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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

2013.3.29 視点・論点



視点 論点

日本酒の復権応援したい

 先日、酒造メーカー「世界一統」の2013蔵開きに行ってきました。南海和歌山市駅から歩いて少しのところにあるこの会社は、明治17年、南方熊楠の父親弥右衛門が創業したということです。

 よさこい踊りや利き酒、試飲、ガラガラ抽選会など盛りだくさんの内容もあって、実にたくさんの人が集まり、新聞報道によると約千人の客だったとか。
 蔵見学会では、老若男女・小さい子供や赤ちゃんまで参加し、熱心に質問する光景も。
 
 和歌山市内には、このほかモンドセレクション金賞を取り続けている田端酒造、平成6年度ふるさと建築景観賞を受賞した祝砲酒造があり、いずれも嘉永4年、明治18年創業と歴史のある酒蔵があります。市内だけで3つも現存し、県内にもユニークなメーカーがあり、それぞれに活躍しています。

 日本酒の国内消費量はここ10年余りで半減。でも海外では評価が高いそうです。京都市では今年1月、日本酒による乾杯を促す全国初の「清酒の普及促進に関する条例」を施行しています。

 和歌山でも新しい飲み方とかイベントも工夫して、行政も本格的に後押しする姿勢を示してもらえば、和歌山産のお酒が地元のみんなに愛され、全国に拡がることが期待できます。我々も応援していきたいものですね。
さっそく今晩和歌山のお酒を飲もら。
               (中村 聖代)
by mako0491 | 2013-04-06 18:38 | 女の視点