わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

紀州有田の二川温泉

3.6掲載
ナトリウム塩化物泉で、神経痛などによく効く
 
 早春の暖かい晴れ間、探梅に行きませんかとさそわれた。ちょうど立春とあって、毎年同じ時期に律義に花芽を付ける凛とした梅はわたしの大好きな花。梅林ではなく自然のなかにある梅だというからますます食指が動いた。

 紀州有田の山裾には、色づき始めた夏みかんやハッサクがたわわに実り、平和そうな日本の風景がひろがっている。e0171960_19214589.jpg
 
 明恵上人ゆかりの地、宗祇屋敷跡、新しくは巨峰村、そして二川温泉、清水温泉、棚田100選のあらぎ島と見どころ満載のドライブコース。

 今回は二川温泉に。杉の木でできた外観は天体観測所みたいでミステリアスな雰囲気。山間の温泉である。

 鉄分を含みナトリウム塩化物泉。筋肉痛や神経痛にいいらしく、この日も団体のご老人がお風呂に入っていたので、話の仲間にいれてもらい会話がはずんで湯治の気分にひたった。今夜はここに宿泊するそうで余計リラックスしてるんだろうと、ちょっぴりうらやましい。

 帰りは棚田によって見学。夏のイメージとは違った雰囲気で、畦みちがくっきりと表れ、もうすでにヨモギが新芽を枯草の中でそだてている。

 棚田を抱くように川が縁取り、流れ、立体のパッチワークのよう。梅雨時の田植え跡の爽やかなイメージとまた違った雰囲気で荒涼としていたが、これも趣のある風景。

 少し夕暮れが遅くなって来た早春の探梅紀行も自然の中に見つけた梅の木に咲く一輪に春を感じた。

 道の駅に立ち寄り、地場産のものを調達するのが大好きな私は、紀州保田紙の手漉き和紙便箋と封筒を買い、こういう伝統は受け継いでいってほしいなあなんて思いながら、冬野菜もたっぷり仕入た。

 帰りの車中は料理教室になりレシピを教えたり教えられたり。我が家で宴会ということで盛り上がった。
 
 「探梅や濁れる川は渦をなし  炎弥子」

                                (岡本 炎弥子)
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by mako0491 | 2015-03-08 19:30 | 温泉巡り