2013.3.29 視点・論点
2013年 04月 06日
視点 論点
日本酒の復権応援したい
先日、酒造メーカー「世界一統」の2013蔵開きに行ってきました。南海和歌山市駅から歩いて少しのところにあるこの会社は、明治17年、南方熊楠の父親弥右衛門が創業したということです。
よさこい踊りや利き酒、試飲、ガラガラ抽選会など盛りだくさんの内容もあって、実にたくさんの人が集まり、新聞報道によると約千人の客だったとか。
蔵見学会では、老若男女・小さい子供や赤ちゃんまで参加し、熱心に質問する光景も。
和歌山市内には、このほかモンドセレクション金賞を取り続けている田端酒造、平成6年度ふるさと建築景観賞を受賞した祝砲酒造があり、いずれも嘉永4年、明治18年創業と歴史のある酒蔵があります。市内だけで3つも現存し、県内にもユニークなメーカーがあり、それぞれに活躍しています。
日本酒の国内消費量はここ10年余りで半減。でも海外では評価が高いそうです。京都市では今年1月、日本酒による乾杯を促す全国初の「清酒の普及促進に関する条例」を施行しています。
和歌山でも新しい飲み方とかイベントも工夫して、行政も本格的に後押しする姿勢を示してもらえば、和歌山産のお酒が地元のみんなに愛され、全国に拡がることが期待できます。我々も応援していきたいものですね。
さっそく今晩和歌山のお酒を飲もら。
(中村 聖代)
by mako0491
| 2013-04-06 18:38
| 女の視点