わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

ミッドサーティ、私の試練

9・26日掲載

昇任試験と子育ての狭間で


 安倍内閣改造で、入閣した女性が最多タイ。女性管理職の数値目標があったりすることに違和感を覚える私。

 今の私の仕事は、昇任試験に合格すれば、若くても管理職に就けます。管理職で出産育児する女性も多数。管理職のポジションで、出産育児すれば、職位は保持したまま、様々な制度を利用して育児できます。一方、非管理職でも様々な制度を利用できますが、何だか割に合わないことばかりでなりません。
 
 残念ながら私は、卒業と同時に現在の仕事に就いておらず、子どもが1歳の時に転職しました。転職できただけでもよかったのですが、(団塊の世代大量退職の恩恵で、採用されたのですが…)昇任試験は、なかなか合格できません。

 子どもを言い訳にしているようで、嫌ですが、日々の生活を回しながら、平等な「昇任試験」の準備は、私にとってかなりの難関です。

 個人契約で学童保育を探し、保育料の数倍の月謝を支払い、働く時間を確保しているのですが、急な残業や超過勤務を引き受けることはできません。もちろん、残業になっても対応できるように、個人契約は最大限お願いしています。事前にわかっている残業は、追加でお支払いして対応しています。
 
 そんな仕事をする準備をしていても、重要度は極めて低く、よって評価は当然低いのです。評価結果受けて、当然やりきれない気持ちになります。当てどころのない、怒りも感じます。

 いま未熟な私が、イライラして、些細なことで子どもを叱りつけている時、思い出す光景があります。小学生の私が、周りの友達と違ってしてもらえなかったことを母に文句を言い責めている。母は、悲しそうな顔をしてただ聞いている、そんな場面。

 悲しい顔をしていた理由、今は痛いくらいわかります。子どもを叱っている私は我に返り、あの時に戻って、文句をいう私を止めたい、そう思うのでした。そして、子どもよ、ごめんと心の中で謝るのでした。
ミッドサーティ、これが現実、今が試練です。

                               (田中 麻衣子)
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by mako0491 | 2014-09-25 23:27 | 女の視点