わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

ネーネーズのメッセージソング

8.21掲載
暖かく、心を包み込んでくれるe0171960_15533148.jpg 

 沖縄は基地問題などで、ホットなニュースが続いている。
 
 少し古いが、古謝(こじゃ)美佐子=写真=をリーダーにする4人組「ネーネーズ」(第1期)の2曲を久しぶりにユーチューブで聞いた。ネーネーズは姉さんの意味らしい。

 「素朴で純情な人たちよ、きれいな目をした人たちよ、黄金で心を汚さないで。黄金の花はいつか散る」

 ネーネーズの代表曲である『黄金の花』。岡本おさみ作詞、知名定男作曲のこの曲は、拝金主義が盛んだったバブル→そして崩壊時代の中での、一種の緩やかなメッセージソングとも捉えることができよう。

 いくつ印象に残る歌詞には「病気のお金はありますか 悪い人には気をつけて」「神が与えた宝物 それは黄金でないはずよ」
 1990年にデビュー、10年間で様々なジャンルに挑戦、欧米にもファンを広げていく。
 
 中でも、よりメッセージ性の強いのが『平和の琉歌』。
 桑田佳祐の作詞・作曲で、サザンも歌うが、ネーネーズの方が好きだ。

「この国が平和だと だれが決めたの 人の涙も渇かぬうちに
アメリカの傘の下 夢も見ました
民を見捨てた戦争(いくさ)の果てに
蒼いお月様が泣いております
忘れられないこともあります
愛を植えましょう この島へ」

 さらに2番の最初は心に突き刺さってくる。
「この国が平和だと 誰が決めたの 汚れ我が身の罪ほろぼしにーー」
 戦後、傷ついた沖縄がアメリカに支配され、基地の島にされてしまった現実を歌の背景にしている。

 ただメッセージ性の強い歌詞なのに、ネーネーズの歌い方は、暖かくて、緩やかに包んでくれる。

 古謝はソロ活動も活発に行っている。『童神』(わらびがみ)という名曲もあり、色んな歌手がカバーしているので、今度ゆっくり聞いてみたい。
                  (末井 霧子)
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by mako0491 | 2015-08-21 10:39 | 音の魅力・魔力