わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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キャリアとノンキャリア



 無用な争いはない 

 キャリアとノンキャリア。国家公務員や警察官といった公務員の世界で使われます。

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 かの有名な「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだ!」のドラマや映画で、国家公務員一種試験に合格し警察庁に採用され、警視庁にいる警察キャリア官僚と、脱サラ警視庁警察官たちが登場するシリーズ物。仕事を通して彼等は、ぶつかりながら組織の慣例を飛び越えて、結果を重ねていきます。
 
 数年前、キャリアとノンキャリアと10日間仕事をする機会がありました。おそらく私の仕事人生では最初で最後の機会、体得しなくてはと思い、彼等の様子を観察していました。
 
 彼等は様々いわれていますが、長時間よく働きます。明け方まで働き、仮眠してまた明け方まで働きます。それはキャリア、ノンキャリア関係なく。しかし、昇任や認められることに、各自一定の水準を持っているので、慌てることも焦ることもなく働いていました。
 
 キャリアに話を聞けば、相当な×がつかない限り、昇進は心配しなくてもいいそうで、日々仕事をしています。能力は高いため、与えられる裁量も若くして多く、職位も高いそうです。

 一方、ノンキャリアは、採用時点でキャリアと試験区分が違うため、心を整理して仕事をしているため、キャリアとの無用な争いはないように見えました。ある意味、秩序ある組織がそこにありました。
 
 それに比して、民間や私の勤務する地方自治体では、様々な状況の人が入り乱れています。組織として切磋琢磨することで、人は宝と言っている組織は多いですが、無用な競争によって失っている人財や個の力はないのか、今だからこそ考えるべきなのではないでしょうか。 
 
                                      (田中 麻衣子)
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by mako0491 | 2013-07-30 16:26 | ワクワクWARK

イクメン調査 


 和歌山は最下位の統計も 

 娘の入学式から早、4ヶ月。親子共々、小学校の生活にも随分慣れてきました。小学校は幼稚園とは一味違い、PTA活動は夕方。子ども達も親が参加する学校行事では、嬉しいような、恥ずかしいような複雑な表情を見せ始めていました。親にべったりから、少しずつ距離を置き始めるのですね。

 親子の距離感が少し広がったとはいえ、小学校の行事に参加するお父さんは健在。入学式の集合写真には「イクメン」がずらりと並びました。

 しかし、毎日の生活で「イクメン」か、といえば、少し違うらしい。5年に一度、総務省が実施する「社会生活基本調査」の結果を知って、愕然としました。

 「社会生活基本調査」とは、国民が1日のうちどのくらいの時間を仕事・学業・家事・地域での活動などに費やしているか、また自由時間にどのような活動をしているか等を調査したもの。

 その中の1項目に「6歳未満の子どもを持つ男性の家事・育児関連時間」というものがある。その時間が、和歌山県では44分で最下位だというのだ。家事も含んでいるので、ゴミ出しと子どもとの入浴という感じだろうか。

 この調査は男女共同参画社会の形成、少子高齢化対策等の行政施策の基礎資料として利用されるようだ。前回の調査で最下位だった大分県は意識改革を試み、大幅な時間増を実現。平成23年の調査で7位になった。

 これは全員の調査ではないので、たまたま調査対象の男性が悪かった可能性も。しかし、地形や交通事情・人口等で順位が不利になることも多い調査の中で、この調査は上位を狙えそう。今後、和歌山県がどのように意識改革を行っていくのか、県民がどれだけ変っていくのか。次回の調査は3年後。頑張って。

                                   (浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2013-07-30 14:31 | 女の視点

若尾文子の凄艶


愛の激情の行きつく先は

   映画「妻は告白する」

 あなたは登山にでかけます。夫とあなたと、あなたが好意を寄せている人と3人です。崖が崩れ、夫の命綱を切断しなければ、3人とも死んでしまいます。切断をしたら、夫は死に、あなたとあなたが好きな人は助かります。その代わりに、殺人罪に問われるかも知れません―――

 「あなたならどうする?」
 一つの事件をきっかけに、男と女の愛を突き詰めた逸品があります。1961年に作られた「妻は告白する」。増村保造監督。出演は若尾文子・川口浩・馬淵晴子。原作は、弁護士であり登山家でもある円山雅也の「遭難・ある夫妻の場合」。
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 若尾文子=写真=は建築家黒川紀章(故人)の妻で今もその美しさを保っています。女性の持つ妖しさや狂気を、若尾文子が見事なまでに演じていて、雨水を滴らせながら和服で佇む姿は圧巻です。古い白黒作品ですが、今見ても充分に楽しめる映画です。
 
 原作者が弁護士のため、法廷の場面がよく出てきます。山での遭難を題材に法廷で争う映画は、他にも「氷壁」があります。日本一の美人と言われた山本富士子出演、井上靖が原作。実際に起こったナイロンザイルの切断という社会的事件をもとに、友情と恋愛の確執を、「山」という自然と都会とを照らし合わせて描いたものです。

 ともあれ、女の愛と男の愛の違いは、古今東西、人類全てが感じることで、その溝は永遠に埋まることはないでしょう。だからこそ人類はこれまで繁栄・発展・進化してきたと渡辺淳一は言います。    

 若尾文子が好意を寄せる青年(川口浩)の婚約者、馬淵晴子に言わしめているのは「女は愛が全て。好きな人が血を流し、苦しむ姿を見て、思わずザイルを切ってしまったのよ」。
 ある意味女の本質をついた言葉なのかも知れません。

                                 (中村 聖代)
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by mako0491 | 2013-07-30 14:18 | 名品発掘
 

長引けば総合内科などで診察受ける 


 突然しゃっくりが出始め、なかなか止まらなかった――誰にでもそんな経験が少なからずあるに違いない。ほとんどはいつの間にか止まっている。だが中には数日たっても止まらないというケースも。48時間(丸2日間)以上続く場合「難治性吃逆(きつぎゃく)」と呼ばれる。長引くしゃっくりの裏には胃がんや脳梗塞など重大な病気が潜んでいる可能性もあるというから怖い。
(高堀 琴世)


【中枢性しゃっくり】
 しゃっくりは胸と腹の間にある横隔膜のけいれんに伴って、吸気が急に狭くなった声門を通るときに、あの「ヒクッ、ヒクッ」という音を出す。早食いや飲みすぎなどの暴飲暴食時によく起きる。胃袋が急膨張し横隔膜を圧迫することによる。

 脳と脊髄(せきずい)をつなぐ中枢神経が刺激されて起きるものは「中枢性しゃっくり」と呼ばれる。脳梗塞や脳腫瘍、脳内出血、頭部外傷などが原因になっている可能性がある。
2009年、3年間しゃっくりが続いた20代の英国人男性はMRI(磁気共鳴画像)検査の結果、脳腫瘍と判明し、その手術をしたら、しゃっくりも止まったという。

 脳幹部にあるしゃっくりを引き起こす〝吃逆中枢〟への抑制作用が、脳の障害で利かなくなるためではないかともいわれている。

【食道・肺がんでも】
 中枢神経から伸びる末梢神経が刺激を受けて起きるものは「末梢性しゃっくり」という。横隔膜を支配する神経は食道や肺などのそばを通って横隔膜につながっており、食道がんや肺炎、肺がん、気管支喘息、甲状腺がんなどが神経を刺激して起こることもある。肝臓がんや横隔膜下腫瘍は横隔膜を刺激して、しゃっくりを引き起こす。

 消化器系の病気が原因とみられる場合には吐き気止めが処方される。中枢神経系の疾患が原因とみられるときには筋弛緩薬や抗けいれん薬が使われる。

【鍼治療で止まる】
 しゃっくりは腎臓病やリウマチ治療でのステロイド大量投与による副作用として起きることもある。ある70歳男性は糸球体腎炎で入院し、2日目のステロイド点滴中に突然しゃっくりが出始め翌日も続いた。鍼(はり)治療を受けたら止まったが、後日ステロイド点滴中に再発し、2回目の鍼治療を受けた。

 腹部の手術後にしゃっくりを起こすケースもある。52歳の男性は下痢が続き便に血が混じるため病院で検査してもらったら直腸がんと判明、肝臓に転移していることも分かった。まず直腸がんの切除手術を受けたが、術後からしゃっくりが止まらない。

 病院側としては転移している肝臓に負担をかける薬剤の使用は極力避けたい。しかし、しゃっくりは昼夜の別なく10日間も続いた。そこで鍼治療を受けてもらったところ、治療初日に半日間停止し、4日目には完全に止まった。この鍼治療は手首のつぼ「内関」と膝下外側のつぼ「足三里」に鍼を刺し通電する方法だった。

【たばこ引き金】
 しゃっくりはストレスや興奮、アルコール中毒、炭酸飲料、たばこの吸いすき、高齢者の誤飲なども引き金になる。
  
 問題は長く止まらなかったり、頻繁に起きたりするケース。48時間以上続くような場合、何科で診てもらったらいいのだろうか。難治性吃逆に詳しい医師は総合内科や総合診療科がある病院での受診を勧める。そこでまず基礎疾患の有無を調べてもらう。その後、必要なら消化器内科や神経内科など専門の担当科を紹介してくれる。

【お勧めの対処法】
 最後に医師が勧めるしゃっくり対処法をご紹介しよう。①ガーゼかハンカチで舌をつまみ、1分以上強く引っ張る②左右の人差し指で耳の穴を強く押さえ、しばらくしていきなり指を抜く③コップ1杯の水を一気に飲み干す④手首の内側のつぼ「内関」を強く押さえる。

 このほかにも古くから多くの民間療法が伝わっている。e0171960_13182251.jpg

首の付け根を圧迫する▽柿のへたを煎(せん)じて飲む▽目を閉じ眼球を圧迫する▽ご飯を丸のみする――。今度しゃっくりが起きたら、あなたはどの方法?
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by mako0491 | 2013-07-30 13:59 | アタマ記事
7.12
アタマ
ワークワイド版

「志事」見つけて、楽しむ姿勢を
 
1つの成功が仲間に好影響 

 今政策面での関心事は女性の仕事面での課題だ。安倍総理も盛んにあちこちで女性の能力全開こそが今の沈滞した景気を救うーーと語っている。ポイントは「役員に1人は女性を登用」、「保育所の待機児童解消加速」、「3年間の育児休業の推進」、「子育て後の再就職・起業支援」である。
 具体的に女性が働くいくつかの「ワーク最前線」の姿を語ってもらい、和歌山での、ひいては日本全体の課題にも通じる現状とその問題点などについて考えてみた。

【ケース1 公務員の場合】

 今の「仕事」は、いわゆる公務員です。でも最近よく思うのは「仕事ってなんだろう?」ってこと。

 もともと、和歌山が大好きで和歌山のために何かしたいと思って選んだのがこの「仕事」。だから、「仕事」はもちろん楽しいです。でも、割り当てられた、指示された「仕事」だけじゃ何か物足りない!!ということで、最近は『ワーク・カフェ』という和歌山の若い人たちが集まって「働くこと」について話せる場所づくりを主催させてもらったり、和歌山市の某イベントの実行委員をさせてもらったりといろいろな活動に関わらせてもらっています。

 どれも、もちろんボランティア。でも、こういった活動で得た知識や人脈が最近では「仕事」をする上でのアイデアや情報発信の大きな力になって、「仕事」だけに専念していたときよりも、ずっと楽しくて内容もよい「仕事」ができるようになりました。

 こういった活動。収入を得ていないし社会的責任もはっきりとはしていないので「仕事」とは言えないです。でも、単なるサークル活動などと違って「趣味」だとも思いません。好きでやっていることなのですが、ずっとやっているとやっぱりしんどくなって無性に旅に出たくなる。だから私にとって「趣味」は旅することであって、こういった活動は趣味とも言えないと思います。

 最近どこかで見て一番しっくりきた言葉は「志事」。「仕事」もボランティアでやっている活動も、目的・やりたいことのための活動すべて含められる、すごく素敵な言葉だと感じました。

 と、小難しいこと書いてきましたが、要はただやりたいことをやりたいときにやっているだけですね。「仕事」も「趣味」も「志事」も楽しくなければ続かないし良いアイデアも出てこない。自分が楽しむことでいろんな方面にプラスの影響が与えられるような生き方ができるようになればいいなと思います。

【ケース2 経営者の立場で】 

 新しいビジネスを経営しながら、仲間と奮闘するのは、出口理恵子さん。その頑張りの様子をーー。

 私は広告総合プロデュースを目指しております。 デザイン広告事業部・カフェ事業部・企画部・ネット事業部・ガーデン事業部、と5事業部を統括させていただいておりますが、各事業部のリーダー育成が一番楽しいですね♪

 どんどん自ら頑張ろうという意欲が見え、その子の努力が実ったときは、あたしまで嬉しくなります。

 直近の話だと、カフェ事業部ではホッサンドの販売に至っての試行錯誤がありました。その結果、お客様からいただいたのは、《笑顔》と《おいしい》の一言でした。それがスタッフの自信となり、各事業部の刺激となり、事業所としての確信になっていく。そう感じさせてもらえました。

 そして、他事業部でも動きが現れるのです。デザイン広告事業部のスタッフは、取材や編集・構成に至までスピードアップし、企画部スタッフは焦りをみせ、新企画を立てようとする。ネット事業部のスタッフは、みんなについていこうと努力する。

 みんな《自由と責任は常に背中合わせである》ということを日々痛感しているようにおもいます。
私個人の夢としては、したいことをしたいときにしたいだけ出来て、一緒にやりたいことをやりたいメンバーと出来る。365連休です。

 そして《恋するように、趣味のように、仕事が楽しかったら幸せ》を心に、毎日のお仕事・出会いに感謝して人と人のパイプラインにならせていただくのが勤めだとおもっています。

 事業所の目標としては、全員足並みをそろえ、前をむいて自分自身の夢を持って叶えていくことだと思っています。そのツールが《仕事》です。

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<ワークカフェで悩み語る>

 ケース1に登場した女性公務員も参加しているNPO「ワーク・カフェ☆オーナーズ」。2か月に1回、和歌山市のカフェで開催されている=写真

 ワーク・カフェでは働くことに関しての悩みや疑問を参加者同士で語り合うことで、悩んでいるのは自分だけではないと気付いた、新たな視点から自分の仕事を振り返ることができた、などの感想が参加者から寄せられている。

 『職場の人間関係』をテーマに語り合いが行われた時は、「感情の起伏が激しい上司とどう関われば良いか?」に対して「上司に変化を求めるのは難しい。相談できる機関があれば活用し、自分の見方を変えていくことも必要ではないか」といった意見が交わされた。 

 また『仕事のやりがい』がテーマとして挙がった時には「前職は仕事にやりがいを感じられなかったために退職をした。今は福祉の仕事をしており、給料などは下がってしまったがやりがいを感じている。今後はこのような仕事でキャリアアップしていきたい」といった抱負が語られた。

 しかしながらその一方では「本来なら会社が支払うべき経費を自腹で払わされる時が多々あった」「残業代が支払われず、やりがいが削がれてしまう」という、理不尽な環境に関する悩みまで出てくることもある。

 さらに『仕事と出産』では、「今の若者は夫婦共働きで生活が成り立つような状態なのに、出産によって働き手が1人でもいなくなると、生活が成り立たなくなる。若い内の出産は期待できない」といった、憤りが語られる場面もある。

 経済的に自立するためにも、また個人の成長のためにも重要な“働く”ということに対して、若者の期待と不安の入り混じった声が、このワーク・カフェでは聞かれる。

 「労働相談ができる場所は公的機関などで十分にカバーされています。一方で、労働相談とまではいかない悩みや疑問、または制度や法律では解決し得ない悩みなど(人間関係、仕事のやりがい、働き方など)を語り合える場所は非常に限定的です。
 
 “語り合える”場所がないのです。小さな悩みからでもまず語り合える場所があれば、今の若者はもっと働きやすくなるのではないか」当NPOの澤田代表は、このように語り合える場の必要性を訴えている。
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by mako0491 | 2013-07-16 14:22 | アタマ記事
視点 

NPO報告書に大汗 

 前年度の総括がやっと終わりました。「特定非営利活動法人」に関わり、事務局も兼任している私は、会計・役員変更・総会議事録といった書類を作成しています。

 一般の会社と同じようにNPО法人も年に1度、総会を開き、次年度にむけて予算を組んだり、活動方針を決めたりするのですが、極小な組織のため、ひとりで多くの報告書を作ることになります。私の知る限りでは、どこのNPOさんもよく似た現状だと言います。

 法律が変わり、登記簿には代表権のある理事だけ名前を載せることになりました。NPOの理事だということで、代表者でもないのに悪用する者がいるせいです。

 税金逃れや違法性のある寄付集めなどに利用されやすいNPO法人組織、2011年11月には、NPO法人会計基準が制定されました。法律的な強制力はないようですが、活動報告を兼ねたわかりやすい(作る側にとっては、やりずらい)会計報告書に移行していかなくてはなりません。しかし、NPOそのものの信頼性の向上と理解が深まるなら、頑張らねばと思います。

 他にも、定款で「収入」としていたのは「収益」に、「収支決算・予算」としていたのは「活動決算・予算」等々に変更せねばならず、私たち現場で活動している人間にとっては、そんな言葉の変更など区別がつかないまま「定款の変更」といった面倒な手続きが必要なのです。専門家でもない私たちが四苦八苦して報告する姿をご想像ください。
 
 提出書類について、行政は文字や数字などの細々とした指摘にとどまり、活動の大局的な示唆やアドバイスがないのは、どうかなって思います。
  
                                (中村 聖代)
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by mako0491 | 2013-07-10 16:41 | 女の視点

7.12
絵本この一冊


『あかちゃん社長がやってきた』
マーラ・フレイジー著 
もとした いづみ訳 

講談社 2012年 1365円
http://tinyurl.com/boq236n

・対象年齢:年齢に応じた読み方があるようです。
(読んでもらうには)3歳から
(自分で読むには)6歳ごろから大人まで 
    
赤ちゃんはかわいいけれど、毎日の生活は大忙し。でも、それには理由があったのです。読んで納得。子育ての時期が懐かしくなりますよ♪

<あらすじ>
大きなトランクを持った赤ちゃんが大きなリムジンに乗って、ある新婚家庭の家に到着しました。
赤ちゃんはスーツ姿にネクタイをしています。なぜって、やってきた赤ちゃんは「社長」だったからです。

赤ちゃん社長の従業員はママとパパ。赴任した当日から、どっさり仕事を持ってきます。休みはもちろん無し!

赤ちゃん社長は一番良い場所を社長室にしました。もちろん特別待遇です。
ゆったりくつろげるラウンジ、ブクブクお風呂のスパ、いつでも注文できる飲み物、
そして、次々に命令を出します。

しかし、話す内容が難しくてよく分かりません。従業員が理解できずにいると、気むずかしく、かんしゃくを起こします。

会議は真夜中にも昼間にも何度も何度も何度も開かれます。
ついに、従業員は倒れ、すべての仕事がとまってしまいました。いつもの命令もまったく通じなくなってしまいました。

赤ちゃん社長は考えます。どうしましょう。

                      e0171960_14204966.jpg(浦田 ひろみ)
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by mako0491 | 2013-07-09 14:22 | 絵本この一冊