わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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14.4.25掲載

人財開発、接遇コーチなどで強み引き出す


医療関係や企業の研修などでーー浅見葉子氏
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 「コーチング」といった言葉をビジネスや生活の場面で耳にすることがあるだろう。「リーフコミュニケーション」代表の浅見葉子さんは、和歌山市在住の、「人財開発」や「接遇コーチング」の専門家である。また最近はテレビや雑誌で話題のアンガーマネジメント(怒りのコントロール法)も取り入れている。彼女の仕事への思いを聞いた。 ( 中村 聖代 )


【仕事は大きく3つ】
 ・1対1のコーチング
 ・院内、施設内、企業内での継続研修
 ・各種団体や協会でのセミナーや講演会、執筆など
 
 「組織の次世代リーダー向けの人財開発支援をしていた中で、医療業界でも是非というお話があり、医療を受けられる方々と治療する側のコミュニケーション(接遇)の大切さは、コーチングの哲学と似ていると感じました。今では医療や介護分野でのお仕事が多くなっています」と浅見さん。
 
 医療機関で働いてきた経験からではない。患者家族としてだけでなく外部からの視点で、また自身が働く女性として長く経験してきたなかで、女性が携わることの多い医療や介護施設の発展を支援したいとの思いからだ。

【プロコーチになる前は】
 浅見さんは、和歌山市内に生まれ、東海大学卒業後、大阪府立大学大学院で物質科学を学んだ。大学院修了後は和歌山県内に事業所のあるゴム・プラスチック製品メーカーの研究所で技術者として製品開発に携わった。

 その職場には11年いたが、ずっと紅一点の環境だった。結婚・出産・育児という経験の中で、どう両立していけば良いのかを考え工夫する日々が続いた。
 
 その中でも大事なのはコミュニケーション力だと感じていた矢先、休憩室で偶然手に取った雑誌で「コーチング特集」を目にしたのがコーチングとの最初の出会いだ。

 自分自身にコーチングを活用し、「○○だからできない」ではなく、「どうすればできるのか?」を、自問自答するようになった。

 「傾聴し承認することから相手と関わり、仕事の業務改善だけでなく家事の工夫など、自分ができることを行動してみると周りから両立への協力も得やすくなりました」と、浅見さんは言う。

【離職後の気づき】
 プロフェッショナル・コーチとして独立しようと離職したわけではない。数年は初めての専業主婦生活を経験した。

 しばらくして「社会に出て役立ちたい」という思いがつのる。「自分に何ができるか」と書き出してみたら「コーチング」に行きあたった。そしてそのベースは技術者時代の経験で培われたもの。
 
 研究開発の多くは粘り強いトライアンドエラーの積み重ねの上にあり、理論や知識、経験だけでなく、発想や視点の転換など直感や感性も必要な要素。

 人の成長や人財開発、組織の活性化に向けた、強みや可能性を引き出すコーチという仕事は、理論と直感の両方をフル活用して、自分が相手をみる視点を変えたり、相手に違う視点や発想を与える質問を繰り返すこと。

 浅見さんはベースは同じだと言う。そして「必ず答えや能力は既にその人自身の中に備わっている」という粘り強い信念をもって関わっている。

【この仕事の先にあるもの】
 接遇・コミュニケーション力の向上は、治療を受けられる方だけでなく、職場のメンバー間やプライベートでもより良い人間関係を築き、人生そのものを豊かにすることにつながる。
 
 コーチング・コーチとは、相手の現状から目標へのギャップを埋めるために、双方向コミュニケーションによって気づきを与え、解決策や行動を引き出し、目標達成をサポートする人を言う。

 「子育てにおいてもコーチング的なコミュニケーションを意識することで、子供が自分の内側から答えを出して成長していく姿に助けられ感動しました」

 「コーチングは学ぶほどにとても奥深い。最初に感じた体系化された行動を引き出すコミュニケーションスキルは、実は自分自身のあり方や相手との信頼関係の上にしか成り立たない、一番の学びはそこにありました」。

 「あり方の中で自分の感情を整えるという事も大事で、アンガーマネジメント(怒りやイライラ感情のコントロール法)はとても大切な技術です。これからもお伝えしていきたいですね」と、浅見さんは語った。

 今後、和歌山県内で、浅見さんを活用して変わっていく医療機関や介護施設、企業が増えることを願う。
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by mako0491 | 2014-04-22 16:25 | アタマ記事
14.4.25掲載

心身ともに元気に

 私は和歌山市、橋本市、紀の川市を中心にヨーガを指導させて頂いています。私の教室には18歳~83歳まで幅広い年齢の方がヨーガの教室に来られていますがほとんどの生徒さんは女性の方で男性の生徒さんは全体の1割もいらっしゃいません。
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                            →写真はインドのヨーガの指導者

 男性の皆さんはどのようにご自分の身体のメンテナンスをされているのでしょうか?

 便利ではあるが複雑になってきている現在の社会で男性が働く事は容易ではありません。
 周りの状況はめまぐるしく変化し、その変化に対応しなければなりません。意識はいつも外側に向いているので自分の身体の感覚や感情の変化など感じる間もなく働かなければなりません。

 また過度のストレスを感じていると失体感症(身体の感覚が感じられなくなる)や失感情症(感情の気づきや表現が困難になる)を引き起こし、疲労しているのに疲労感を感じなかったり、過度のストレスがあるのにそれに気づかずに日々を過ごしている結果、肉体、もしくは精神の限界を超えて身体疾患や鬱病を発病するということになってしまうという事も少なくありません。
 
 働き盛りの男性の方は交感神経優位の方が多く、その状態はまさに止まっているのにエンジンをかけっぱなしの車の状態によく似ています。身体は止まっているのにも関わらず神経は常に激しく動いています。車の場合だとエンジンが耐えられなくなり壊れてしまいますが、人間の場合は自律神経の動きが正常に働かなくなります。その結果心身症になり原因のわからない腰痛、肩こり、または慢性疲労に悩まされることになるかもしれません。

 しかし、適切なヨーガを行う事で外に向いている意識を内に向けることが出来ます。目を閉じて普段は感じない身体の微細な感覚や呼吸を感じることで自分の今の状態を客観視する事が出来るようになり、またヨーガのアーサナ(ヨガのポーズ)を用いて身体に緊張と弛緩を繰り返す事で身体全体の筋肉をまんべんなく鍛えると同時にリラックス度を上げ副交感神経優位にすることが出来ます。

 副交感神経優位になっていくことで自律神経も正常な働きを行う事が出来ます。

  働き盛りの男性の皆さん。これからも心身共に元気に働く為にヨーガを騙されたと思って始めてみてはいかかでしょうか?

                                 (ヨガシャンティ主宰・神谷 弥生)
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by mako0491 | 2014-04-22 15:45 | 健康ナビ
14.4.25掲載

マヤ系先住民の教育改善を指導する邦人


 先日、出張で中米グアテマラへ行ってきた。メンバーは、上富田町の小出町長を団長に、和歌山大学の金岡さん、日高新報の玉井さんと私。

 国際協力の現場を直で見てもらうために独立行政法人国際協力機構(JICA:ジャイカ)が実施したものだ。

 グアテマラといえば、コーヒーが有名だが、約3000年の歴史があるマヤ文明の地だ。マヤ系先住民はグアテマラ人口の約半数を占め、皆丁寧に刺繍された民族衣装を着ていた。背は低めで、黒髪が美しく、働き者なのだろうか、至るところにとてもきれいな畑を作っていた。

 聞くところによるとルーツはアジア人らしい。それを聞くだけでも親近感が湧き、マヤ系先住民たちを出来るだけ多くの写真におさめたくなるのだが、彼らの中には写真が嫌いな人が多い。

 魂をとられるとか、神隠しにあうとか、写真やカメラに対して色々な「疑惑心」のようなものを持っている。なので、写真を撮らせてもらうときは必ず同意をもらってから撮影していた。

 グアテマラ西部のサンマルコス県に、上富田町出身の木村嘉秀さんが住んでいる。青年海外協力隊として、現地の小学校で教育改善活動をしているのだ。
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 私たちが木村さんの活動先である人口の98%がマヤ系先住民というコミタンシージョ村の小学校を訪れた時、たくさんの生徒たちが笑顔であいさつしてくれ、「私を写真に撮って!!」とせがんできた。子どもたちは写真を怖がる事はなかった。 

 ただ目の前にある新しい事に興味を持ち、目を輝かせている。マヤの伝統を重んじながらも、この子たちが新しい未来を作っていくのだと思うと、その過程に関わっている木村さんが羨ましくてならなかった。

                                       (野村 実里)
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by mako0491 | 2014-04-22 14:50 | 海外スコープ
14.4.25掲載


 それなりに体力には自信があったのですが、四半世紀を過ぎたあたりから、貯金していた筋肉を切り崩して、崩すだけならまだしも、溜めたくないものを溜めています。「脂肪」。しかも「内臓脂肪」の予感。近頃は小学二年生も「主治医が見つかる」「スーパードクター」とかをテレビで見つけると、チャンネルを合わせてくれます。

 二年生の気遣いをよそに、半ば諦め気味。ミッドサーティー(三十路半ばに)に差し掛かっている私。社会人になったばかりの頃、健康番組の進行役アナが言っていた「いつまでも あると思うな 若さと体力」の言葉。意味がよくわかる、お年頃になりました。
 
 万年頭痛。思い切って、脳神経外科の門をくぐりました。慶応ボーイの先生に市販の鎮痛薬のお世話になりっぱなしであることを話すと、精密検査に回され、脳をあらゆる角度から撮影。診断の結果は、「毎日穏やかに過ごすこと」。先生によると、病院で計測すると血圧の低い人でも、急激に上がることもあり、その時、血管が広がり周りの神経に触れて痛みを感じるそうです。

 「でも先生、仕事に行けばいらっとすることもありますし、家に帰れば宿題、お支度、ご飯!と常に闘いが…穏やかになんていられません」と言うと、失笑されました。そりゃ、先生のお宅のように、優雅なマダムできればいいけどさ、私には無理さ。

 刻々と変化、いや増量する身体と向き合いながら、青虫かと思う程の野菜を摂取してみたり、何かを抜いてみたり(炭水化物、油分など、試せることはいろいろと)。毎日の右往左往っぷりで、消費カロリー上がらないかなと思いながら、今日も走りながら考えます。
 
 ああ…一番は、二年生よ。あなたを産むまでは細く、若かったんだよ…お願いだから、お腹のお肉をつままないで。あったかいって段腹に入れないで。トホホ…

  ミッドサーティー、私だけじゃないことを祈る…
                                           (田中 麻衣子)
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by mako0491 | 2014-04-22 14:26 | 女の視点
 4・11掲載

 和歌山の桜の名所も散り始め、落下しきりの状況になりましたが、11日(金曜)から大阪・造幣局桜の通り抜けが始まります。
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 17日(木曜)までの7日間。平日は午前10時から午後9時まで、土曜日・日曜日は午前9時から午後9時まで。ぼんぼりに照らされた夜桜は明治時代から続く風物詩です。
 
 今年の花は「松前琴糸桜(まつまえこといとざくら)」。

 造幣局のホームページから引用すると、「松前琴糸桜」は、北海道松前町の浅利政俊氏が昭和34年北海道松前町で毬山家の庭にあった無名の八重桜の種子から作り出した桜。花弁数は40~45枚で、開花後は紅色から淡紅色となります。

 今年は131種350本。新たに「笹賀鴛鴦桜(ささがおしどりざくら)」が登場するそうです。原木が長野県松本市笹賀地区にあり、百瀬氏が自宅で栽培していた大島桜の種子より育成選抜されたという桜です。

 関山(かんざん)、紅手まりなど八重桜が咲き競う。この色の多彩さがまだ見事です。

 桜色は普通、ピンク色と表現されるが、厳密に見ていくと、何十通りかに色分けされるそうです。

 世界共通の「マンセル標準色素」からみると、最も数の多い関山は明度8、彩度6の赤紫で、ライトパープリッシュピンク。洋名は「モーブ・ミラージュ」と呼び、「はかないしんきろうのようなピンク」と訳すそうです。
今年は男性のシャツにもピンクが流行するとか。

 そんな分析のうんちくも知っていけば、通り抜けの八重桜を見る目も一段と興が乗るのではないでしょうか。

 (交通)南海和歌山市駅からだと、天下茶屋で乗換、地下鉄堺筋線南森町駅下車10分程度。

                            (淡 美輪)
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by mako0491 | 2014-04-11 17:55 | お勧めスポット
4.11掲載

エクトル・シエラ作
やまうちかずあき絵

鈴木出版 2004年 1155円

対象年齢:年齢に応じた読み方があるようです。
(読んでもらうには)3歳から
(自分で読むには)小学生から大人まで 

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 作者は外国語の先生。日本語なまりの言葉も十分伝わるし、かわいいと思います。何事も完璧でなくてOK!自信と勇気がわいてきます♪

<あらすじ>
 おたまじゃくしがカエルになりました。
 小さなカエルは他のカエルと同じように元気に飛び跳ねます。「ピョンピョン」。
 
 池にも飛び込みます。
 「ポチャーン」。

 でも、まだ他のカエルのように「ケロケロ」と鳴くことはできません。「いつ、みんなみたいに鳴けるようになるのかな?」
 小さなカエルは練習します。でも、鳴き声は「ケ・ケ・ケ」。
 「みんなの前でケケケって鳴いても大丈夫かな?」

 カエルは池を飛び出し、他の誰かに聞いてみることにしました。
 早速、アヒルに出会いました。アヒルは「クワックワッ!」とごあいさつ。カエルは「ケケケ」で良いのか迷って、何も言えません。

 しかし、耳を澄ますと、様々な声が聞こえました。おんどり、うし、ひつじ、ぶた。みんな違う鳴き方をします。

 かえるはみんなの前で「ケケケ」と鳴いてみました。みんなはかわいい、上手とほめてくれます。嬉しくなって、どんどん鳴きます。鳴けば鳴くほど上手になります。そしてついに・・・

      * * *
 最初の第一歩は勇気がいるからこそ、お互いで励まし合いたいですね。

                            (浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2014-04-11 17:43 | 絵本この一冊
14.4.11掲載

 桜の時期は、あっという間。落花しきりの中、花びらのじゅうたんを踏みしめ、そぞろ歩く。
 今年は特に寒かったので開花が遅れるのかと思いきや、4月に入るやいなや一斉に咲きそろうソメイヨシノたち。本当に自然の力は不思議だ。

 桜といえば、新入生や新入社員たちが胸を膨らませて人生の門出に立つ姿が良く似合う。私たちが覚えている入学風景の中には、必ず桜があるのではないだろうか?

 遅咲きの三男が、今年やっと仕事が決まり、埼玉県に行った。3か月の研修期間中は寮での生活なので最低限の身の回り品を持って出たのだが、赴任先は関東信越地方限定ということなので、本人は「もう二度と帰ってこない」と決心しての門出だ。

 男子が親元近くで生活するというのも、いつまでも親離れしないようで心配だが、はっきりと宣言されるのもまたさびしいものだ。 
 「盆や正月には帰っておいで」「何かあったらすぐに連絡を」と言ってはみるものの、自身を振り返ってみても、「待っている者の気持ち」も考えずに、つきすすむであろう様子が目に浮かぶ。

 本当の意味での大人になったとき、親の気持ちに気付くことだろう。それまでは気長に待つしかない。と自分に言い聞かせている。

 それにしても昔の人は偉かったなあ、幼いころから親元を離れて生きていたのだから。  

 桜にまつわる話は色々あるが、蛇足であと一つ。最近見た映画「サクラサク」では憧れの藤竜也が痴呆症でオムツする老人に。
 いつか来た道 
 いつか行く道 
 心に咲く花は季節を選ばない
 と、さだまさし(映画の原作者)は歌う。
 
 心に咲かせた花は、なお美しく咲き誇りたいものだ。

                                    (中村 聖代)
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by mako0491 | 2014-04-11 17:37 | 女の視点

オーガニック静かな人気

14.4.11掲載

オーガニック静かな人気

 Vegan(ヴィーガン)という動物性のものを必要としないライフスタイルが注目されている。
 「動物を傷つけないですむことだけでなく、植物性の食品を生活の中心に据えることによって、心と体のバランスを取り戻すことができる」ーーという考え方だ。
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 和歌浦・玉津島神社近くにある、オーガニックテラス「カルパの月」はそんなコンセプトで静かな人気。
 オーナーの橋本美奈子さんは、野菜ソムリエでもある。

 農薬や化学肥料に頼ることなく、有機肥料などによって土壌の持つ力を活かした、地元提携農家から届くフレッシュな野菜を中心にした体に優しい食材を使う。

 ランチなどにも牛乳や卵、白砂糖を一切使用していない。
 スイーツもパンも天然素材で作る。例えばバースデイケーキのビーガンケーキ=写真=は、卵も白砂糖もバターも使わず、植物性食材だけで作る。

 経営的には楽ではないと思われるが、そんな先駆的な店が徐々にファンを増やしつつあるのは頼もしい。

                         (秋葉 芽衣子)
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by mako0491 | 2014-04-11 17:23 | ちまたで近ごろ流行るもの

発芽玄米など旬の食提供


4.11掲載

地産地消、米国人の夫らと進める

 食生活の健康志向が高まっている中で、和歌山でも女性のユニークな活動が目立つ。田辺市で発芽玄米、発酵食品を軸にした店を米国人の夫と運営、紀南地域の仲間たちと地産地消の輪を広げている。その幅広い活動ぶりを追った。
                                (秋葉 芽衣子)

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・県産の旬の材料で
 田辺市で発芽玄米にこだわった「お弁当カフェ 発芽家」で、徐々にファンを増やしているのは米国人のトッド・バンホーンさんと宏実さん。

 毎日、小さい厨房から、和歌山県産の旬材料を使ったお弁当が作られる。自家製のお米の減農薬発芽玄米や、手作り発酵食品、無農薬や減農薬野菜がたっぷり入ったお弁当をあちこちのイベントでも提供する。

・和太鼓の会で出会う
 アラサ―の宏実さんの料理の分野での経歴をざっとたどるとーー。

 大阪・あべの辻調理師学校の料理全般(フランス菓子も少し)卒業後、大阪心斎橋のフランス料理店で2年修行、後に田辺市に戻り、実家のレストランで手伝いをしながら和太鼓を始めて、トッドと出会う。

 ちなみにトッドさんは米国から淡路島の洲本に遊びに来て、日本がすっかり気に入り、その後田辺市で英語の先生を務める。趣味の会での出会いから結婚に至る。

 宏実さんは知り合いから料理を教えてほしいと依頼を受け、「Kitchenスローフード料理教室」を立ち上げる。添加物を使わない、ダシから始める本格簡単料理(和・洋・中・イタリアン・簡単デザート)を3年間続けた。
食育にも興味を持ち、イベントで子供教室や月一で出張料理教室なども行っている。 
 
 結婚後、トッドさんの故郷、西海岸のオレゴン州のポートランド市で2年半暮らす。 向こうでもアメリカ人経営の和食レストランなどでキッチンシェフの仕事をしていた。

・マルシェに積極参加
 3年前の2011年には地元に戻り、自家製発芽玄米を使える店を出したいと計画を練った。
 色々な料理をしていく上で、二人とも「地産地消、保存食や発酵食、旬を感じられる食が一番!食を通して何かできる事から発信したい」という気持ちから「お弁当カフェ 発芽家」をオープンする。
 
 2013年には、愛娘の咲来(にこら)さんが産まれ、発芽家の店内ランチは休業したが、色んな出会いで、マルシェなどのイベントに数多く参加。田辺を中心に、志を同じくする仲間をふやしている。 
 料理以外でもトッドさんは「英語で絵本の読み聞かせ」を開き、地元の子どもたちと交流を深めている。

 :発芽玄米とは=玄米をわずかに発芽させたのが発芽玄米。発芽の際に眠っていた酵素が活性化し、出芽のために必要な栄養を玄米の内部に増やしていく。そのため、玄米よりも栄養価が高い。さらに硬い糠もやわらかくなるため、白米と同様に手軽に炊飯できる(日本発芽玄米協会)
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by mako0491 | 2014-04-11 17:14 | アタマ記事

3.28掲載

熱い思いが病を克服

「健康生きがいづくり一座」のふれあい公演も、立ち上げから、もう14年になる。南京玉すだれ、フラダンスに、舞踊、腹話術等々、それぞれが一芸を磨き、みんなに喜んでほしいとの一心で練習に励んでいる。

いつも「俵星玄蕃(たわらぼし げんば)」の勇壮な踊りを舞ってくれる一座の花形の副座長が、去年、大きな病気をした。足に力が入りにくい。手の力も弱く、おしゃべりも、思うように単語が出てこない。本人が一番、悔しくて、もどかしい思いだっただろう。

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退院後、少しでも早く舞台に立ちたいというが、「俵星玄蕃」はまだまだ無理である。その時彼が一座で披露したのは、大道芸の皿回しだ。身体をカバーしながらも、素晴らしい舞台だった。

しかし、奥さんが踊る「岸壁の母」の舞台を眺めながら、踊りたいのだろうなあと、彼の気持ちが伝わってくる。
彼のお気に入りは、奇跡の水と言われる水素水。足首の強化のため、ダンベルの一番軽いものでの筋トレ、それに散歩は欠かせない。

「俵星玄蕃踊ります!」
彼の言葉に力強い決意があった。ある公民館シニアカレッジ終了式。一座座長による生きがい講演の中での時間が、彼にとっての、一年振りの「俵星玄番」の復帰舞台だった。

練習!練習!の繰り返しで、控え室で、何度も振りを確認する。舞台にスクッと立った姿は、感動だった。
 振りを決める場面は、さすがに格好よくビシッと決まり、感動の復帰舞台を務めた。

90歳という年齢でのエネルギーに、シニアカレッジのみなさんからも感動の声が湧く。
たった一年で、「俵星玄番」復帰の舞台を見れるなんて!

90歳!
私たちが、90歳で彼のようにエネルギーがあるかと問われれば、自信はない。
健康が先か?
生きがいが先か?
健康も大切!
生きがいも大切!
 
 (市野 政子)
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by mako0491 | 2014-04-11 16:59 | ヒト交差点