わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

還暦機に、もう少し成長

生きること、謙虚に考え

 丙申年。新年早々に還暦を迎えた。起算点となった年の干支に戻ったようだ。

 昨年あたりから、年金やシルバー向けの商品などの案内が届いていた。色々な特典やサービスを受けることができ、歳をとることも悪くないなと思うが、なんだかどっと老け込む感じもある。

 還暦は生まれ年に還ることから赤ちゃんに戻る年。また邪を祓うということから赤い色の物を身につけるらしい。

 息子が「赤いちゃんちゃんこ着るか?」と聞いてきた。そう言われると少し抵抗がある。まだまだシャンとしていると意地も張りたくなる。しかしここは息子の気が変わらぬうちにおねだりすることにした。

 赤い掃除機を買ってもらった。軽くて、扱いやすく、ゴミ捨て簡単。スイスイと小回りがきき、毎日の掃除が楽しい。

 昔は、R168を車でぶっ飛ばし、3台、5台抜きしながら出勤し、『R168の暴走族』と言われたこともあったが、今はすっかり自信もなくなり、きっちり制限速度を守って運転している。

 だが、快適な掃除機に出会い、昔を少し思い出した。柱にぶつけないで軽快なハンドルさばき?をして、小さくガッツポーズをする。

  昔とった杵柄。ひょんなことから元気が出てきた。そう言えば、60の手習いという言葉もある。

 今年をどう考え、どう生きるかでこの先がもっと変わると思い直した。現状を継続することも大事だが、できればもう少し成長してみたい。人として『生きること』を謙虚に考え、周りに気配りができ、その場での自身の役割を果たす。頃合いの行動ができるようにしたいと思う。
                                                  (玉置 ひとみ)
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by mako0491 | 2016-03-17 10:40 | 女の視点