わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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『ゴリラのおとうちゃん』
三浦太郎作 e0171960_1025088.jpg

こぐま社 2015年 1296円
http://tinyurl.com/zggg8jw
対象年齢:年齢に応じて読むことができます。(読んでもらうには)1歳から
(自分で読むには)3歳から大人まで 

  草原でゴロンとお昼寝がしたくなるような季節になりましたね。お昼寝ついでに体を少し動かしてみませんか。実際に子どもを乗せなくても運動になりそうですよ♪

<あらすじ>
  ごりらのお父ちゃんはのんびり木陰でお昼寝中です。気持いいったらありゃしません。「ええ天気やなあ」。
そこへかわいい子どもがやって来ました。「なあ お父ちゃん遊んで~や」。

  「なんやまたかいな。しゃ~ないな。一回だけやで」。もちろん父ちゃんは寝転んだまま。木に寄りかかっているので、お腹の上に子どもを乗せるだけで大丈夫。子どもは自然と滑り「ツルーン」。“お父ちゃん滑り台”の出来上がり。

 余裕があれば、足を上げてみましょう。足首からお腹の方に滑らせると角度がついた“お父ちゃん滑り台”。

 子どもはこれだけで大喜び。もう少し頑張ってみましょうか。もちろん寝転んだまま、膝を曲げ、すねの上に子どもをうつ伏せに乗せ、「ブ~ン」“お父ちゃん飛行機”の完成です。

 こっちも楽しくなってきました。腹筋の筋トレも兼ねて、すねの上に子どもを後ろ向きに座らせます。自分の足首を持たせて、足をゆすれば、「ブンブンブ~ン」“お父ちゃんバイク”の発進です。

 体全体を動かしたくなったら、子どもの腕を持って「ぶら~んぶら~ん」。“お父ちゃんブランコ”。

 頑張りました。親子ともども満足。満足。肘を立て枕代わりにして横になりましょう。子どもはもちろん言います「なあもっかいして」。でも「もうええやろ」。子どもももうお腹の上に乗るだけで満足。ここからさらにもう一眠りできそうですね。
                (浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2016-04-23 10:30 | 絵本この一冊
 以前、北海道のレストランで地元の女性と話をしました時、彼女に「日本の南の地域には住みたくない、夏蒸し暑いから…」と言われました。

 私は、「もし先入観なしに日本にまだ都市や町がなく自然のままで、最初に“天から降りてきて”住みたいところ…といえば関西の太平洋側でしょう。寒いところや雪の多いところで雪かきをしたり、多くの暖房費を使って暮らしたいという人は少ないのでは?」と自然に答えてしまいました。
 
 和歌山県は気候温暖で海山の自然は豊かで温泉もあり、歴史、文化財にも恵まれております。また、東アジアやヨーロッパなどからの外国人観光客も県内でかなり増加傾向にあり、当地方のよさを生かした動きが見られるのは喜ばしいことです。e0171960_22441929.jpg
 
 団塊の世代が職を離れる時代となり、マスコミなどで彼らの動向がよく取り上げられ、永年都会で働き続け、退職後は故郷や田舎で暮らしたいという話はよく聞きます。

 ある調査によれば都会で働く年代を終えた男性の10%余りが、定年後に田舎暮らしをしても良いと答えている一方で、その配偶者である奥様の方は約2%がまったく都会を離れてしまうことに抵抗があるそうです。交通の便やデパート、文化教室、お友達…それなりに理由があるようです。
 
 かつて神戸で知人の結婚式に出席した時、浜松の方から「ずいぶん遠くから来られたのですねー」と言われて唖然としたことがあります。和歌山は大阪府に隣接し、関西国際空港にも近く現実は遠方の県よりもかなり大都市部に近いのになぜか“物理的距離”よりも、むしろ“心理的距離”に左右されていると思われます。

 とりあえず“準田舎暮らし”ということで空港、鉄道、高速道路に近い和歌山市周辺か温泉など観光地も多い田辺・白浜周辺、あるいは御坊、新宮市周辺といったあたりから高齢者が快適に暮らせるところとして売り出していきたいものですね…。
                     (A・N・D・O)
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by mako0491 | 2016-04-12 22:38 | TOPIXS

こじらせ女子事情


和歌子:いきなりだけどあなたにピッタリの言葉がはやってるの知ってる?e0171960_22193322.jpg
天美:「腐女子」とか「貴腐人」とか言うんじゃない?私は漫画や映画は大好きだけど、BL(ボーイズラヴ)に興味はないし、ヲタク(おたく)でもないわよ。
和歌子:ううん、そうじゃなくて「こじらせ女子」っていうのよ。
天美:にしても、なんかネガティブなニュアンスね。どうせ私なんて、可愛い、明るいってイメージとは程遠いわよ。
和歌子:その、「どうせ私なんて」って言う口癖がひとつの特徴よ。あと、自分の女子力に自信がないところなんかもね。
天美:昔の恋愛から立ち直れていない私の傷口を広げる気?

和歌子:そうじゃなくて、「こじらせ女子」と「モテ女子」は紙一重って言いたいのよ。あなたのように自分なりのファッションセンスを持っていておしゃれさんは特にね。
天美:??褒められているのかしら??
和歌子:「こじらせ女子」は、恋愛を深く考えすぎて臆病になったり、ひねくれ気味で、必要以上に卑屈になってしまっている女性を指すのよ。でも、男性からすると、全く否定的なことでもないのよ。
天美:ドン引きされるだけじゃないの?

和歌子:「勘違いして調子に乗っているよりも、ある意味謙虚に思える・自虐できるのは強みになる・出会いに消極的なのは、一途そうで安心できる・自信のつくきっかけをあげたくなる、父性が働く・見た目や雰囲気で距離を置くのはもったいない・ダメンズに振り回される女性に庇護欲をかきたてられる」。といった男性の声も聞かれるわよ。
天美:そうなんだ。落ち込みをふっきり「えいやっ!」って気を取り直すことが大事ね。

和歌子:そうそう。あれこれ考え過ぎるあなたなんだから、その考える力を活かして、自分磨きに向けて費やせばすてきな未来が待っているわよ。

【蛇足】「こじらせ女子」の発案者雨宮まみ女史に、その言葉を踏んだタイトルの書籍企画を打診した編集者。彼女に断られたので、似た雰囲気の北条かや女史にこの言葉をタイトルに入れた本の出版をさせた。それで雨宮女史が抗議。能町みね子女史も友人の雨宮女史を支持する形で参戦した。
   (中村 聖代)
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by mako0491 | 2016-04-12 22:20 | 恋愛模様
 知らない人でもみな仲間
 先日、とある町のコミュニティバスを利用する機会があった。

 バスは町の役所や病院など生活に欠かせない場所を巡回している。初めての利用とあり、ちゃんと乗れるかドキドキしながらバスが来るのを待っていると、「コミュニティバス」と書かれたワゴン車がやってきた。 

 乗り込むと、10名ほどの座席にすでに4人先客がいた。地元のお母さんたちだ。「こんにちは~」とあいさつを交わし、最後部座席に座る。“バスに揺られながら、のどかな風景を眺めていよう”そう思っていると、自然とお母さんたちの会話が耳に入ってくる。息子夫婦のことや趣味のことなど皆で賑やかにおしゃべりしている。気になって風景に集中できない。

 すると、途中でまた一人お母さんが乗車してきた。「どうもこんにちは~」とその人も話の輪にすっと加わる。私は後ろからその様子を眺め“コミュニティバスに乗る人はみんな知り合いなんだ”と痛感させられる。

 そしてそのお母さんが下車していった。「あの人と知り合いなん?」誰かが尋ねると「ううん、誰か知らん」とのこと。

 “ええ、知らない人とあんな親しく話してたの??”思わず心の中で叫んでしまった。すると「このバスに乗ったらみんなでおしゃべりするもんなんよ」と一言。“ああ、地域のルールを知らなくてごめんなさい…”

  コミュニティバスは知らない人でも乗車すれば皆仲間な不思議な乗り物だった。 

 車中、私はお母さんから手作りのキーホルダーをもらった。「知り合いの旦那さんがね、ようさん作ってんのよ。誰かにあげやな作り甲斐がないって言うてるさか、もらったって」。

  この経験と一緒に大切にしときます。
                          (宇都古 舞)
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by mako0491 | 2016-04-12 21:56 | 女の視点

突然死防ぐには

救命のカギは3つのプッシュ
119番→胸骨圧迫→AED

e0171960_212124100.png 胸部2か所に電極パッドを貼る→
 
 健康そうな人が突然倒れて息を引き取る突然死。国内での突然死は年間9万~10万人に上るともいわれる。睡眠中や入浴中のほか排便中や運動中なども多い。目の前で人が倒れ意識がない場面に遭遇したら――。救命のカギを握るのは迅速な3つのプッシュ。まず119番、次いで胸骨圧迫(心臓マッサージ)、そしてAED(自動体外式除細動器)のボタンプッシュだ。(高堀琴世)

「6割が心臓系疾患」
 突然死の原因で最も多いのが心臓系疾患で全体の約6割。くも膜下出血などの脳疾患と、不明・その他がそれぞれ約2割。中高年の突然死には急性心筋梗塞(こうそく)など虚血性疾患によるものが多い。梅田で起きた車の暴走事故で、運転していた中年男性の死因は心臓近くの太い血管が裂けて出血する大動脈解離だった。

 若年層に多いのは肥大型心筋症。心筋が厚くなって、その分心臓内部の空間が狭くなり血液量を送り出せなくなるもの。野球やサッカーボールが胸を直撃して起こる心臓震盪(しんとう)による突然死も学童、青年男子に多い。

「救命率1分毎に10%低下」
 心筋梗塞や心筋症による突然死でよく起こる症状が「心室細動」と呼ばれる致死性不整脈。原因が分からず長年〝ぽっくり病〟と呼ばれていた夜間就寝中や安静時の突然死の多くも心室細動が原因。心電図で特徴的な波形を発見した医師名から「ブルガダ症候群」と呼ばれている。
 
 心室細動は血液を全身に送り出す心室が小刻みにけいれんするもので、心臓はポンプの役割を果たすことができなくなってしまう。心臓が止まると救命率は1分毎に10%ずつ低下する。時間との闘いだ。 
 
 2015年版「消防白書」によると、119番通報から救急車到着まで全国平均で8分36秒。救急隊が着くまで手をこまねいていれば、助かっても脳が酸欠状態になり後遺症が残る。

 東京マラソン(今年2月で10回目)ではこれまでに7人が心肺停止となったが、全員一命を取り止めた。お笑いタレント松村邦洋さんもその一人。2009年の大会に出場し15㌔付近で倒れたが、異変に気付いたランニングドクター(市民ランナーの医師)の迅速な救命処置で助かった。ほぼ1㌔おきにAEDを持ったボランティアが待機していたことも幸いした。
 
 AEDは心室細動で心停止状態になった心臓に電気ショックを与えて蘇生させる装置。人が倒れたら、119番するとともにAEDを手配し、それが届くまで心臓マッサージを続ける必要がある。

「音声の指示に従って」
 マッサージは胸部の両乳頭間に手のひらを重ね、1分間に100回の速度で強く押す。目安としてよく例に挙げられるのが童謡「あんたがたどこさ」。AEDが届いたら、自動音声の指示に従って胸に2つの電極パッドを貼りショックボタンを押す。

 パッドを貼る際、胸部が汗で濡れていたら素早く拭き取る。ボタンを押すときは患者の体に触れないこと。電気ショック後も救急車が到着するまで心臓マッサージを続ける。

 AEDは公共施設や学校、駅、商業施設など人が多く集まる場所には設置ずみ。和歌山県はホームページで県内9市6郡ごとに設置施設を一覧表で紹介している。

 最近、埼玉県や静岡県などでコンビニにAEDを置いてもらう動きが広がってきた。宝塚市が2014年から5年以内のコンビニ全店への導入を目指している。和歌山県内でもいずれコンビニなどにも広がるに違いない。

 県内の自治体や消防局はAEDの取り扱い方法や心肺蘇生術を指導する救命講習会を開いている。和歌山市消防局でも新年度に普通と上級2コースの講習を計画中。普通講習(3時間)は4月23日(土曜)を皮切りに計6回開く予定で参加希望者を募っている。
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by mako0491 | 2016-04-12 21:46 | アタマ記事