わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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紀州の和菓子と文化を考える会

山本 智子さん


2014年5月、「総本家駿河屋全店閉鎖のニュースが流れた。その時、「一つの和菓子屋が閉店したという問題にとどまらず、先人たちが培った和歌山の文化にとって大打撃」と、鈴木裕範氏(元和歌山大学教授、当時同客員教授)を中心に緊急シンポジウムが開かれた。そのかいあってか、駿河屋自体は県内企業の支援のもと、創業家につながる新社長を迎え再建するに至った。同時にこれをきっかけとして「紀州の和菓子と文化を考える会」が発足された。今回は事務局長山本智子さんにその後の会の活動を聞いた。

  (中村 聖代)

「この会は、和菓子を通してわがまちの歴史と文化を学び、歩くのが楽しくなる魅力的なまちについて楽しみながら考える会です。和菓子が好き、和歌山が好きで、会の趣旨に賛同する方であればどなたでもご参加いただけます」と、山本さんは言う。

 活動内容は、

 「2カ月に一回、学習会を開催しています。うち1回はウォークと称して和菓子に出会うまち歩きをしています。これまでに田辺市、高野町を訪れました。学習会では、和菓子とその文化について学ぶとともに、和菓子を味わいます」。

 「2015年と2016年の6月にぶらくり丁で開催されるポポロハスマーケットに会として出店し、紫香店さんの『和菓子づくり体験』とのコラボとともに、2015年は『紀州の利きせんべい』と称した玉子せんべいの詰め合わせ、2016年は県内各地の焼き菓子を販売しました」。

 随時、有志で和菓子に関係するイベントに参加したり、あんこワークショップを開催したり、京都・宇治市のお茶の工場見学に出かけたりする。また滋賀県の「滋賀の食事文化研究会」と交流している。

 今後の活動として、玉子せんべいリーフレットの作成と、紀州の和菓子―復活と開発の2つのワーキンググループでそれぞれ調査・研究を進めている。

【駿河屋再スタート】

 室町時代の中期より羊羹の歴史を紡いで来た総本家駿河屋は500年以上の歴史を誇り、するがや祇園下里や二條駿河屋など分家も多い。

 寛正2年(1461)に鶴屋の屋号で饅頭処を開いたのに始まり、5代目・岡本善右衛門氏が豊臣秀吉に羊羹を献上したという話もある。

 さらには、家康の十男、徳川頼宣に従って和歌山・紀州藩に入り、徳川御三家となる紀州藩の御用菓子司としても歴史を紡いでいった。 

 紀州藩の銘菓、『本ノ字饅頭』は和歌山でしか味わえない。小麦粉生地に、酒種となる甘酒を練り込んで自然発酵させ、小豆こしあんを包んで、一気に蒸し上げてから、最後に「本」の字の焼印を施す。紀州藩主が参勤交代のお伴に携えたとも言われている饅頭である。

 一時は全店閉鎖の危機を迎えたが、この永い歴史を絶やしてはいけないという気持ちを生むのが和菓子の凄さ。和歌山県内の企業の支援により、そのまま営業を再開することになり、創業家の岡本良太氏が社長に就任、正統な後継によって、駿河屋は再スタートを切ったのである。

【地元菓子買い続ける】

 山本さんたちは、和菓子を味わい、その歴史や文化について学習するとともに、イベントやワークショップを通じて和菓子文化が脈々と続くよう働きかけている。

 今回取り上げた総本家駿河屋の和菓子だけでなく、筆者は多くの和菓子を五感で味わい、おもしろいエピソードをきくことができた。お茶の文化が庶民に根付いていない和歌山県にあっては困難かもしれないが、脈々と和菓子の歴史が続くよう願ってやまない。

 会の設立時に基調講演した若菜晃子氏(雑誌編集者)が力説していた―地域の人が地元菓子を支える意識が必要。買い続けることが大事なんです―と。

 


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by mako0491 | 2017-03-11 11:19 | アタマ記事

siiten

いい意味のネオ老人目ざす

インターネットを検索していて、ネオ老人若者の敵!?品格のない老人が増えている。という見出しの記事を読んだ。  

Neo(ネオ)とは、新しいことという意味らしい。ならば、Newと同じではないかと独り言。しかし、ネオは、元々あったものが進化した形をいうらしい。

だが、どうもネオ老人はバージョンアップした老人とは違うらしい。

老害という風にも言うらしいが、老人がいつまでも実権を握り、若い世代に世代交代が円滑に行われないことと定義づけている。

非常識かつ自己中心的に行動し、他人や社会に迷惑をかけているにもかかわらず、自覚がない、または確信的に自らの非を認めない、迷惑な存在でしかない老人に対しても使われているーーと書かれていた。

30年くらい前、オバタリアンということばがあった。その辺りが男性も巻き込みネオ老人になってきているらしい。

耳が痛い!折形講師として、作成作法だけでなく、日常の所作も折に触れて話している。準備は入念にしているつもり。話した後の受講生の反応も確認しているつもり。

一匹狼の行動、先生と呼ばれる立場は、チェックを入れてもらえる機会が少ない。なんでもそうだが、これで良しはないと思う。若者の年長者の行動に対するつぶやきには耳を傾けるようにしている。

ある人が言っていた。60歳を超えたら、どこでも、ごめんなさい。とありがとうーーを言おうと。共感する。

いい歳を重ねていきたい。日々進化。いい意味のネオ老人を目指したい。

(玉置 ひとみ)


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by mako0491 | 2017-03-11 11:11 | 女の視点

maikosann

 日曜夕方「ばっかもん」の威勢のいい昭和の父の声、「ああ、明日は月曜だ」と現実に引き戻されるご長寿アニメ、その2時間半後、重厚感のある社会派のドラマの提供をしていた、家電メーカーの決算をまつわる様々な話。聞こえてくるのは、提供を止めるとかやめないとか。

 社会的責任、株主への責任、取引銀行への責任といった場面で、経営体質改善は当然のこと。しかし、視聴者としては、アニメもドラマに挟まった広告を見てきたためか、もの悲しさを抑えきれない。

 ブランド戦略といった部分では、どのキャラクターを使うより、あの枠でずっと提供しているその事実が一番の宣伝だった。

やっぱり、冷蔵庫の野菜室はウエスト付近よね…洗濯機は静かな方がいいよね…毎週、同じ時間に見ていると、家電量販店に行っても、まず覚えのあるものを探すのではないだろうか。そのものの一時的訴求力ではなく、ずっと変わらないその威力は計り知れない。こうした部分を論文にまとめたい、と栄谷、ひこにゃんのいる城郭の学び舎で思っていた。

 時の流れは逆らえなくて、離乳食食べて寝る時間だった「ばっかもん」のときは、食べていたわが子は、来月かつおとおなじ学年になる。タラちゃんもわかめちゃんも追い越しています。愛しきを「あいしい」とはよまず「いとしき」と読めます。かくゆう私も学問を修めたのがひと昔半となります。

 どれだけ情報技術が発展しても、ニーズに追いつくサービスが展開されても叶わない、耳なじみや刷り込み。それを数値で表すことができないのでしょうか。

 年度末の気ぜわしさ、学年末、引継ぎなど別れの季節。やりきって、桜をめでたい。どうか平成28年度が無事締められますように。

 (田中 麻衣子)


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by mako0491 | 2017-03-11 11:08 | TOPIXS

子育て

先日、娘の幼稚園行事でドッジボールをしました。十数年ぶりの運動とはいえ、そこそこできると勝手に思っていました。ところが、実際には怖いわ、ボールは受けられないわ、よけているつもりがボールにあたっているわ、と散々なことに。

結局、かっこよく活躍するお母さんを尻目に、外野と内野を行ったり来たり。でも、三女は私なりに頑張っていたからか、嬉しそうに言うんです。「いっぱい当たってたなぁ」。そして、コツを教えてくれました。

他試合を見ながら、思い出しました。中学の体育は3だったこと。でも、運動が得意な人たちが減った高校では、のびのびと運動ができたこと。そのおかげで、運動が好きになったこと。それなのに、娘達の運動の悩みを適当に聞き流し、運動ができる気分でアドバイスをしていたこと、を。ほんと、反省。

長女は小学校で初めて、逆上がり・跳び箱・マット運動・サッカーなどを体験。皆が幼稚園時代に体験していた分、遅れを取り、苦手意識があります。そのため、すぐ言います。「ドッジボールは嫌や」「逆上がりできない」「逆立ち嫌い」等など。でも、私は一言「シュってよけといたら良いねん!」「シュ!?

昔、どこかで聞いたことがあります。「お母さんは立派でも、完璧じゃなくていい」と。どんくさく、失敗してもいい。悔し涙を流すことがあってもいい。失敗から学べばいい。って。そうなんです。娘は私自身のできない姿を気の毒がって、コツを考え、教えてくれました。それなら、何事も一緒に練習したら、娘たちは上達するかも?なんせ、娘達は気兼ねなく、自信を持って練習できますもん(親より上手なんですもの)。まずは小学入学を控えた三女の逆上がりから挑戦か。でも、でも、この挑戦はかなりの勇気がいりそうです(汗)。

(浦田ひろみ)


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by mako0491 | 2017-03-11 11:05 | 子育て

onnna

トピックス

続・女性リーダーたち

和歌子:アメリカの大統領がトランプ氏になり、色々物議を醸しているわね。

天美:クリントン氏の方が票の数としては多かったのだけれど、米国女性大統領の道は遠のいたわね。

和歌子:それはそれとして、今日は国内の女性リーダーについて話さない?

天美:私たちはテレビや雑誌で見たことしか分かり得ないけど―

和歌子:いいじゃない。勝手に評論しちゃいましょうよ。都知事の小池百合子さんなんか、頑張ってるわよね。

天美:本当。テレビ画面を見ていて小気味よいわね。

和歌子:東京オリンピックの見直しとか、築地市場の豊洲への移転問題とか、スパスパ切ってるって感じ。

和歌子:石原慎太郎氏も矢面に立たざるを得なくなったしね。盛り土問題でどんな説明がされるのか楽しみね。

天美:利権に絡んでか何だか知らないけれど、おじさんたちが決めてきたことにメスを入れている?

和歌子:それって、「しがらみ」のない女性だからこそできることと思わない?

天美: 身近な地域の問題にしても言えるわね。永年のしがらみに捉われない女性たちが町内でがんばっているものね。

和歌子:にしても民進党党首の蓮舫氏にはもうちょっと頑張ってほしいわね。なんかスベっている感じがするもの。

天美:彼女が男女の双子の母親って知ってた?子育てもしながら大変よね。

和歌子:防衛大臣の稲田朋美氏についてはどう思う?

天美:国会中継をチラ見したけど、半泣きしてたり、しどろもどろが多くてヤバいよね。

和歌子:つっこみどころがいっぱいあるものね。さすがに防衛大臣だけあって、国民全員―男も女も自衛隊に体験入学すれば良いとか、全員が国を守るために血を流す覚悟がいるとかってことを雑誌や講演で言ってる。

天美:平和ボケしてるって言われる私たち若者だけでなく、年配のひとたちも、うかうかしていられません。

和歌子・天美:みんなの注目が集まる女性リーダーたちに期待するのは、「小気味よく頑張ってほしい」ってことよね。

 (中村 聖代)


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by mako0491 | 2017-03-02 19:16 | TOPIXS

『旅するベッド』

絵本 2.24

『旅するベッド』

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ジョン・バーニンガム 作 長田弘訳 

ほるぷ出版 2003年 1728

対象年齢:年齢に応じて読むことができます。

(読んでもらうには)4歳から

(自分で読むには)5歳から大人まで 

<あらすじ>

少年のジョージはベッドが小さくなりました。そこで、ジョージはパパとベッドを買いに出かけました。

買い物の途中に1軒の古物屋さんがありました。そのお店には古いベッドがありました。お店の人は言います。「このベッドを運んできた女の人が言ってましたよ。このベッドは不思議なベッドなんだって。どこへでも自由に旅のできるベッドなんだって。」

パパとジョージはそのベッドを買いました。二人で一緒に隅から隅まできれいに洗いました。そして発見します。旅ができるお祈りの文句と魔法の言葉を!しかし、文字はぼんやりとしています。パパは言います。「Mで始まりYで終わる言葉なんだが」

ジョージのママはなぜ新しいベッドを買ってこなかったのか、と言います。ジョージは反論します。「すごいベッドなんだよ。」その夜、ジョージは早々とベッドに潜り込み、様々な魔法の文句を唱えます。が、何も起こりません。

しかし、次の日、魔法の言葉を言い当てました。ジョージはベッドに潜り込んだまま街の上を旅していました。そして野原に到着。ジョージはベッドに集まってきた妖精たちにお話を読んであげました。別の夜には空飛ぶ魔女たちと遭遇。競争します。さらに別の日には、海でイルカと泳ぎました。さらに、へばった鳥たちをベッドに乗せてあげたりもしました。

作者は言います。「自分だけの魔法の言葉を見つけるんだ。そうすれば君もベッドに潜り込んだまま、遠くまで旅することができるよ」と。

節分も過ぎ、暦ではもう春です。冬のお布団も幸せですが、春も「春眠暁を覚えず」です。ゆっくり眠っても眠らなくても、いい夢をみたいですね。

(浦田ひろみ)


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by mako0491 | 2017-03-02 19:07 | 絵本この一冊

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スポーツ吹矢は、5~10m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うスポーツ。性別・年齢問わず誰でも手軽にでき、ゲーム感覚で楽しみながら健康になれるスポーツとして注目されている。今回、近畿大会に出場する機会に恵まれたのを機に、スポーツ吹矢についてレポートする。

(玉置 ひとみ)

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精神集中身につく

一般社団法人日本スポーツ吹矢協会の説明から引用するとーー。

健康効果の秘訣は、腹式呼吸をベースにしたスポーツ吹矢式呼吸法。精神集中や血行促進、細胞の活性化に役立ち、内臓の諸器官にもよい影響を与える。また精神力・集中力が身に付く。と書かれている。

さて、をんな情豊局編集部から昨年の近畿大会の弓?のことを記事にと依頼をいただいた。弓か~?もしかするとこれは私を発奮させ、書かせる狙いだったのかもしれないが、「スポーツ吹矢」と一人ツッコミをする。

日本発祥のこのスポーツは、現在、北は北海道、南は沖縄、いやいや海外にも支部が広がり、1140支部、約51000人の会員がいる。

スポーツ吹矢を精神鍛錬のために始めて1年半。紀の国くまの(新宮市と那智勝浦町の合同チーム)に属している。


楽しみながら交流

昨年6月の和歌山大会で、ひょんなことからぼた餅が落ちてきて、近畿大会へ行かせてもらえることになった。

とても、和歌山代表で出場できるレベルではないが、個人戦なので、ここは他府県の人と接するよい機会。楽しみながら交流してこようと思った。

上位狙いは無理だが、目立たぬところで終えたいと思い、私としてはそれなりに真面目に練習したつもり。

 
尼崎へ乗り込む
近畿ブロック大会(2府4県)は1125日 尼崎ベイコム総合体育館で行われた。熊野の山猿、一匹で尼崎へと乗り込んた。
もともと力がないわけだから、自身はお祭り気分。しかし、遠い新宮から一人で参加したことに和歌山の方にも他府県の方にも温かく言葉をかけていただいた
大きな大会に出ると、次の目標を持ちたくなった。さて、次はどこへ持っていこうか。
吹矢は、『心技練磨』。

自身を制限することなく、探究していきたいと思っている。

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by mako0491 | 2017-03-02 19:02 | アタマ記事

otoko hitorigoto


私たちは毎日他人と顔を会わせれば、何らかの形で意思を交換している。仕事の場や組織活動の場となると、発信の仕方、受け止め方が複雑になり、果たして自分の意思表示が相手に本当にそのまま伝わったのかどうか安心ならない。

「場の心理」という話を聞いたことがある。相手の真正面に座った時、そこには「論理」の場が生まれ、肩が触れ合うほどの横に並んで座った時、そこには「情」の場が生まれるという。自分の「背後」の場は「恐怖の場」であり、身構える心理の場であり、頭のてっぺんの空間は「神様の場」で、何か有難いご宣託がおりてきそうに感じる場だそうな。

私達は生まれて母に抱かれた瞬間から、自分にとって快い環境を求めて、泣いたり、笑ったりして、母へ意思を伝えようとする。瞬間々々の行動が次の行動の為の学びの場となり、成長に伴い、効果的な自分の意思の伝え方を身に付けていく。「場の心理」の活かし方など、人間の知恵というものだろう。80年もその経験を積み重ねてきた私の様な人間は、その学びの場から多くの手法を身に付けてきた。私の決めた手法の一つは、次のような事である。泥臭く、底が浅く、いやらしいと思えるほどの手法だが、それが現実の知恵だと思っている。

相手から私に何か問題指摘の意思表示を受けたら、「ほんまやなあ・・・」と間髪入れずに言葉で受け止める。相手の立場で主張するとすれば尤もなことだと思い、反発心が心の中に生まれても、まずそうする。横に座ってリラックスの姿勢をとる。相手はさらに自己主張を続ける。「ほんまにそうやねえ・・・」を繰り返す。そうして言葉の間を狙って話題を転換する。

言葉の切り出しは「それはそうとして・・・」である。続ける言葉は身近な言葉ほど良い。「この間、○○さんにお目にかかったよ。頑張っておられるんだってねえ」。心理の場はその時変わる。しかし本当に共感した瞬間だけの言葉で、自分の心に噓をつくことだけは避けねばならない。噓の心は目の色に現れる。人間社会って難しいと、オトコの独り言をつぶやくのである。

(久山 稔)
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by mako0491 | 2017-03-02 18:44 | オトコの独り言