物をしたのでしょうね。

(浦田ひろみ)


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by mako0491 | 2018-02-10 14:19 | 絵本この一冊