わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

若者どういう思いで働く

5.1掲載

柔軟、そして譲れぬもの持つ
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 「働く若者」という言葉から、どういうイメージを持ちますか。

 和歌山で働く若者に対してインタビューした内容を元に、今、若者たちがどういった想いで働いているのかについての私論を述べたいと思います。

 今の時点でインタビューを終えているのは25歳の若者3人。異なる点も多々あるのですが、今回はその3人に共通して感じたこと2つにポイントを絞ってお話します。

 1つめは、周りから受けた刺激を、仕事とのつながりが一見ないものも含めて、とても柔軟に受け止めているということ。

 例えば、様々な人との関わりや、家庭や趣味、地域活動など仕事以外の経験が、若者の仕事への向き合い方に大きな影響を与えているようです。

 周りに影響を受ける一方で、それぞれの若者が自分なりの価値観をもって仕事に向き合っています。 

 仕事をするなかで100%自分の理想の仕事に就くことができる人はほんの一握り。自分で自分を納得させながら働いている人が大半でしょう。ただ、そのなかでも「この部分だけは譲れない」というものをもっている人が多いように感じられました。

 ところで、「働く若者」を語るとき、「起業して自分らしく働く人」、逆に「非正規や不安定な職場で苦労して働く人」のどちらかに焦点を当てられることが多いように思います。

 一方、このインタビューで取り上げた3人は「保険会社の窓口業務」「労務事務所の事務員」「発掘現場の作業員」と、先に述べたどちらのパターンにも当てはまっていません。

 ただ、周りを見渡してみたとき、本当に「働く若者」として多くを占めているのはこういった人たちではないでしょうか。

 将来の和歌山を担っていくのが若者であるとしたとき、単に理想論を掲げるでもなく、若者の不遇を嘆くのでもなく、本当に身近にいる「働く若者」たちがどういった価値観や現状でもって働いているのか。

 そういった点を大人たちが理解し、向き合っていくことで、若者たちが本来もっている力をより社会に還元していけることでしょう。
団体ブログ:http://workcafe.sakura.ne.jp/main/
※インタビュー内容などは上記ブログに掲載中

(ワーク・カフェ☆オーナーズ 坂本 祐里)
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by mako0491 | 2015-05-01 23:29 | TOPIXS