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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

ああ脂肪、ミッドサーティ

14.4.25掲載


 それなりに体力には自信があったのですが、四半世紀を過ぎたあたりから、貯金していた筋肉を切り崩して、崩すだけならまだしも、溜めたくないものを溜めています。「脂肪」。しかも「内臓脂肪」の予感。近頃は小学二年生も「主治医が見つかる」「スーパードクター」とかをテレビで見つけると、チャンネルを合わせてくれます。

 二年生の気遣いをよそに、半ば諦め気味。ミッドサーティー(三十路半ばに)に差し掛かっている私。社会人になったばかりの頃、健康番組の進行役アナが言っていた「いつまでも あると思うな 若さと体力」の言葉。意味がよくわかる、お年頃になりました。
 
 万年頭痛。思い切って、脳神経外科の門をくぐりました。慶応ボーイの先生に市販の鎮痛薬のお世話になりっぱなしであることを話すと、精密検査に回され、脳をあらゆる角度から撮影。診断の結果は、「毎日穏やかに過ごすこと」。先生によると、病院で計測すると血圧の低い人でも、急激に上がることもあり、その時、血管が広がり周りの神経に触れて痛みを感じるそうです。

 「でも先生、仕事に行けばいらっとすることもありますし、家に帰れば宿題、お支度、ご飯!と常に闘いが…穏やかになんていられません」と言うと、失笑されました。そりゃ、先生のお宅のように、優雅なマダムできればいいけどさ、私には無理さ。

 刻々と変化、いや増量する身体と向き合いながら、青虫かと思う程の野菜を摂取してみたり、何かを抜いてみたり(炭水化物、油分など、試せることはいろいろと)。毎日の右往左往っぷりで、消費カロリー上がらないかなと思いながら、今日も走りながら考えます。
 
 ああ…一番は、二年生よ。あなたを産むまでは細く、若かったんだよ…お願いだから、お腹のお肉をつままないで。あったかいって段腹に入れないで。トホホ…

  ミッドサーティー、私だけじゃないことを祈る…
                                           (田中 麻衣子)
by mako0491 | 2014-04-22 14:26 | 女の視点