わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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6.26日掲載
プロペラ→ジェット化の歴史たどる
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 瀞峡、ウォータージェット船、瀞ホテル。ご存知の方も多いことだろう。ウォータージェット船を運航している熊野交通株式会社と瀞ホテルのコラボ企画『絶景満喫プラン』が9月13日(日)まで実施されている。地元に住んでいても非日常・異日常を体験できる。(玉置 ひとみ)

贅沢なホテル
 瀞峡めぐりの里熊野川(志古)から船に乗り、地元民なのにすっかり観光気分である。

 乗船した日は、雨上がりの日。少し靄も立ち景色をより一層素敵に演出してくれた。2kmほどで支流の北山川へと遡上する。船は26km先の瀞峡へ向かう。50分ほどで、瀞ホテルがある田戸に着き下船する。

 瀞峡は奈良、三重、和歌山の三県境にあり、渓谷美が楽しめるところ。『三国に跨る(またがる)声やほととぎす』大町桂月の句だが、この日はウグイスの声がこだましていた。

 瀞ホテルでは約一時間の滞在だったが、川面から吹く風は心地よく、渓谷を眺めながらのティータイムはゆったりと時間が流れ、贅沢の一言だった。オーナーこだわりのインテリアは一つ一つに趣きがあり、これも含め、お得感満載の企画だと思った。

2日が3時間に短縮
 船内アナウンスに、浅瀬が多いためにジェット推進を取り入れたとあったが、物心ついた時から見てきたこの船の歴史を知らないことに気がつき興味を持った。

 ウォータージェット推進。海を航行する船にはジェット船は多いが、川を航行する船で現存しているのは南紀熊野の熊野交通株式会社の船だけではないだろうか?

 熊野交通株式会社の社史によると、熊野地方は山が険しく長らく自動車道ができず、人や物の往来は川の交通が生活の支えだった。言うまでもないが、熊野詣でも熊野本宮大社から熊野速玉大社まで川舟に乗って下った。しかし流れが速い川のため溯上に大変苦労した。川岸から人夫が船を引っ張りあげ、新宮から本宮まで2日がかりだったそうだ。  

 それが大正5年頃から飛行機のプロペラエンジンを応用してプロペラ船の開発がされた。画期的な開発だったようで、2日かかっていた本宮行きが3時間あまりで行けるようになったという。

 最初は本宮航路だけだったが、瀞峡航路や十津川航路もできたそうだ。
 初期のプロペラ船は写真のように川舟(団平船)にプロペラをつけたものだったが、次第に屋根がついた現在のジェット船用のものに作り変えられた。物珍しさと昭和の観光ブームに乗り瀞峡へはたくさんの観光客が訪れたという。

爆音に苦情も

 昭和39年頃からジェット船化が進められたそうだ。ダムができることにより瀞峡がなくなるという噂で観光客が激減したことや、プロペラ船の爆音は観光客のみならず周辺住民からもクレームの対象になっていたようだ。
昭和40年に第一号のウォータージェット船が航行を開始した。航行時間の大幅な短縮に加え、音が静かになった。現在も定期船として夏季10便、冬季9便が運行されている。

ドイツの川で走行e0171960_14571282.jpg
 また、平成13年にドイツ銀行が主催する芸術祭に第59くまの号が参加し、フランクフルトを流れるマイン川を走行したそうだ。フランクフルト市民の皆さんには、スマートな船体のジェット船が好評で、大勢の方が乗り心地を楽しまれたという。ジェット船は、貨物船に乗って海を渡ったという。59号は現在も活躍している。

 観光だけでなく、地域とともに歩んできた船の歴史。プロペラ船の開発から数えると100年近く航行していることになる。瀞ホテルも開業からまもなく100年。熊野の大きな財産であり、大切にしていきたい歴史だと感じた。

・『瀞ホテルとコラボ企画 絶景満喫プラン』
9月13日(日)まで 水・木曜日を除く(要予約)。13時30分志(し)古(こ)発の船に乗り、田戸(瀞ホテル)で下船。ホテルでティータイムを楽しんで次の船15時30分の船に乗る。大人3900円、小人2300円。熊野交通観光センター0735-21-2405

・食堂・喫茶 瀞ホテル=筏師の宿「あずまや」として1917年(大正6年)創業。後に「招仙閣」と名を変え昭和初期に「瀞ホテル」と改名する。かつては多くの歌人(与謝野晶子・大町桂月)・芸術家も長期滞在したという。期間中「瀞峡八景」~八人が見た八通りの瀞~の企画展も開催されている。
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by mako0491 | 2015-06-25 15:02 | アタマ記事

『がたたん たん』

6.26掲載
やすいすえこ著 福田岩緒絵

ひさかたチャイルド 1988年 1080円
http://tinyurl.com/o5lwhz9

・対象年齢:年齢に応じて読むことができます。e0171960_1434544.jpg
(読んでもらうには)2歳から
(自分で読むには)3歳から大人まで 

 和歌山に住んでいると乗ることが少ない電車。駅まで遠いし、不便。でも、ステキな時間を過ごせるかもしれませんよ♪
 
<あらすじ>
 とある街の小さな駅に急行電車が停まっています。発車します。「がったん」

 電車には知らない人ばかり。だから、みんなは知らん顔の冷たい顔。景色以外はモノクロです。

 7人が並んで座っています。新聞を広げた男の人。かごを抱えた少女。編み物を持って寝ているおばあさん。漫画を読む少年。アンパンを食べる学ラン姿の学生さん。赤ちゃんを抱くお母さん。そしてドアの前にうつむき加減の男の人が立っています。

 少年は隣の学生さんのアンパンが少し気になります。

 「がたたん たん」「たん たん たん」電車は順調に走っています。
 すると突然、「キキキキキーッ」電車が減速。乗客たちは少し体が斜めになりました。おばあさんの毛糸の玉が転がります。

 踏み切りで立ち往生していた車をみんなで押していたようです。座席の大人達は窓から外を確認し、無事に安堵顔。子ども達はもちろん転がった毛糸を拾います。乗客に少し、笑顔が広がります。

 でも赤ちゃんは泣いてしまいました。すかさず学生さんが「ベロベロバー」。乗客の気分も和らぎます。電車内の雰囲気に合わせて、絵もモノクロからセピア色、そしてカラフルに色付いていきます。

 しかし立っている男性は黙って下をむいたまま。でもこの男性も実は優しい心の持ち主と分かり・・・

 「知らないもの同士がなにかの出来事でふっと心がふれあう。微笑みを交わし、とじていた口から優しい言葉が飛び出す時、思うのです。人っていいなあ!」

 ほんと、そうですね♪
                                (浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2015-06-25 14:36 | 絵本この一冊
6.26掲載

 低速回転で素材の旨みや甘み引き出すe0171960_14205025.jpg

 最近流行の「スムージー」は、野菜や果物に氷などを加え、ブレンダ―やミキサーで混ぜたもの―氷のように冷たくてシャーベットのような触感の飲み物を言います。

 美容と健康に関心の深い女性たちが、フルーツ・グリーン・ヘルシー・ダイエット・デザートを目的にしたそれぞれのスムージーを飲んでいます。

 販売しているお店が増え、家でも手軽に作れるスムージー、今までのミキサーやジューサーでも作れますが、最も適した器具が、「スロージューサー」なのです。

 従来のジューサーは、金属製の刃が1分間に1万回以上の高速で回るため、切り刻むときに空気が入り込み、食材の栄養分が酸化したり、熱で酵素が破壊されるといった難点がありました。

 一方スロージューサーは、1分間に数十回ほどの低速回転で食材を押しつぶすように回るので、健康や美容に欠かせないビタミンや酵素などを限りなくそのまま含んだジュースを作ることができるのです。価格はやや高く、3万円台が中心なのですが、販売台数は年々増しています。

 韓国のジューサー専門メーカーが出したのを皮切りに、国内のメーカーも12年に発売して人気に火がつきました。シャープの推計では、スローの国内市場規模は14年度で20万台弱。中国やアメリカ、韓国は100万台以上ということです。

 スロージューサーは酸化を抑え、素材本来の旨みや甘みが十分引き出されたおいしさを追求する人にはお勧めですが、絞り出すまでに時間がかかるため、時間を重要視する人には?何を選ぶかは、各々何に価値を見出すかでしょう。

 ちなみに最近耳にすることのある「コールドプレスジュース」はスロージューサーで作ったジュースのことです。高速ジューサーを使っていないということがポイントであり、コールドプレスジュース特有の特徴はありません。
             (中村 聖代)
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by mako0491 | 2015-06-25 14:22 | ちまたで近ごろ流行るもの
6.26掲載
アリストテレスの「中庸」が訴える

 社会・経済活動が成長率とか株式相場だけでは計れぬ、何かよりどころにする理念・目標が必要ではないかと、 最近、痛切に思うようになりました。柄にもなく生きる拠り所を探しています。

 そんな中、アリストテレスの哲学が私に相性がいいような気がして、わからないままに、調べています。古代の哲人が唱えるのは「中庸」です。

  二極分化が進みすぎた極端社会日本に、中庸というキーワードが新鮮な響きをもちます。

  アリストテレスの「二コマコス倫理学」によると、大胆、放埓、派手は「超過」であり、臆病、無神経、細かさは「不足」。これらの中庸.は勇敢、節制、剛毅である。単なる量的な中間でなく、理性の知見によって定めるというわけです。
 
 彼らは アテネの広場に集まり政治談議をしたり、雄弁術を聞いたりした。古代の広場の中心地は社会のあらゆる情報交換の場でもあったわけです。民主制度は均衡のとれた中庸人間から始まったといえましょう。

  現在の消費社会を、中庸の視点から見ると意外に新しい像が浮かんできます。中庸をくだいて言えば「ほどほど」の意味ではないでしょうか。

 「断舎離(だんしゃり)精神」にもどこか通じます。
 断――不要な物を絶つ、買わない
 捨――持っているものを捨てる
 離――執着しない、物欲をなくす

 供給側の企業などを見ても、「ほどほどに売って、ほどほどに利益をあげ楽しい経営をしたい」というベンチャ―系の若手経営者もいます。「ほどほど経営から心の余裕が生まれる。 もうけすぎると傲慢になる。 もちろん利益は必要、中庸のサジ加減が経営者の仕事だ」と。
  
  超高齢化社会の暗いイメージだけがどんよりたちこめる我が国。その中で、ほどほどの自己実現が図られれば幸福だといった中庸人間の生き方が求められてくるのではないでしょうか。 

 ギリシャはいま、派手、放埓、無神経で国家財政が危ぶまれているほどの体たらくですが、古代ギリシャの哲学者の生き方などしばらく追ってみようかと考えています。
                                                  (坂東  誠太郎)
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by mako0491 | 2015-06-25 14:04 | オトコの独り言
6.12日掲載

 ピッチが近く、サイン・握手・写真撮影

 FIFA汚職が大きく取り上げられる中で、FIFA女子ワールドカップがカナダで熱戦を繰り広げています。女子にしろ男子にしろ、サッカーの試合をTVで観る人も多いのではないでしょうか?スタジアムで実際の試合を観るのもいいですが、練習場で汗をかいているナマの選手に会いに行きませんか?今回は関西2ヶ所か所のJリーグクラブの練習場を紹介します。未来のスター選手に会えるかも。そして何かが芽生えるかも?HPなどで練習日程のチェックもお忘れなく。なおJリーグ入りを目指す「アルテリーヴォ和歌山」は機会を見て紹介します。
          (中村 聖代)
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【ヴィッセル神戸】
 ヴィッセル神戸の練習場は「いぶきの森球技場」です。天然芝2面に人工芝1面があります。各グラウンドのピッチサイドにはスタンド席やベンチが設置され、選手たちの練習風景を間近で観ることができます。

 また、サインや選手との写真撮影・握手など、コミュニケーションができるファンサービスエリアが数か所あるのが嬉しいですね。2階にある見学室ではコミュニケーションスペースとして利用できるほか、休憩室にもなっていて、そこの窓からもグランドがよく見えます。

 車の場合、阪神高速北神戸線・前開インターチェンジより車で約5分。「いぶきの森球技場 市民利用駐車場」が練習見学時に利用可。

 【ホームスタジアム】
 「ノエビアスタジアム神戸」がホームスタジアム。ヴィッセル神戸の他、ラグビー・神戸製鋼コベルコスティーラーズのホームグラウンドでもあります。

 スタンドとピッチの距離が非常に近いのが特徴。屋根は開閉式のため雨天でも濡れずに観戦が可能。数種の「スタジアム見学会」が随時行われるので、これもお薦め。
普段見ることのできない選手ロッカールームやピッチなどを選手と同じ目線で見ることで、また違った感動が得られるはず。

 【セレッソ大阪】
 もうひとつのお勧めは現在J2ではありますが、セレッソ大阪の「舞洲(まいしま)練習場」。昔からファンサービスはいい意味でゆるく、話しかけても普通に話してくれるクラブであり今も昔も変わりません。フレンドリーな気質で一人一人の対応も丁寧なのが嬉しいですね。
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 新しくできたのはいいですが、かなり広域で迷いそう。正面右手前がヤンマーグラウンド、奥が日本ハムグラウンドです。トップチームの練習は基本的にヤンマーグラウンドで行われることが多いとか。練習見学のスタンドがあり、選手を間近で見ることができます。

 車の場合、阪神高速湾岸線北港西を出て此花大橋を渡る。南港(咲洲)方面からは夢咲トンネルを通過し、夢舞大橋を渡る。練習見学の際は「運動広場駐車場」が便利です。

 幅広い世代に楽しみながらクラブを知ってもらおうと「セレッソの森ツアー」(舞洲現地見学会)が、年に数回開催されますので機会を逃さず利用するのもアリですね。

【南津守公園グラウンド】
 セレッソ大阪の練習グラウンドとしてかつて使用されていた南津守公園グラウンドは、現在でもオフィシャルショップ、カフェレストランがあり、ユースの試合や練習のために使われることがあるようです。
筆者も以前に数回練習を観に行きましたが、大阪の中心部からかなり近いため、アクセスは大変便利。何年か前ならドイツリーグで活躍する香川クンや乾クンとも、談笑できたかもです。

 ちなみに、セレッソ大阪の現在のホームスタジアムは「キンチョウスタジアム」で、隣接する5万人収容の「長居陸上競技場」も併設で使われます。
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by mako0491 | 2015-06-11 18:01 | アタマ記事
6.12日掲載

 冷温交互浴がお勧め

 和歌山市内で気軽に楽しめる天然温泉は花山温泉薬師の湯、ふくろうの湯、紀州黒潮温泉など、皆さんも一度は行っているのではないでしょうか。
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 今回はちょっと足を延ばして、神戸で遊んだあとのお勧めの温泉銭湯3つを紹介しましょう。
 
 繁華街に近い天然温泉銭湯ですから一杯飲んだ後にも楽しめます。まず六甲道にある「灘温泉」=写真。
大阪から約25分、JR六甲道を降りて見る、新緑の六甲連峰は美しく、土日は登山客グループも増えています。
 
 余談になりますが、戦後すぐの映画「青い山脈」の歌詞は西條八十が六甲山を見ながら思いついたと聞いています。「古い上衣よ さようなら さみしい夢よ さようなら 青い山脈 バラ色雲へ・・・」

 登山帰りの入湯客も目立つ灘温泉は、昭和7年、一面の菜の花畑にぽつんと「銭湯灘浴場」が誕生、神戸・淡路大震災後に温泉を掘削して、レトロな洋館風に建て直されたそうです(水道筋にもう一店あります)。

 炭酸たっぷりの源泉かけ流しのお風呂で、お勧めは温泉(源泉を温めた)と源泉で冷温交互浴。冷浴1分、温浴1分を11回繰り返すことにより、交感神経と副交感神経を刺激し、自律神経のバランスが整えられます。

 通常、冷温交互浴の冷浴は水風呂に入りますが、灘温泉では、ひんやりぬるめの源泉を冷浴として行えます。水風呂より温度差がないので、初心者向きと言えます。
 
 2つ目は灘温泉からも近い「六甲おとめ塚温泉」。天然温泉は露天風呂に使われています。

 ナトリウム・カルシュウム・塩化物泉で薄い黄色のお湯は絶え間なく浴槽に注ぎ込まれています。入ると、つるっとした感覚のあるお湯で、住宅街の真中に湧くオアシスとして、神戸っ子にも遠方の客にも愛される名湯です。

 もう一つは神戸最大の盛り場三宮からほど近い「二宮温泉」。

  近くに二宮神社があります。銭湯は判り難い場所ですが、思わぬ出会いを楽しめました。道を聞いた方が90歳のシニア女性、何とも元気で話好きの魅力的なキャラでしたーー。

 24時間営業。二宮神社参拝の後や北野町散歩の後にでも寄って、一風呂浴びて帰るのも良いのではないでしょうか。
                             (花咲 薫)
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by mako0491 | 2015-06-11 17:37 | 温泉巡り
6.11掲載

JR和歌山駅前の賑わいに貢献


e0171960_17122141.jpg 私は不動産業をしていますが、仕事を通してのまちづくりに取り組んでいます。

 和歌山市が主催する「まちなか再生会議」の委員も務めていましたが、その会議でまとめた理想とする和歌山市の未来像を実現するために、最近ではJR和歌山駅前のビルを購入し、リノベーションをして飲食店ビルにしたり、また、岩出駅前を開発し、分譲販売や戸建賃貸物件等を建てたりもしました。

 和歌山の中心市街地活性化といっても、エリアをいくつかに分け、注目すべきところはたくさんあります。行政であっても、また民間の力であっても、一度にすべてをできるわけではありません。

 「自分がしなくても、いつか誰かがこのまちを変えてくれるだろう」――そう期待して待っているだけでは何も変わらないことに気づき、自分でできることを始めようという気持ちが芽生えました。

 女性目線で快適に暮らせるまちになればと思っています。歩道が安全できれいであったり、建物のデザインが洒落ていたり、癒し空間があったり、お手洗いなどの水廻りがきれいとか、女性が快適に暮らせる空間がもっとあれば良いと思います。

 昨年8月にJR和歌山駅前の5階建ての中古のビルを個人で購入しました。物件を初めて見た時には、そのビルにはテナントは一つも入居しておらず、私にとっては大きな決断とチャレンジでした。けれども、和歌山駅前という立地条件を考え、もっと有効利用はできないかと考えました。

 まずはビルの外観デザインを一新し、ビル全体のコンセプトを練り、外観は黒と赤を基調にした斬新な色合いで仕上げました=写真。1・2階にはピザ店、4・5階には居酒屋が入居、若い人からサラリーマンまで幅広い年代が集まってきています。

 近隣の人からは、「駅前が明るくなった」「このエリアに人が集まるようになったので相乗効果があって良い」など、商売の方からも反響があります。

 私は「人が想像できることは、必ず人が実現できる」と思っています。これからは女性が考えるデザインの建物や内装のお店、快適な住空間が今まで以上に増えてくると思います。女性の力でまちなかが華やかになる、そう確信しています。
                                        (末吉 亜矢)
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by mako0491 | 2015-06-11 17:14 | TOPIXS

友人について考えた

6月12日掲載

 すぐ昔に戻れる高校時代の友

 今朝も集団登校の小学生たちが元気に登校していた。この間まで緊張の面持ちだった一年生も、ランドセルが馴染んでいる。
 
 「一年生になったら友達百人できるかな?」という歌があるが、友達は多いに越したことはない・沢山の友達がいるのは良いことだーーと子ども時分は思っていた。 最近は、知り合った人をすぐに『友達』と呼べた頃を懐かしく思う。

 『友達』は「友人」と「知人」に分けられる――知人は多い、けれど友人は多くはない。そして友人は多くなくてもいいーー今の私はそう思っている。

 高校に入学した時、担任が「高校時代は一生つきあえる友人と出会える時だ」と話していたが、確かに、子どもも社会人になり、次の介護が始まるまでに温泉でも・・・のメンバーは高校時代の同級生だ。
 
 当然のことながら、私は嫁ぎ先の名字で呼ばれ、子育て中は、○○ちゃんのママ、と呼ばれていた。が、学生時代の友人とは、当時の愛称で呼び合う。つるっとしたお肌のぽっしゃりさんは『たまご』、公子さんは公の字から『ハム』、他にも『もーも』『ウルトラマン』等々。

 それぞれの生活があるので、卒業以来合わない友もいるが、顔を合わすとすぐに昔に戻れるのがいい。合言葉は「変わらないねー」。本心でそう思うのだが、30年以上たって変わっていなければお化けだわ・・と笑い合う。
 
 「関西に行くから会いたい」と久々に連絡受けて、どこを案内しようかと楽しみにしていたら、先方の要件は『観光(カンコウ)』でなく、『勧誘(カンユウ)』だった・・それでも私の中では、仲良し、とは呼べないが友人だ。 

 『友人』は『ともだち、親しく交わる人』と辞書にあるので、本来は『友人』ではないのかもしれないが、感覚は辞書通りいかないのが難しい。
                          (内藤 祐子)
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by mako0491 | 2015-06-11 16:57 | 女の視点
5.29掲載

ライブ、作品展示会を応援
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 大きな夢を見ては失敗を繰り返す父親を反面教師に「真面目にコツコツ生きる」と決めた主人公が、最初公務員になったが、やはりみんなに喜びを与えるパティシエになりたいと奮闘する朝のTV番組がある。

 夢の実現には不断の努力と周りの応援が欠かせない。和歌山市に在住し、大型電気店に勤務する増田智津さんは、夢を持つ市内の若者を応援するみんなのお母さんだ。

 毎月16日に「夢の会」を主宰。夢の実現にむけてライブ活動の応援、作品展示会、婚活イベントなどを企画し、開催する。また、「おしゃれしておでかけしませんか?」と、クリスマスなどにパーティを開いたりする。

 増田さんは寿司屋の職人と見合結婚し、持ち前の明るさと愛想の良さでお店も繁盛。2子にも恵まれ、幸せいっぱいの生活が続くはずだった。

 が、気持ちがすれ違い、価値観の違いにずっと悩んでいた。

 そのストレスからなのか、スキルス性の胃がんにかかってしまった。病気をひきがねに、ついに二人は別れる。

 子どもたちは、「お母さんは一人でも生きられるけど、お父さんは自分たちがいないと」と、父親のもとに留まった。増田さんが45歳の時だ。

 離婚して12年が経った今も、子どもたちの結婚式にも出るほど行き来があり、元夫婦はお互いを暖かく見守られるような関係が持てている。

 「夢の会」は、増田さんの誕生日である16日に、自宅でお茶会をすることから始まった。若い人に夢を持ってもらいたい。夢を語りあって、応援しあおう、といったノリで月に一度集まる。

 「一人でも多く、見知らぬ人同士が知り合えばと願っています。たとえば他人同士がぶつかった時、知り合いだと喧嘩にならないでしょう?」

 こう言って自分自身の夢の実現のためにも、次のステップに踏み出そうとする増田さんがいる。
                                       
                                 (中村 聖代)
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by mako0491 | 2015-06-01 09:28 | ヒト交差点

『おかん』

5.29掲載

平田昌広文 平田景絵

2009年 1512円
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・対象年齢:年齢に応じて読むことができます。(読んでもらうには)3歳から
(自分で読むには)5歳から大人まで 

 子どもの関心事のひとつ「今日の晩ごはん」。子どもは何度でも何度でも、聞いてきますよね。そして、自分が子どもの頃も聞いていたはず。そんな日常を親として、そして子どもに戻り、楽しめる絵本です。

<あらすじ>
 母親が昼食の洗い物をしていると、無邪気な息子が台所に現れました。「なあ、おかん。今日の晩ごはん なんや?」

 母親の反応はもちろん「はあ?今、昼、食べたばっかりやろ?なんで晩ごはん、考えなあかんねん」

 やっと洗い物が終わったと思ったら、息子は勝手にテレビを付けて言います。「なあ、おかん。明日、雨、降るんやって」

 家の中が静かになったと思いきや、息子は冷蔵庫から豆腐を取り出し「なあ、おかん。豆腐に砂糖入れたらプリンになる?」

 おかんは答えます。「なるわけないやろ。プリンは牛乳と卵。用もないのに冷蔵庫開けんといて」でも、まだまだ子どもと思っていても、息子は自分の領域はある模様。「あっ、おかん。グローブ勝手に触ったやろ!」「なにゆうてんねん!出しっぱなしにしとるからおかんがしまったんやろうが」。

 言い合いになっても、息子はおかん大好き。行くとこ行くとこ着いてくる。「なあ、おかん」「なんや?」「なあ、おかん」「だから、なんや?」「呼んだだけや」。「まったく・・・・・・」と言いながらも、おかんは笑顔でしゃあないな。

 床に散らかるクレヨン、本棚の裏に隠されたダンゴムシ、大事と書いた箱に入れられているガラクタ・・・隅々まで懐かしの子ども時代。

 せりふはネイティブ関西人の方々に関西弁の指導を受けて作成されたとか。自分の出身地の方言に変えてみれば、さらに楽しめそうですね♪。
                                (浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2015-06-01 09:02 | 絵本この一冊