わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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イーグルス優勝に思う

東北楽天イーグルスの日本一で今季プロ野球は終わった。学生時代を過ごした和歌山、関西圏にはセパ両リーグの球団があり、また地元を愛し球団を愛するファン、甲子園が近く高校野球ファンも多い。

幼少期は名古屋圏(端の地域だったので、食文化や方言は名古屋と関西の融合でした)、最下位でも「月刊ドラゴンズ」を愛読し、ヤクルトとはいい試合ができる中日を父や祖父とともに応援していました。そう、闘将星野仙一が誕生した頃。子どもながらにあの怒りっぷりは目を疑うこともありました。

当時選手として闘将の元にいた方々は引退して、解説者や指導者に。野球中継で一塁コーチとして選手の後ろに映った人が見覚えある、なんか大きい番号付けてる人、あっコーチかと名前を読むと「おお、ここでコーチやってるんや」ということもしばしば。
 私の中の「選手」は…そう、もうその位時が流れているのです。認めたくないけれど、事実です。はあ、打って走って守ってるのは、ほぼ年下。私より上の選手は、「大ベテラン」って実況や解説者に言われています。トホホ。

 そんな思いに浸りながら、久しぶりに野球中継に見入った今年の日本シリーズ。選手も監督・コーチ・球団スタッフ、そして創設から40勝もできない頃から応援しているファン、これまで関わった選手も監督もコーチもスタッフも含めて、一丸で戦い為し得た日本一。

 ユニフォームは変わっても闘将星野を見てきた星野ファンとしても熱くなりました。みんなにおめでとう!

 そして、来春は和歌山出身の小久保監督がWBCの指揮官。星林で甲子園出場経験がない中、東都大学リーグで活躍し、プロ選手が主な五輪に大学生で唯一選出され、その後プロ入りした彼の采配に注目。

 今年もあとわずか。箱買いしていた有田みかんとバイト終わりに通った和歌山ラーメンを思い出す季節に。刺激された「闘志」は、来年の目標に…還暦を越えてもなお健在な星野監督。脱帽。 

               (田中 麻衣子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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by mako0491 | 2013-11-22 14:32 | 女の視点

絵本この1冊

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11.22掲載 

『あっ!じしん』

金子章著 鈴木まもる絵 

 学習研究社

2004年 1050円

http://tinyurl.com/mkc7b7l

対象年齢:年齢に応じた読み方があるようです。

(読んでもらうには)4歳から

(自分で読むには)小学生から大人まで

 

「地震」から命を守るためには知識と行動が欠かせません。でも、講演会は楽しくない&防災の準備もめんどくさいって感じることありませんか?

そんな時こそ絵本。普段の生活の中で楽しみながら防災対策が身に付きますよ♪

<あらすじ>

ある日のことです。

 「グラッ グラ グラ」地震がおこりました。「こわい。」

ようやく地震がおさまりました。どうして地震がおこるのかなぁ、お父さんに聞きました。さらに、どんなことが起こるのかも。

想像してみてください。みんなが住んでいる家やマンションはどうなりますか?

泥棒やお布団が落ちる。ねずみが驚き、水槽の亀が逃げる!本棚が倒れ、電線が切れ、ドアが開かなくなる。

保育園、幼稚園、学校では?ピアノが倒れ、地面が割れる。理科室の骸骨が踊り、ベートーベンの絵が落ち、腰がぬける。

商店街やコンビニ、デパートでは?信号、電気が消え、看板が落ちる。おにぎりが飛び、ケンタッキーの人形が倒れる。さらに地下街、地下鉄。山、川。津波。


 津波のことが大震災の前から言われていたとは知りませんでした。

地震は怖いもの、どうにも出来ないものというものから、一歩踏み出せそうな気がしませんか。


 凝った描写からみんなで「何があっても、一生懸命生きる力」をはぐくみませんか。

                  (浦田 ひろみ)


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by mako0491 | 2013-11-22 14:09 | 絵本この一冊
石仏拝んで、2時間で巡礼できる 

 「白浜もいいけど隣の椿温泉はもっといいよ」という知人の温泉通に勧められ、美肌の湯に浸かってきました。

 大正時代から病に効く湯治場と知られる椿温泉は熊野古道「大辺路」を訪れ、歩いた多くの旅人の疲れを癒してきました。 ところが、バブル期以降、ホテルが3軒つぶれて、現在は6軒の温泉旅館・民宿だけになってしまいました。

 そこで、住民が中心になり、地域振興を図る運動を展開。施設として、「椿はなの湯」が平成22年に開業しました。この良質な温泉を源泉かけ流しで堪能できる公衆浴場(500円)と無料の足湯を備えています。

 紀州材を使った建物はモダンで、若い人たちにも人気が出ているようです。社団法人の運営で、観光案内・地域特産品の販売も行い、住民と来訪者が共に集い交流できる施設として道の駅にも登録されました。 

 泊まったところは、「海鮮居酒屋の宿」。宿泊4組だけの小さな宿。ひらめの姿造りを堪能しました。味よし値段も合理的で、何度も行きたい居酒屋プラス民宿でした。

 翌日は、近くの小高い椿山公園に登りました。ここの見どころは「椿新西国33ヶ所巡り」――西国33ヶ所巡りにちなんで、霊験あらたかな33体の石仏=写真=を奉安したもので、1.5kmの散策路が設けられています。
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 西国33ヶ所は、近畿と岐阜に点在する33所の観音信仰の霊場の総称です。これらの霊場を札所とした巡礼は日本で最も歴史がある巡礼行です。

 「33」とは、観音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために33の霊場を巡拝することを意味します。

 現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされています。

 椿山公園の山道ルートは2時間で巡礼できて、石仏も可愛く、すっかり気に入ってしまいました。

                               (水上 眞琴)
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by mako0491 | 2013-11-22 12:48 | お勧めスポット

2013・11・22

県の男女共同参画推進センター

元センター長の神徳さん、基礎作りから発展に一役
 

 性別による固定的な役割分担意識を反映した制度や、慣行による不平等は根強く残り、社会参画を求めながらもその願いがかなわない人々が今も多く存在する。「男女共同参画社会基本法」が平成11年に制定され、男性も女性も、意欲に応じてあらゆる分野で活躍でき、安心して生き生きと暮らすことができるよう、国や県の試みがなされている。和歌山県の拠点「りぃぶる」センター長を務めあげた神徳佳子さんに話をきいた。

  (中村 聖代)


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【選挙手伝った縁】
 神徳さんは高校を卒業後、大学への進学を考えていたが、失敗。たまたま浪人中に県議会の選挙のアルバイトを経験し、働き方を模索していたところだったので県庁の仕事に就きたいと思い直し、正式に職員として受験、採用されたのだった。

【女性職員の仕事】
 県庁といっても、当時の女性職員の仕事はやはり男性の補助的な内容が多かった。またそれが当たり前の風潮だった。企画立案といった仕事は男性がやり、お茶くみ・給与計算・伝票の起票といった事は女性がやるという具合だ。神徳さんも最初の数年間は疑問を感じることなく、仕事をこなしていたのだった。その時代、結婚後は退職して家庭に入る女性も多かったこともあると言う。

 しかし長年務めるうちに、男性だけがどんどん新しいことに挑戦できるのに、女性は十年一日のごとく同じような内容の仕事が多いことに疑問を感じるようになった。

【産後職場に復帰】
 昭和49年に同じ職場の男性と結婚後、出産。8週間の産休明けには秘書の仕事が待っていた。2人目の子供を出産後に復帰した場所は、ある事業部門の企画立案のサポートだった。ちょうどその部署が手薄だったためだが、彼女にとっては初めての経験だ。今までは男性がする仕事だと思い込んでいたが、女性の自分でもやれると知った。とても面白く感じ、一層仕事に励んだ。

 結果、さらに仕事を任せられるようになり、といった好循環が続いた。

【女性たちで勉強会】
 そうこうするうちに、県庁内のある女性グループに誘われた。ジェンダーフリーをめざし、自分の意識を変えていこう、更にまわりの意識も変えていこうと30~40人ほどが集まった。年に4回の勉強会や、一緒に旅行などを行っていた。

【男女共同参画事業】
 「男女共同参画基本法」制定に先立ち、県は、活動と交流の場として、男女が喜びも責任も分かちあいながら社会のあらゆる分野へ参画することを支援する拠点施設「りぃぶる」を平成10年12月に和歌山ビッグ愛にオープンした。彼女は、そのセンター長として3年間勤務したのだった。

 彼女はそれまで、色々な課の課長や副課長を歴任し、「男女共生」と声を大にしてきた結果というより、自然な流れの中でその職に就いたのだ。
 
 任期中、彼女は紀南地方への「男女共同参画推進活動」に力を入れた。市内に比べ、まだまだ意識の浸透がなされていないと感じたからだ。そうした啓蒙の成果が表れ、女性グループが数々できた。女性だけが対象の相談も、片手落ちだとして男性を対象とする相談も始めた。
 
 彼女たちの基礎作りの努力で、「りぃぶる」はさらに発展、多彩な活動が評価されている。新しい女性のネットワーク設立の動きもある。

【定年後の生活】
 県庁時代はDV(家庭内暴力)問題や人材育成の仕事にも多くかかわってきた神徳さんだったが、子供たちへの支援という部門は弱かったと、定年後敢えて子育て支援活動の講座を受けた。それをきっかけに、主催者だった「WACわかやま」のスタッフとなった。現在は主要メンバーとして障がい者を意識した旅サポートなどの企画立案を行っている。
 
 また、それまで習っていた二胡の演奏に更に力を入れ、「二胡来堂」という洒落たネーミングで、仲間たちとボランティア活動が主眼の演奏会を行っている。
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by mako0491 | 2013-11-22 12:32 | アタマ記事
コラム 名品発掘


海を舞台に「メッセージ・イン・ア・ボトル」


e0171960_3425991.jpg  海が好きで、時間があればあちこちの海岸を歩く。最近は加太の海をこよなく愛する一人だ。 
 加太は和歌山市の西端にあり、万葉の時代から、潟見の浦と詠まれていた景勝地で、紀淡海峡に面して美しい海岸線が続いている。

そんな加太の海を連想させる、ノースカロライナの辺鄙な海でのロマンを紡ぐのがアメリカ映画の「メッセージ・イン・ア・ボトル(1999)」


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シカゴの新聞社で調査員として働くテリーサ(ロビン・ライト・ペン=写真上)は、休暇中の海岸でビン入りの手紙を拾う。そこに書かれていたのは、いまは亡き妻に贈られた愛のメッセージ。

さまざまな手がかりからビンを流したと思われる男性をつきとめたテリーサは、彼ギャレット(ケビン・コスナー=写真下)を訪ねてノースカロライナの家へ。

手紙を見て来たことを切り出せないまま、ギャレットと愛を深めていく。しかし、ついにギャレットが手紙の件を知ってしまう日が来た……。

 テリーサか?亡くなった妻か?ギャレットの心は揺れ動く。
 慌しいシカゴの都会とノースカロライナの静かで美しい田舎の海との対比。
 最終的には「悲恋」に終わるところもハリウッド的でない良さ。

 ハッピーエンドを期待した観客を裏切るような、一種のどんでん返し。ネタばれになるのでストーリーはここまで。
 
  息子想いのやさしい父親に名優ポール・ニューマンが好演。
 人もほとんど見かけない田舎の海を舞台にした親子の交流がしみじみとした味を醸し出している。

(水上 眞琴)
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by mako0491 | 2013-11-09 03:46 | 名品発掘

京都・先斗町

1・8 お勧めスポット

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祇園しのぐ夜の人気スポット

 京都の紅葉狩りの帰りに先斗町に行ってきました。かなり敷居が高いと思っていましたが、いまや京都の夜の情緒を味わうのであれば、祇園よりも先斗町に人気が高まっています。

 地元の「先斗町のれん会」(88店加盟)などの地道な努力が実って、歴史を生かしながらの大衆化路線が定まってきたとも言えます。

 最終的には、お茶屋さんと飲食店が融合したまちとして、「芸妓さんや舞妓さんが歩いてふさわしい景色こそが先斗町の様子であること」が大きな目標になっているそうです。

 高瀬川の東、鴨川の西にあり、三条から四条まで約500米、横幅2―3米の狭い通りで、お茶屋とモダンな店、和と洋、新と旧が軒を連ね、外国の観光客が大勢歩いています。
 
 安政の時代になって、芸者嫁業の公許が下り、祇園と並ぶ花街として有名になりました。

  べんがら格子の家が両側に建ち並んでおり、東西に五十番まで数える大小の路地があり、 その薄暗い路地が魅力になっています。幕末に勤皇と佐幕に分かれて抗争した志士たちが、追われてこの路地に身を潜めたり、待ち伏せしたりしたそうです。
 
 先斗町の語源については、東が鴨川(皮)、西が高瀬川(皮)、皮と皮にはさまれた鼓を叩くとポンと音がするのをモジって、ポント町の名が生まれたとも、ポルトガル語の「PONT」からきているとも言われています。

  さて、居酒屋並みの合理的な価格で美味しいおばんざいの店に入りました。大将は愛想なしですが、腕前は折り紙つき。店の入口は先斗町に面していながらも隠れ家のような雰囲気で、リラックスできます。

  京野菜と氷見漁港の魚など新鮮な素材を食し、平安時代から抜け出てきたような知識豊富な女将との会話を楽しみました。独特の魅力を持つ店は多く、それぞれファンが付いています。
 
 これから本格的な紅葉シーズン、一杯飲んだ後、近くの青蓮院、高台寺などのライトアップ見学もお勧めです(12月8日まで午後9時半受付締め切り)。

                                             (淡 美輪)
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by mako0491 | 2013-11-09 03:08 | お勧めスポット

多彩ですよ映画館

11月 8日付け「女の視点」

秋ですねぇ、映画館へ行こう

 秋と言ったら食欲?読書?私は映画の秋です。最近、映画館に行ったことありますかぁ。なかなかデラックスタイプの映画館が多くなりました。

 郊外型なんてのはお買い物も出来て、ついでに映画観て食事も出来ると言う主婦には、うれしいやんかぁ~な場所です。

 映画のチケットも色々バリエーションに富んでて、私がよく利用するのは夫婦50割引。知ってますかぁ~。夫婦のどちらかが50歳以上なら一人1000円で映画が観れます(近頃は年の差婚も多いから20歳の奥さんでもだんなが50歳なら1000円で観れちゃいますよぉ)。

 他にもレイトショウや早朝割引、高校生向けの仲間割り(3人)等。座席なんかもゴージャスで、ドリンクホルダー・傘立て・ブランケットの貸し出し等いたれりつくせり。

 今時はレンタルビデオもパソコンでお家のポストに投函してくれたりするけど。映画館で観る醍醐味は?って聞かれたら、やはりあのスクリーンの大きさと、私にとっては知らないもの同士が1つのシーンに感動する同じ空間があること。

 今までポップコーン食べながら観てたおじさんが急に手を止め見入るシーン。そしてクライマックスがきて、良い映画の時なんかは、誰ともなくため息がもれたりする。エンドローブが流れ会場に明かりがつく。みんなそれぞれ席を立っていく。自分の世界へ帰っていく。非日常から日常へ・・何か素敵やん。

 そう思いながらだんなとふたり今晩の夕食は回転すしにするか中華にするか話しながら映画の半券あるのを確かめる。

 郊外型映画館は半券で食事がリーズナブルになるというおまけつき。何か最後までええやんかぁ~!
みなさん、素敵なひと時を映画館で共有してみませんかぁ~。
                                               ( 駒 昌子)
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by mako0491 | 2013-11-09 02:59 | 女の視点

書家の人生の軌跡

11月8日付けあたま

北原美麗さん、和歌山の高い

レベル背負って奮闘


 県下書初め会、年3度の競書会、市民憲章など特長ある教育書道のしくみを持つ和歌山県は、特に書道が盛んな県であり、全国的にレベルも高い。これらは天石東村氏をはじめそれに続く多くの師によって脈々と受け継がれている。その流れを汲み、現在は、「美文字講座」を開設している書家の北原美麗さんに紀望塾(当NPO共催の研究会)で話を聞いた。

                                              (中村 聖代)


研究会で発表する北原さん(中)

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 【旧家に嫁いで】
 美麗さんは東京オリンピック開催の年、1964年和歌山市内で生まれた。短大卒業後21歳で結婚し、3人の子供を出産。高校時代のバトミントン部のОB同士で知り合った夫の実家は、井戸や土間のある旧家で、舅や姑をはじめとする10人の大世帯だった。朝早くから夜遅くまで家事と育児に専念する毎日を送っていた。

 そんな中で唯一自分の時間が持てたのは、子供のころから続けてきた書道だった。1991年に師範免許を取得。2年後には自宅で教室を開くことになる。以来なんの疑問も持たず、子育てと家事、そして書道の毎日が続いた。

 そんな人生を、変えるきっかけとなる二つの出来事があった。
 一つ目は母を亡くしたこと。嫁ぎ先への遠慮から、長年里帰りもままならなかったが、2006年、余命10ケ月の癌だと宣告された母親のもとに帰り、数か月付き添った。

 【FM和歌山に出演】
 書道を教えてはいたが、人前で話すことが苦手だった美麗さんは、色々なカルチャースクールの「話し方教室」に通った。和歌山市にある全ての講座を終了した後は、大阪天満まで通ったこともあった。

 ある時、お世話になった先生からFM和歌山のパーソナリティの仕事を紹介された。月曜日の夕方、2時間の生放送「バナナドライビングミュージック」という番組だった。
 全くの素人からの出発だったが、アナウンス教室に通うなどしながら3年間頑張った。

 【自身にも癌宣告】
 二つ目は自分自身の病気だ。FMでのパーソナリティの仕事は最後まで満足できる域までは達しなかったが、三年目に入ったころ、今度は自分自身に癌が宣告される。青天の霹靂だった。幸い発見が早かったため手術も成功し、今は元気だが、この時を境に残りの人生を考えるようになった。そして常に自分の傍にあったのは書道だと気付く。

 【フリーで活動】
 2012年、それまで書道家としての活動の大部分を占めていた所属団体を脱退、各協会の役職も全て辞任した。今は全くのフリーの書家として日々様々な活動に取り組んでいる。

 それらの活動は大きく3分野に分けられる。書道教室を中心とする教育書道、芸術家としてアート書作品を創り出す書道作家、そして、依頼に基づき文字を書くことを生業とする筆耕業である。

 それら三つに共通する基本として、昨年より取り組んでいるのが「美文字講座」だ。これは手本通りに真似るのではなく、これまで長年培って確立した美麗流美文字の法則を会得してもらうことを目的としている。

 「理論とルールがわかれば、もうどんな字がきても大丈夫です」と、美麗さんは言う。この講座は、要望に合わせて団体やグループ毎に時期や場所を設定する訪問講座も行っている。

 【今後の夢は】
 美麗流美文字の理論の普及に力を入れることで、世界的にも美しいフォルムの漢字かな交じりの手書きの文字を、日本人ならすべての人が書けるようになること。このことが、自身が育てられてきた書道界への恩返しでもあると思っている。 

 以前はよく「NHKの大河ドラマのタイトルを書きたい」と公言していたが、いまではそれも夢の通過点でしかなくなってきた。

 未来の子供たちに、手書きで美しい文字が書けることを残し伝えること、そして美麗流フォントを作ることが大きな夢となっている。

 そのためにも自分自身が広告塔になって、県外へ、そして世界へと活動の幅を広げていきたい、と美麗さんは語ってくれた。
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by mako0491 | 2013-11-09 02:53 | アタマ記事

絵本ーおじいちゃんが


10.25絵本

『おじいちゃんがおばけになったわけ』

キム・フォップス オーカソン著 エヴァ エリクソン絵 菱木 晃子訳 

あすなろ書房 2005年 1365円
http://tinyurl.com/lmmbevb

対象年齢:年齢に応じた読み方があるようです。
(読んでもらうには)5歳から
(自分で読むには)小学生ごろから大人まで 
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<あらすじ>
 ある日、エリックのおじいちゃんは心臓発作でなくなりました。おじいちゃんが大好きなエリックは悲しくていっぱい泣きました。

 ママは「じいじは天使になって天国に行くのよ」。パパは「土になるんだよ」となぐさめます。

 その夜、じいじがお化けになってエリックの部屋に現れました。喜ぶエリック。対して、じいじは困り顔。この世に忘れ物がある場合、おばけになるそうです。

 二人はじいじが忘れた何かを捜しはじめました。ある夜は、じいじの家。ある夜は街の中を。じいじは様々な事を思い出しました。

 小さい頃、兄からお古の自転車をもらった事。ばあちゃんとデートした事。庭で取れたイチゴ。若いころの職場。友達との飲み会。

 でも、何か違います。そしてついに、じいじは見つけました。

 じいじはエリックに話しかけます。「お前とわしでした事を思い出してごらん」。エリックは思い出します。じいじの庭で落とし穴を掘った事。サッカーで花を台無しにして怒られた事。一緒に作った砂のお城。じいじが歌うおもしろい歌。

 さて、じいじが忘れていたものはなんだったんでしょうか。私たちも大きな愛につつまれますよ♪

                                  (浦田ひろみ)
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by mako0491 | 2013-11-06 00:29 | 絵本この一冊

女性の公務員試験

10月25日付け視点

大阪府・市、大量採用の波紋

 大阪府・市の2013年度職員採用試験で、事務職(大卒程度)の合格者の約8割が女性という結果になりました。
 
 教養問題を廃止し、エントリーシート(ES)や論文など「人物重視」の試験に切り替えたところ、女性比率がアップ。女性のアピール力の高さが浮き彫りになりました。

 府・市は「男女半々が理想で、ここまでの偏りは予想外。女性に有利になっていないかなど試験変更の影響を検証したい」とコメント。多くの男性諸氏の反対意見を見聞きするにあたり、今回の採用結果だけをもって、「女性が多いのは問題だ」と結論付けるのはどうかと思います。

 私たちは小・中・高・大学と男子と一緒に勉強し、性による差別を感じることなく育ってきました。ところが、社会に出るとなったとたん、男性とは違うのだと、否応なく意識させられ愕然となります(私の世代では、民間企業からのリクルート案内量に圧倒的な差がありました)。

 男女雇用機会均等法が制定された今でも、同じように感じる女性が多くいると思います。

 そうした女性たちが、利潤を追求する企業と異なり、女性だからといって区別されることのない公務員を目指すのは至極当然のことと言えます。現に小学校の教育現場では、かなり以前から女性が多数進出しています。

 「女性の地位向上や、女性の活躍というのは、国全体で推進すべきテーマで、血税を投入している役所だけが、職員の半数が女性、3年間の育休を一人2回計6年、育休取得後多くは退職、穴埋めにまた女性を採用、というのはけしからん。国全体で、平等にやれ。役所だけでやるな」。――いう意見もありました。

 一見もっともなようにも思えますが、まずは開始しないと一歩も進まないのです。予断や偏見を捨て、長い目で見てほしいものです。

                                             (中村 聖代)
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by mako0491 | 2013-11-06 00:16 | 女の視点