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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

関西のテレビは面白かった

12.11
功罪あるけど、子どもの情報は凄い

 BGMとしてテレビが点(つ)いている。テレビは子どもから遠ざけたい電化製品、いえ情報ツールです。歓迎しないことも御丁寧に教えてくださる。

 四半世紀前、月9が大流行、(えー、どんな頃かと言うと「か~んち」くらいでしょうか)していたあの時代、テレビは視聴時間が制限されていた私の家。戦後生まれの父は頑固者。自由にテレビを観ることは許されませんでした。

 和歌山でひとり暮らしをするようになって、自由にテレビを観られるようになり、感動というかとても楽しかったことを思い出します。そして、観たことのない「関西」ローカル番組やCM。551があるとき~(あー甘酸っぱい若い日々を思い出します)、懸賞応募しまくった「ちちんぷいぷい」、痛快なのにつーっかいエブリデイ。

 終了した番組もありますが、脇で固めていたアナウンサーがメインを張っている、時代の流れを感じます。
 
 世の中の事を教えてくれる貴重な先生でもあることは否めません。ある日、子どもが「世界の北野はビートたけしさんなんだよ」「さんまさんは、村上ショージさんに、先生、って呼ばれているし、師匠って呼ばれてもいるんだよ」「岡村さんは香取さんとライザップで鍛えているんだよ」。もう、芸能情報ツウとしかいえません。

 お陰様で、上手にお話できなくて、保育園の同じクラスのお友達にひっかかれ、たたかれていたのが嘘のようです。感心することは、年長のテレビに出ている人に丁寧に「さん」をつけるところ。

  どの世界でも「若手」から知っている同世代達が中堅、業界によってはベテランになっている今日。芸能界の情報は、子どもから最新情報を入手しようと思う、ミッドサーティーなのでした。いまは横浜、ああ、ゆっくり関西のテレビが観たい…
                             (田中 麻衣子)
by mako0491 | 2015-12-09 13:28 | 女の視点