わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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アラサ―女子の本音

11.27日掲載

「結婚しました!」芸能人の結婚ラッシュとともに、知人がどんどん結婚していく。
SNSの投稿で綺麗な花嫁姿の知人の写真を見ると、もう適齢期なのかとはっとする。
結婚は人生における一大イベントだが、結婚したら親戚付き合い、近所付き合い…。この先の未来が現実味を持って一気に見えてくる気がするから怖い。(怖いとは言ってられないが)。
これからの人生、仕事を取って自立するか恋人を作って家庭を築くか。自分の夢を追いかけるか現実を見るか。そんな間をじりじりするアラサーを目前に控え、なんとも言えない複雑な気持ち。

 やはり結婚するのが当たり前なのかもしれない。ましてやずっと結婚せずにいたら、「何か問題のある人」と思われてしまう。
しかし、そんな考え方はあまりにも短絡すぎる。結婚するもしないも人の自由だ。生き方が多様になったこの時代、結婚という形にこだわらなくても、と思う。

 たまに友人同士でこんな話をする。「10年後ってどうなってるんやろ」。想像がつかない。結婚して子供がいる自分も、仕事でバリバリやっている自分も、まったく想像がつかない。

社会に対する不安が常にあるこの世代。バブル崩壊時に生まれ、見てきたニュースと言えば、不況・天災・テロなど悲しいものばかり。あらゆることに希望が持てず、諦めが早いせいか「悟り世代」とも呼ばれている。
そんな世代が人生の次なる選択を求められ、新たな一歩をなかなか踏み出せずにいる。
(宇都古 舞)
 
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by mako0491 | 2015-11-30 17:47 | 女の視点
15年・9.18掲載

神話の国、豊かな自然

 e0171960_10504473.jpg 「いい日旅立ち・西へ」のキャッチフレーズ通り旅をすることになった。「さくら」に乗っての旅。宿泊地は南阿蘇高森町。温泉の宝庫である。
 
  熊本駅でJR豊肥本線に乗り換える。立野駅で再び乗り換え、ここからは高森駅までローカル鉄道「南阿蘇鉄道」というそうだ。この鉄道に乗りたいから九州の真ん中南阿蘇にした人、温泉にと言う人。まちづくりの参考にという人。目的は違っても、目指すところは一緒。
 
  「鉄ちゃん」たちのシャッターの音があちこちから聞こえる。窓から手を出し霧を感じる人、早乙女を撮るひと、それぞれ思いはちがっても旅という共通の列車に乗り合わせた人達を観察するのも楽しい。

 いよいよ南阿蘇の宿。生憎の雨でもマグマ大使はいそいそと温泉偵察。モワーっとする湯気を浴びると毛穴がじわーっと開く。温泉の醍醐味はこの「じわ~」と来るときだ。

 湯口からほとばしる豊富な湯を目で追いながら、ここは火の国熊本阿蘇だと実感。ゆっくりと身体を鎮めながら、アルカリ性単純泉と言えば、そうだ美人の湯成分だからと少し長湯をした。

 露天風呂では阿蘇五岳が見えるとあったが、雨で近くの樹木が黒々とみえるだけ。4人の客が入ってきた。すぐに打ち解けるのも裸ということ?それとも旅の解放感?何はともあれ、取材開始。

 「どちらから?」の質問に大阪、京都、島根、栃木とあちこちから、さすが温泉大国だわ。そのほとんどがリピーターといった。リピートの理由はーーの問いに、自然、温泉、食事、人情だそうだ。

 朝の露天風呂は貸切りの贅沢さ。そんな中で瞑想していると、内にある湯船のほとばしるような湯口とちがって、露天湯の湯口はささやく様に。こういう細やかな対比が嬉しい。

 陽を受けた木々は昨夜の雨で鮮やかな緑色をはなっている。阿蘇五岳はシルバーグレイの霧のベールを少しずつ脱ぎ、山際にあたる太陽で濃密な緑が張り付くように姿を現す。

 神話の国に相応しい豊かな自然の大地をすこしだけ垣間見た。温泉のエネルギーと季節ごと彩られる自然と味とに、リピーターが増えるのも納得できた。

 「脚入れて早乙女阿蘇の山砕く  炎弥子」
                            (岡本 炎弥子)
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by mako0491 | 2015-11-17 10:18 | 温泉巡り

絵本この一冊ー番外編 


『いいからいいから』で学んだことe0171960_12201822.jpg

 この紀州発をんな情豊局でたくさんの絵本を紹介させてもらっている。その中で大好きな絵本の一つに長谷川義史氏作の『いいからいいから』がある。

 この絵本は「いいからいいから」が口癖のおじいちゃんとその孫のお話。おじいちゃんは突然現れた雷の親子を「いいから、いいから。せっかく来てくださったんじゃ。ゆっくりしてください」と接待する。

 孫のぼくも「ごゆっくり、ごゆっくり」とご飯を一緒に食べ、一緒にお風呂に入る。翌朝、おへそがなくなって、しょんぼりする孫におじいちゃんは「まぁ、いいからいいから」とおおらかに励ます。もちろん、最後には雷親子からお礼と反省の手紙が届き、おへそは返ってくる。と、いう内容。

 今なら、子どもを育み共に成長するありがたさを実感できる。が、当時は仕事を辞め、社会に価値を生み出していないと焦心していた。バスに乗れば気を遣い、交差点で車が来ると子どもに早歩きをさせていた。

 子どもにも良くない生活の中、この絵本は心にしみた。早速、子どもや周りの人にも「いいからいいから」。日常の出来事にも、「いいからいいから」。もちろん、自分自身にも「いいからいいから」。を増やした。

 そして最近、遂に、口癖が「ええわよ」になった。和歌山生まれの和歌山育ちのじいちゃんが私たちに事あるごとに言ってくれる言葉。「ええわよ」。

 最後に長谷川義史さんの言葉を紹介したい。「おこってはいけない。だれかがおこると だれかがまたおこる。それがまただれかにでんせんして なーんもいいことない。せかいをへいわにするほんきのあいことば『いいからいいから』」。

 理不尽な事には怒らなあかん。でも、これからも和歌山言葉で「ええわよええわよ」と、いい続けたい。
                    (浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2015-11-13 12:25 | 絵本この一冊
 
 損得勘定のバランス習得を

「損引きずらず得におごらず」


e0171960_1152499.jpg(マネー講座は盛況だが)→
 
 「損切り」は相場師の世界で、常に頭に置いている「危機管理」の手法だ。投機の場で損失が発生したとき、ないしは損害の発生が予測された時、それによる損失の額を可能な限り少なく食い止めようとする手立ての一つ。「危機管理」というキーワードは、自然災害による損害発生を防止する対策管理ばかりではなく、日常生活全般に関わるものである。

 「損切り」という言葉にまつわる解説、実例などを、『平成・和歌山地域金融動乱史』の著者である久山稔氏に語ってもらった。

・損得を価値基準に 
 私たちは、否応も無く市場原理に支配されている社会に生きています。そこはあからさまな言い方をすれば、損得を価値基準にして行動する社会です。人が持つ感性や、情や、意志力・行動力までも、市場ではお金に換算して評価します。

 それだけにその過程は、いつも厳しい勝ち負けという競争の危機にさらされていると言えます。大きな自然災害に匹敵する被害に遭遇し、命や、家庭や、地域社会の崩壊に結びつく事例はこの世界でも数多く見られます。人間の欲望が生み出した損得勘定の世界の報いといえましょうか。この危機を回避するのも重要な危機管理なのです。
  
 私達は、日常生活を進める中で、気に掛かっている事が沢山あります。「これ何とかならないか」と思っていること全てです。大きなことも些細なこともそれを解決しながら一日を過ごします。解決を明日に伸ばし、今日はひとまず終わりにすることも沢山あります。問題解決の連続が生活行動だといえます。
 
・訓練して身に付ける 
 生活行動ですから、全てに手法があります。家計に余裕を持ちたいと思えば、何かで儲けるか、節約してお金を貯めるかでしょう。同様に蓄積した資産を減らさない事も大きな課題です。それぞれに先人から教えられた手法や、皆の経験を寄せ集め、生み出した手法もありましょう。手法ですから手順があります、それを訓練して身に付ける必要があります。自己責任の分野です。

 危ないと思って逃げるときは「てんでんこ」、儲け話に群がるときは「でんでんこ」と祭囃子に踊るのです。欲求から生まれ出るものには、必ず落とし穴があります。

 バブル経済の崩壊期、「損切り」の決断の遅れ、損の取返しへのこだわり、行動の甘さ、そうしたことから想定をはるかに超えた額の不良債権処理を行わざるを得なかった経験は自著『平成・和歌山地域金融動乱史』に反省を込めて詳述しています。

・10%程度の損切り 
 最近の私自身の損切りのタイミングについて、危機管理ができた例を挙げよと言えば、以下のケースがあります。

 以前から資産株として、重電機界のトップクラスの会社の株式を持っていました。少し前から、悪いうわさが出ていることは承知し、株価も下がり気味でしたが、今年の3月決算に及んで、決算に計上する売り上げに過大な操作があり、株主総会が近づいている中で、それを修正したということで利益を大幅に縮減しました。株価は大幅に下がりました。

 そのとき、「決算を操作し、利益を過大に計上しなければ、競争上、信用維持上、責任の取り方上、社員のモラール上、といった思惑から、この会社は最小のマイナス影響額で、修正決算予想を公表したであろう。水面下には、それに数倍するような事実があるだろう」と、私は思いました。 

 すぐさまその日の時価で、全株売り払いました。買値比較からすれば、10%程度の損切で終わりました。その後1か月、この会社は、歴代の代表取締役まで巻き込んだ決算操作が暴露され、、命を削るほどの問題を抱え込みました。

 大した額の株式を持っていたわけではありませんが、損切りをしなかったら、現在、30%余の含み損を抱え、引きずっていたでしょう。

 結局は幸不幸の波の高さを小さく制御し、身に合った損得勘定のバランスを維持する事が大切なのでしょう。「損を引きずらず、得におごらず」、そう思います。
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by mako0491 | 2015-11-13 12:08 | アタマ記事

お勧めPCスキル「Word編」


 石川 礼子の情報レポート②
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 今回は、Microsoft Wordで知っておきたいテクニック、ワザをご紹介します。

 Wordでは、社外文書などを作成することが多くなりますので、頭語や結語、あいさつ文の挿入は正しく使いましょう。拝啓とくれば敬具、前略とくれば草々などですね。あとは季節にあった時候の挨拶や日頃の感謝などの挨拶、これは、「あいさつ文の挿入」機能で対応できます。

 文字入力は、できるだけキーボードの操作のみで行いましょう。タッチタイピングをしている途中に、マウスに持ち変えるのは不効率です。日本語入力の切り替えは、「全角/半角」キーを押して、簡単に切り替わります。

 あとは、表作成。表といえばExcelで作成するのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はExcelより複雑な表を作成することができます。各行や各列の大きさが微妙に違うような複雑レイアウトの表はExcelよりWordのほうが得意です。

 また、写真やイラストを挿入して、表現力のある文書を作成することも多いと思います。最新のWordでは、写真の加工なども豊富にできます。写真の色味を変えたり、アート効果を設定したり、透明度を上げることにより文字のバックに写真をレイアウトすることも、よりかっこよくできるようになりました。

 ただし、写真やイラストなどの画像を挿入した場合は、まず「文字列の折り返し」を行って下さい。これを真っ先にすることにより、後の操作、たとえば画像の移動や拡大縮小がしやすくなります。忘れずに行ってくださいね。

 そして、ショートカットキー。Wordでよく使用するものには、以下のようなものがあります。
 
 Ctrlキー + C コピー
 Ctrlキー + X 切り取り
 Ctrlキー + V 貼り付け
 Ctrlキー + R 右揃え
 Ctrlキー + E 中央揃え
 Ctrlキー + B 太字
 Ctrlキー + I 斜体
 Ctrlキー + U 下線
 Ctrlキー + Enterキー 改ページ

 特におススメはこのキー。Shiftキー + Spaceキーで、簡単に半角スペースが入ります。
 次回は「Excel編」をご紹介する予定です。
     
    (ステップワンキャリアスクール キャリアコンサルタント) 
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by mako0491 | 2015-11-13 11:25 | TOPIXS

信仰が支えた母の生涯

11月13日掲載

「生き様は死に様に反映」と言われる 

 今年8月のお盆に母が89歳で逝った。「年齢に不足はない」と慰められるが、元気だったゆえに、とてもそうは思えない。とはいっても肝臓がんの末期で、積極的な治療はできないと言われてはいた。

 どこにそんなパワーが、と思うほど元気な人だった。「わたしたち子どもを見送ってからあの世に行ってね」。とずっと以前から冗談で言っていたものだ。

 変形性膝関節症のため歩行困難な時でも、一人で「あべのハルカス」に登ったり、甘党のお店に寄ったりしていた。

 ついに歩けなくなりホスピスでお世話をして頂くようになってからも、他の患者さんに「お大事にしてくださいね」と声掛けして、「誰が病人やねん」と突っ込まれたり、常に鏡を持ち、化粧品を身近に置きたがるので、「どこに塗るねん」とひやかされたり。

 『人は生きてきたように死ぬ。その人の生きて来た「生き様」の凝縮が「死に様」に反映される。しっかりと生きて来た人は、しっかりと死んでいく。周りに感謝しながら生きて来た人は、感謝しながら亡くなっていく。周囲に不平を言いながら生きて来た人は、不平を言いながら死んでいく』と、何かで読んだ。

 母は強い信仰を持っていた「必ず天国があり、そこで永遠の命を頂く」と。カトリックでは「帰天」と言って、神のもとに召される「死」は喜びでもあるのだ。「思うように生き、亡くなった」「この俗世間の中で、ぶれないで信仰を貫き通した」、とも言われた。

 「来年もコーラスの舞台に立ちたい」と、亡くなる数日前に指導者に話していたと言う。教会とは関係のないグループなのに、母の大好きな教会で、追悼コーラス会を開催してくださると聞き、母はどこまで幸せ者だったのかと思う。

 耳の遠かった母は、「えっ?何を話しているの?」と天国で聞き返しているかもしれない。
                           (中村 聖代)
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by mako0491 | 2015-11-13 10:26 | 女の視点