わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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真ん中の石井講師
囲んでそれぞれ励ましあう

 看護師という職業の離職、人材不足、業務の大変さ、報酬面の問題など社会的な問題になっている。和歌山県立医大保健看護学部講師の石井敦子さんに、新人看護師の立場にある教え子たちとの話など中心に報告してもらった。

ギャップ乗り越え、患者の命と向き合う


・理想とのギャップ

名古屋での会に卒業したゼミ生たちと一緒に参加しました。大学4年生だった去年、約1年かけて研究した成果を学会で発表するための参加でした。

ゼミ生たちに会うのは卒業以来でしたので、どんなに成長しているか、私としても大変楽しみでした。


ゼミ生たちは、それぞれ看護師として病院に就職しています。一般的に社会人1年目は、慣れない場所や人間関係のなかで、社会人としてのルールや仕事で覚えることなどがたくさんあり、厳しい現実社会に直面してストレスや無力感を感じることが多いものです。    

学生時代に臨床実習を積み重ねてきた新人看護師であってもそれは変わりません。新人看護師がまず戸惑うのは「理想」と「現実」とのギャップに遭遇することでしょう。

・夜勤など変則生活

これまで看護師になるために、たくさんのことを学んできていますが、その実践はなかなか教科書どおりにはいきません。

実習では、一人の患者さんを受け持ち、じっくりと患者さんに向き合い、看護について考えることができますが、実際の現場では、同時に何人もの患者さんを受け持ち、いくつものことをしなければなりません。


医療や看護の世界は人の命に関わる現場であるだけに、新人看護師とはいえ、担う責任は決して軽いものではありません。

そんな現実に、少しは慣れてきたのか、限界を感じているのか。就職して8ヶ月が経過した名古屋での再会でしたが、ゼミ生たちの顔には社会人になった自覚と日々の頑張りを窺わせる逞しさがありました。


もちろん多分に漏れず、リアリティショックは感じているようで、いかに学生時代が守られていたか、いかに自分が何もできず不甲斐ないかを思い知らされる毎日だそうです。誇らしくもあり、微笑ましくもあります。

・多くのこと経験を

新人看護師の早期離職が一つの社会的問題となっている昨今、リアリティショックを緩和することに目が向けられがちでありますが、リアリティショックを感じない環境をつくることよりも、ショックを乗り越える力を育むことが大切ではないかと思います。


早いもので、そんな「新人看護師」と呼ばれる時期も残すところ、あと3ヶ月。新人看護師の強みは、尋ねることができることです。わからないことはしっかり聞いて、新人看護師と呼ばれるうちに多くのことを経験してほしいと思います。 


知識と経験を積み重ねる。その努力は、最終的には患者さんの命を守ることにつながります。さらには、それが自らの自信となる日が来ることを信じて頑張ってほしいものです。


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by mako0491 | 2016-12-30 06:06 | アタマ記事

おいでらよ★紀州

紀州広める、あの手この手で

住民主体で行政をも動かす

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 「紀州★ひろげ隊」って、ご存知ですか?今回は新年企画のPRなども兼ねて「紀州★ひろげ隊」の具体的な活動を振り返りながら、民間の有志の活動が行政を動かしている成果についてレポートしてみました。(西川 福美)

・大阪から白浜住民に

海と温泉に憧れて、白浜に、週末3日間だけのカフェを始めて、13年。当初は自宅の大阪と白浜を毎週、往復していました。カフェ営業のおかげで沢山の出会いから友達や仲間が出来、この大好きな土地で骨を埋める決心で、7年後に白浜住民になりました。

14年前、突然の夫の他界で生きる気力も無くしていた日々がうそのような毎日です。元気になった恩返しをしたいと思って始めたのが沖縄の楽器三線(さんしん)でした。仲間を募り、「三線ちゅら会」が誕生。地域の活性化や観光のためのライブ活動です。そして、県道沿いの花植え美化運動活動。FM TANABEの番組担当パーソナリティー。毎日がフル回転しています。

・梅干ソングのCDも

そして、ひょんなことがきっかけで、大好きなこの紀州を全国に広げる活動に、賛同した有志で 「紀州★ひろげ隊」を結成したのが2015年6月です。

補助金を活用しないで、資金ゼロの無計画なまま、第一弾の企画は、日本一の紀州の梅干をもっと宣伝して、全国からこの紀州にきてもらおう!をスローガンにイベントを開催しました。人生初の梅干ソングのCDを製作、PR活動。メンバーには梅干関係者は誰一人いなく、闇雲の活動でしたが・・・

・白浜町長も応援

第二弾は、紀州の魅力をもっと発信して、今までにないバスツアーで紀州の魅力ある思い出の旅を計画。新役員5人で企画した「おいでらよ★紀州」の誕生です。

住民が立ち上がったことで、一番の理解者である白浜の井澗誠町長が応援協力してくれています。

今年6月に第一回目のバスツアーを開催。急ピッチでの案内チラシの製作、協賛依頼、チラシの配布活動、参加者集めが一番大変でしたが、ユニークなプランが完成しました。

マイクロバスを貸し切り、穴場などを案内。お昼にはゲームや自己紹介などのランチ宴会と交流がメインです。いつもと違う新鮮な日帰りの旅になり、喜んでもらえました。

白浜駅での発着には、井澗町長の挨拶があり、周参見からは中嶋町会議員が周参見の大漁旗を振ってバスを見送り、全員が大喜びでした。


第二回目は中辺路編で、田辺市の後援も認可されて、役場の観光課スタッフが出発前に観光資料を全員に渡しました。住民が、行政を動かす。そんな、私達ひろげ隊の地道な活動ですが、最近は、いろんな方達がチラシ配布協力の申し出をしてくれています。

・他県のヒトとの交流

 第三回目は、新年を迎えての特別企画で、1月14日夜の新年大宴会を企画。全国でも珍しい、仮装してカラオケを歌う着せオケ自慢大会を、白浜椿旅館しらさぎにて開催。18時から21時まで。日帰りは7900円、お泊りは参加費と朝食付きで13900円。協賛の方と、しらさぎ旅館の協力で飲み放題、海鮮舟盛付き、ゲーム、プレゼントなど盛り沢山です。

すでに、東京、大阪、奈良、滋賀県と他県からの参加予約も入ってきています。地元の方達との楽しい交流がこの新年会の狙いです。最大40名の参加を受け付け、フェイスブックには 紀州★ひろげ隊のコーナーもあります。

町をよくするには、地元住民が先頭を走り、行政を動かすというのが理想ではないでしょうか。そのためにも頑張っていくつもりです。


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by mako0491 | 2016-12-15 18:16 | アタマ記事

 具体的な目標立て、行動を

 2016年もあとわずか。ビジネスマナーの観点から見ると、年末はこの一年のご愛顧を、取引先やお客様などに行いましょう。出来ればお目にかかって挨拶ができるようにアポイントメントを取って先方に伺いましょう。

  そして、新年、初出社の日は、仕事初め。会社によっては、神社に行って初詣をする会社もあります。最近は女子社員が着物でというような風景は少なくなりましたが、かつて私も若手社員のころは、初荷といって着物姿で出社したことを思い出します。

 もちろん、取引先やお客様へのご挨拶も忘れずに。名刺を持って、上司とともに新年のあいさつ回りをするのは、今でも目にする新年の光景です。

 

 段々とこれまでのような年末年始の恒例行事などが減ってきているようにも思いますし、個人情報保護の観点や虚礼廃止などから、年賀状やお歳暮なども廃止している企業も増えていると聞きます。それでも、去る一年の感謝と来る一年をこれまでと変わらずのお付き合いをお願いする挨拶はビジネスシーンでもプライベートシーンでも大切です。

  新しい一年を迎えるにあたって、できることなら自分自身の目標や、やりたいことなどの決意を考えてみましょう。仕事をしていくうえでは、やはり目的や目標をもってそれを目指すことは必須です。仕事上の目標でも、プライベートの目標でも構いません。


 例えば、スキルアップをするために何か勉強する、資格を取る、社内の業務を滞りなくするために仕事に工夫をするなど。また、ダイエットや健康のために運動をする、アンチエイジングのためにビューティアップを心掛けるなど、あとは貯金をしたいとか、旅行に行きたいとか、なにか心に決めて、新しい一年をHAPPYに過ごせるように決意したいですね。

  目標を達成するためには、具体的に立てる、数字で表現する、ゴールを設定する、少し頑張って達成できそうなものにするーーなどを意識して決めると良いでしょう。

                                     

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(ステップワンキャリアスクール 石川 礼子)


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by mako0491 | 2016-12-15 17:59 | ワクワクWоRK


『おかあしゃん。はぁい。』

くすのきしげのり作 岡田千晶絵

佼成出版社 2015年 1404

対象年齢:年齢に応じて読むことができます。

(読んでもらうには)2歳から

(自分で読むには)3歳から大人まで 

もうすぐ今年も終わりですね。今年も良いことも悪いこともあったと思います。最後ぐらい温かで穏やかな気持ちで過ごしたいですね。


<あらすじ>

  小さなひとりの女の子が左手に大好きな犬のぬいぐるみを抱っこして、起きてきました。 女の子は3歳ぐらい。もうひとりで歩くことができますし、おしゃべりもできます。  


 女の子はパジャマから服を着替え、ボタンを止めながら言います。「おかあしゃん。」母親は答えます。「はぁい。」


 怖いトイレも犬のぬいぐるみと一緒ならひとりで行けます。女の子は呼びます。「おかあしゃん。」ひとりでトイレができたらトイレのカレンダーにシールを張ることができます。母親はシールを持ってきて、答えます。「はぁい。」


 通園中に大きな犬に出会いました。女の子は言います。「おかあしゃん。」大丈夫。母親は答えます。「はぁい。」「おかあしゃん。」と「はぁい。」は一日中、何度も何度も繰り返されます。


園でお別れするときも、お昼寝をするときも、一緒に買物をするときも、晩御飯を食べるときも…。もちろん、一日の終りに一緒に寝るときも。


 記憶が薄れた小さい頃の私たちも何度も呼んでいたのでしょう。そして返事をもらっていたのでしょう。女の子と親は本当に穏やかで幸せそうな表情です。絵は優しいタッチで見ているだけでも心が温かくなります。絵本から優しい声の「おかあしゃん。」「はぁい。」が聞こえてきそうです。


『どうか、いつの時代のどの国にも幸せに満ちた「おかあしゃん」「はぁい」がたくさんありますように』(あとがきより)


                            (浦田 ひろみ)

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by mako0491 | 2016-12-15 17:48 | 絵本この一冊

宿願のハレルヤコーラス

聞くより参加、はまりそう

 12月というと師走といって先生も走り出すぐらいあわただしい空気が流れます。そしてクリスマスや忘年会、お歳暮や年末セールなどなどが目白押し。また、コーラスがあちこちで盛んに発表されます。「一万人の第九」が特に有名ですね。


  高校や中学のコーラス発表会で「ハレルヤ・コーラス」を体験された方も多いと思います。スタンディングオベーションの起こりでよね。私も高校時代にその機会があったのに、ちょっとした行き違いで参加できず、聴衆にまわりました。それが今年数十年ぶりに機会に恵まれたのです。


 ヘンデルは、バッハと同い年で、オラトリオ「メサイヤ(救世主)」を56歳の時に24日間で書き上げたといいます。キリスト降臨予言と誕生―受苦と死―復活と永生がその内容になっています。今回は三部のうち、一部・二部から抜粋でハレルヤを含む九曲コーラス部分を歌いました。パートはアルトです。


 何度も練習をしましたが、全く初めての方がほんの数人なので、どうなることかと思いました。ここで、YOU TUBE がとても役に立ちました。パート部分を、きちんとレクチャーしてくれるチャンネルがあるのです。


 そして本番。とにかく気持ちよく歌うこと.。指揮者のエリック・コロン氏の指摘を忘れないことを目指しました。どんな仕上がりになったのかは、後日にならないとわかりませんが、コーラスは聞くより参加だと実感。はまってしまいそうです。

                                      (中村 聖代)


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by mako0491 | 2016-12-15 17:29 | 女の視点

4つの軸を伸ばし、人を呼ぶ

串柿、太鼓、体験、食品加工

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近年よく耳にする「地方創生」。地方の人口減少、超高齢化に歯止めをかけ、各地域がそれぞれの特徴を生かして経済や暮らしを活気づけようという我が国の政策だ。和歌山県は全30市町村のうち16市町村が過疎地域であり、自治体や住民による人口減少対策が急務とされている。そこで今回は「小さな町でもキラリと光る試み」と題し、かつらぎ町四郷地区の取り組みにスポットを当てたい。


 県北東部に位置する伊都郡かつらぎ町。「四郷」は町北部にある4つの郷「広口」「滝」「東谷」「平」が集まった総称で、大阪との府県境の山間部にあり、標高500Mの高原に位置している。冬に冷たく乾いた風が山から吹き下ろすという気候が串柿づくりに最適で、“串柿の里”として有名だ。



 また文化面でも西国街道の要衝にあり、大阪との交流も盛んだったため旅館や両替屋が多く、古くから栄えてきた地域でもあった。

 しかし地域も高齢化が進み、人口減少の波が襲っている。現在の人口は180世帯600人であり、主産業である串柿づくりの担い手も減少してきた。


【助成受け活性化へ】

 そんな中、平成25年度より県の「過疎集落支援総合対策事業」の助成金支援を受け、四郷地区の活性化プロジェクトが始まった。グループは「“四郷”が“喜び”あふれた地域であるように」との想いを込め「四喜の会」と名付け、様々な取り組みを行って、集落づくりの土台をつくりあげていった。

 

《さまざまな活動》

人口減少により廃校となった四郷小学校を公民館に改装。四郷千両太鼓の練習や活動に使われている。公民館は生涯学習教室や子どもたちの発表の場などにもなっており、地域交流の拠点となっている。

具体的には、以下のグループに分け四郷の活性化を図っている。

観光の語り部

 来訪者を案内する語り部を育成。語り部ではハイキング、串柿づくりの見学や四郷の歴史を学ぶことができる。

体験活動

 手づくりのピザ釜でピザ作り体験や、木工づくりは子どもたちに好評。もちろん串柿づくりの体験も。

食品加工

 地域特産の食べ物を使って商品開発。これから活動予定。

 行政による支援は年で終わったが、これからは自立した運営をグループ一丸となって進めようとしている。「串柿と太鼓の里」を後世に残すため、活性化の担い手(特に若手)を増やしたいそうだ。

来年月には道の駅もオープンする。さらなる観光客の増加が見込める。新たな地域交流の場として大きな役割を担うだろう。


【若い女性受け入れ】

地域創生が目指すのは地域の人口減少に歯止めをかけること。四郷は古くから大阪との交流が盛んだったため、外からの住民の受け入れには寛容だった。かつての賑やかな地域を取り戻し、きれいな風景を後世に残すためには、外から来た人の意見や考えなど積極的に取り入れることも大切だ。そこで地域おこし協力隊として若い女性も受け入れ、地域づくりの一端を担ってもらっている。


四喜の会の今後の展開については、活動を軌道にのせ、主産業の串柿をはじめ、地域の仕事をつくり担い手を育成することで人口を増やし、最終的には地域の暮らし・営みとしての風景を残すことが目標だという。


四郷の人の特徴から、地域づくりに様々な可能性が期待できるかもしれない。地理的にも都会とのアクセスもよく、近くは大阪和泉市とをつなぐトンネルが開通予定だ。「都会に近い日本の原風景」として、田舎暮らし体験をしたい若者の受入れも可能になるだろう。


【地域の特性伸ばして】

地域創生を継続して行っていくには地元住民同士の協力はもちろん、地域性を活かした取り組みや、外からみた地域の視点を取り入れること、そして何より地域を愛する心が重要なのではないかと四郷の取り組みを通して見えてきた。


《四郷千両太鼓

 四郷には古くから伝わる「千両踊り」という伝統芸能がある。例大祭で豊作無事を祈り奉納されてきたが、いつしか踊られなくなったそうだ。しかし昭和58年、踊りを後世に伝えようと地元の有志たちが「千両踊り保存会」を立ち上げ復活させた。平成元年からは、千両踊りに使われる太鼓演奏をメインにした「四郷千両太鼓」という活動を行っている。「千両踊り保存会」の流れを継承して始まった活動だ。


 今では地域行事として浸透しているが、その歴史をひも解くと四郷の伝統を引き継ごうとする先輩達の尽力がある。四喜の会では、この四郷千両太鼓を柿に並ぶもう一つの名物として魅力発信を行っている。都市部にも出張で演奏する機会もあるそうだ。



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by mako0491 | 2016-12-03 01:28 | アタマ記事

ネコと私

ヒトとの交流より濃いにゃん

 

 我が家は私が子供の頃からイヌ派で、特にこれという理由があってのことではなく、しつけをし易いとか、性格が単純でわかりやすいのがよかったからだろう。


14年間飼って最期を看取ったイヌは、かつてはうるさいことの代名詞になっていた時代もある「スピッツ」。当時の登録数としては日本全国で5,000頭程度だった。そういう犬種なので、美容師さんはスピッツカットをよく知らず、散歩に連れて出ると、「これは,何犬ですか?」とよく聞かれた。欲目ではなく、客観的にみて町内一の美人犬だった。

 

 そうこうしているうちに高齢の母まで突然、亡くなってしまい、線香を買いに行った帰り、路地をとぼとぼ歩いていると、塀の上から「にゃあ」と声をかけられた。上から見下ろして来るその子は、10㎏もありそうな、それは大きなネコに見えた。ネコに慰められるなんて…。


次回からネコ用のおやつを持って路地に行きましたとも。そして3回目の逢瀬では私の姿を遠目に認めるなり、そばに来るのが待ちきれないとばかりに、なんと身悶えするかのようなしぐさをしたのだ。


そんなネコの様子を見て、振り返ってこちらを確かめる人もいた。仕事をしていたので、貢ぎ物は土日の午後だけだったが、私のハートをがっちりつかんだという確信を得たからか、ネコと私の関係は「熱愛期」から「安定期」「倦怠期」に入った。


愛想はなくても、おやつ目当てに近寄って来る姿が十分かわいかったが、わかった、わかったと言わんばかりの態度をとられたり、日向ぼっこを優先されたこともあった。う~ん傷つくなあ。チューブ式のおやつでは、絞り出しが遅いっ!とばかりに前足を添えられ、上から歯でしごかれることもあった。

 

 そのネコは、ケンカのためか片目に怪我をしていて、いつも目ヤニをためていた。そんなミー子(実はメス)の死亡告知が春浅い日に塀に掛かった。ええ。花束が幾つもお供えされるような、浮気者でした。

(犬神なおこ)


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by mako0491 | 2016-12-03 00:54 | ヒト交差点

真珠まりこ作 

ほるぷ出版 2008年 1404

対象年齢:年齢に応じて読むことができます。

(読んでもらうには)5歳から

(自分で読むには)小学生から大人まで 

肌寒い季節に温かい飲み物を飲むと、ほっこり幸せな気持ちになりますよね。これからの季節にぴったりな温かみのある絵本です。


<あらすじ>

主人公は大きな雪だるまの男の子「チョコだるま」。体は白いホワイトチョコレート。かぶっている帽子はほんのり苦いブラックチョコレート。ボタンはマーブルチョコレート。

 「チョコだるま」が店頭に立つお店はチョコレートドリンクがおいしいと評判のお店です。


 お店には毎日、様々なお客さんが訪れます。枯らしが吹く寒い日には、手をつないだ恋人達。雪がしんしん降る日には、お母さんと子ども。嵐の日には、おばあさんとの思い出の味を求めておじいさんが訪れました。 


 晴れの日には子ども達が外からお店の中を覗きこみます。「チョコだるま」はそんな毎日が大好きです。しかし、突然、お金持ちが「チョコだるま」を買いたいとやってきました。プレゼントにするようです。「チョコだるま」はリボンをかけた箱に入れられました。


 暗い箱の中、「もう、お客さんの話を聞けないの?」「もう、子ども達が遊ぶ姿を見られないの?」。「チョコだるま」は悲しくて涙が出てきました。


 「チョコだるま」の顔は涙でチョコレートが溶けてぐちゃぐちゃです。お金持ちは怒って返品しました。売ってしまったと後悔していたマルタさんは再会を喜びます。汚れた顔を作り直してもらった「チョコだるま」にお客さん達の笑顔が広がります。


登場人物の暖かさや柔らかな絵に癒やされ、なんだか絵本からホットチョコレートの香りが漂ってくるようです。暖かい部屋で温かい飲み物を飲みながら、絵本を読んでみませんか。

                         (笠井 ひろみ)
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by mako0491 | 2016-12-03 00:44 | 絵本この一冊

健康寿命維持への一歩です


2000年にWHO(世界保健機構)が定義した「健康寿命」が近年になって注目されているそうです。「健康寿命」とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。


なぜ、注目されているかというと、「平均寿命」と「健康寿命」との差で「日常生活に制限のある健康ではない期間」が分かるからだそう。そして、その期間はなんと約10年(2013年、男性約9年、女性約12年)。加えて、和歌山県はこの期間が若干長めだというんです。


そんな話を学ぶと、心配になりますよね。でも、健康でない期間を縮めるために運動が必要と理解しても、ランニングやジムはハードルが高い。そんな人にピッタリと、「出張!県政おはなし講座」でラジオ体操を教わりました。


県職員の説明と動作をまねながら、腕や体をきちんと伸ばす&曲げる、と丁寧に体操をすると、体はポカポカになりました。ラジオ体操は結構、体に効くようです。気分もはつらつ、元気になった気がしました。


しかし、日常に戻った1ヶ月。ラジオ体操を試みたのは実は1回。これではいけないと、子どものように運動した日はカレンダーに丸印をつけ始めました。数回のスクワット、脚上げ体操、歩いて買い物、長めの自転車でも丸印。すると、何かしら動く日が増えました。


調べてみると、和歌山市では「和歌山市健康ウォークガイドブック」を作成。他にも体を動かす取り組みは様々ある模様。ラジオ体操でもウオーキングでも、軽めでもしっかりでも、一人でも、お仲間と一緒でもなんでもいいはず。体を動かす第一歩、楽しく始めてみませんか。

(浦田ひろみ)


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by mako0491 | 2016-12-03 00:32 | 女の視点