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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

掃除の頻度などで考えた

5月1日掲載
「物には場所を」--そうすれば掃除は楽に

 我家に遊びに来た30代の知人女性が、「ここ落ち着くんですけど、どれくらいの割合で掃除をされるんですか?」

 質問に面食らった。日々の家事ルーティンワークの一つである。逆に「どれくらいで掃除するの?」と聞いてみた。質問が質問だから答えも想像できる。

 生活スペースの掃除は毎日だと思っていたが、平均的な掃除の頻度について興味を持った。20代から50代までの平均は週一回くらいだそうだ。働いている人が多いから?

 私は、究極の面倒くさがりやである。溜めると絶対やらない。見なかったことにする性格。だから、30代の平均睡眠時間3時間の労働(自営業)をしていたときも家事はもちろんだが、掃除は毎日した。二人の息子は私に休みを与えることもなく、毎日片づけ仕事を作ってくれた。

 現在は専業主婦をしている。フルタイムで働いている友人が来ると、必ず「専業主婦だからキレイにできるよね。働いているとこうはできないわ」と。本人次第だと思っているので、あえて反論しない。

 先日、寝室のベッドのネジが緩んで寝返りする度に音が出るようになった。夫にネジを締めるように頼んだが、なかなか腰を上げてくれない。

 いよいよベッドも傾いてきているような気がする。夫も体重75㌔を支えるには危険と感じたようだ。ついにドライバーを取り出してくれた。

 ベッドを寄せ小さく「オッ!」と。作業を終えてから「オッ!」の意味を聞いた。長年動かさない家具のところには綿ゴミが溜まっている。だから動かしたくなかった。埃が何もなかったから驚いた、と。

 よくお掃除クリエーターの先生がおっしゃっている。「物には場所を」と。私もそう思う。居場所を作ることと、見える場所の物の量を少なくすれば掃除は楽。かく言う私はハウスダストアレルギーである。
                             (玉置 ひとみ)
by mako0491 | 2015-05-01 21:28 | 女の視点