わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

『きつね森の山男』 絵本

10.2掲載
馬場のぼる著
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こぐま社 1974年 1404円
http://tinyurl.com/nal7ev7
対象年齢:年齢に応じて読むことができます。(読んでもらうには)4歳から
(自分で読むには)5歳から大人まで 

●○あらすじ●○
  ある日、山奥に住んでいた山男は青い森を見つけ、ねぐらにしようと思いました。

  ところが、この山はきつねが住む山。山男が山に入ろうとすると、兵隊が飛び出してきました。山男は自己紹介。そして「ここは立派なよい森で。おまけにきつねは大好きで」と挨拶。

  すると、兵隊はきつねに戻り「きつね軍に入りたいというのだな。ごくろう」と、ねぎらいます。秋に大戦争があるというのです。

  戦争の相手は寒がりんぼのお城の殿様。殿様はきつねの毛皮を作るため、きつね狩りを計画中でした。

 きつね達は殿様軍が攻め寄せるのを防ぐ石垣を建築。山男も協力。けれども、山男は大根作りの名人。戦争よりは大根の方が大好き。山男はきつね軍の訓練中も、大根の葉っぱの伸び具合を考えていました。

  秋が深まると、殿様が兵隊を引き連れやってきました。しかし、大根畑に隠れたきつね達を前に山男が大活躍。殿様軍は退却し、きつね達は山男を胴上げして喜びました。

  季節が過ぎ、冬になりました。山男はふろふき大根を食べながら、秋に仕込んだぶどう酒を飲んでいました。すると味噌が切れました。そこで大根を町で売って、味噌を買うことにしました。

  しかし、山男は待ち伏せしていた兵隊に捕まります。山男は殿様から家来に誘われますが、寒さ対策としてふろふき大根を紹介しました。

  そして、また秋を迎えました。お城の庭は一面、大根畑になっています。戦争などはない方がありがたいのです。殿様の毛皮の夢はふろふき大根により、消えてしまいました。きつね達も兵隊の化け方などはとんと忘れてしまいました♪。
              (笠井ひろみ)
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by mako0491 | 2015-10-04 11:19 | 絵本この一冊