わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

カテゴリ:お勧めスポット( 11 )

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神戸文学館と

横尾忠則現代美術館

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花の便りもちらほら聞こえてくる。今回は神戸まで足を伸ばしてみませんか。桜の名所でもある阪急王子公園駅から5分の「神戸文学館」は、神戸市内に現存する最古のレンガ造りの教会建築。関西学院のチャペルだった=写真。


現在行われている企画展「坂道の情景~神戸を描いた文学」は4月16日まで。(平日AM10-PM6、土日9-5、水休館)

古くは北野の異人館街、そして今も絶え間なく山腹に新たな町が出現している。文学者たちも坂道を舞台にした多彩な神戸の情景を描いている。

岡本の坂の上からの眺望を愛でた谷崎潤一郎、異国情緒あふれるトアロードや異人館街を散策した堀辰雄、北野坂あたりを舞台に選んだ宮本輝。山の緑と海の青を結ぶ坂道。こんな神戸の風景が創作意欲を刺激しているのかもしれない。

最新ニュースは、神戸市灘区出身の山下澄人さんが第156回芥川賞を受賞。受賞作は演劇に打ち込んでいた若き日々を題材にした「しんせかい」。同文学館では山下さんの受賞を記念して著作などを置いたコーナーを設けている。

道路を挟んで見えるのは「横尾忠則現代美術館」。この26日まで開催しているのは「ようこそ横尾温泉郷」。(AM10-PM6)

女湯の光景をモチーフにした連作が見どころ。まげを結った浮世絵ふうの女性たちが、身体を洗ったりする姿を描いた連作、横尾が幼少時代に見たイメージを反映しつつ、江戸の遊び絵にも通じる仕掛けが画面のあちこちに隠されたユーモアあふれる作品となっている。この「銭湯シリーズ」のほかにも、全国の温泉地を訪れ描いた「温泉シリーズ」がある。

(水上 舞)


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by mako0491 | 2017-04-02 14:32 | お勧めスポット

ガラシャと勝龍寺城

8.21掲載
歴史とロマン秘め
 
 義母が大阪・箕面にあるホスピス「ガラシア病院」に入院、細川ガラシャの生涯に興味を持った。そんな折、この城(跡)に行く機会があった。e0171960_16104553.jpg
 
 JR大阪駅から約30分で長岡京駅に着く。南へ歩いて10分程度、勝龍寺城(しょうりゅうじじょう)がある。鉄砲時代の先駆的な城造りだったといわれる。

 細川ガラシャと細川忠興の銅像が立っている=写真。本能寺の変の直後、山崎の合戦で敗れたばかりの明智光秀が一時退避していたこともあるそうだ。

 ガラシャは光秀の三女で、16歳の時、この城の城主の長子である細川忠興に嫁いだ。その波乱に満ちた生涯から歴史とロマンを秘めた城として全国的に有名になっていく。
 
 みめ麗しく、情けもあり、信仰心強い婦人であったと伝わっている。3年間の新婚生活の後、本能寺の変から丹後に幽閉されて困難な時代も過ごした。心の平安を求めてキリスト教に入信する。
 
 ガラシャは洗礼名で、丹後にいた時は、細川珠(玉・玉子)夫人と呼ばれていた。

 2年後、豊臣秀吉の計らいで忠興との復縁を許されて、大阪・玉造に住む。その後、関ヶ原の戦いで石田光成の人質になることを拒み、自害する。
 
 ポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは故国への報告書に次のように書き残している。
〔夫人は非常に熱心に修士と問答を始め、日本各宗派から、種々の議論を引き出し、また吾々の信仰に対し、様々な質問を続発して、時には修士をさえ、解答に苦しませるほどの博識を示された。修士は夫人を、「日本で、いまだかつて、これほど理解ある婦人に、また、これほど宗教について深い知識を持っている人に会ったことはない」といった〕

 城の方は、石垣、隅櫓(やぐら)、土塁、空堀、模擬天守(資料室・管理棟)、沼田丸と呼ぶ自由広場など整備が進んでいて、無料でゆっくり楽しく見学できる。

 ガラシャ夫人の辞世の句
「ちりぬべき時知りてこそ花も花なれ人も人なれ」
     
                            (篠原 有麻)
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by mako0491 | 2015-08-21 16:15 | お勧めスポット

神戸・花隈かいわい

12・19日掲載

モダン寺や城跡、花街の名残りも

 神戸最大のイベント、ルミナリエは16日に終わりましたが、近くに穴場的な見所も散在します。元町周辺に行ったら本願寺神戸別院、愛称「モダン寺」=写真=に寄ってみたらいかがでしょうか。
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 尖塔や壁面彫刻などインド様式を取り入れた斬新な建築で知られ、異国情緒豊かな5つの尖塔とステンドグラスが美しく、本堂の前には親鸞聖人のブロンズ像が建立されています。ホールや会議室など多目的施設も備えており、仏前結婚式も行われます。

 そこから歩いてすぐの所に、花隈城跡、今は花隈公園があり、石垣風の作りになっています。

 この城は、織田信長が中国地方への勢力伸張拠点の一つとして荒木村重に造らせますが、築城後たった13年でその信長によって攻められ、落城します。村重の謀反があったと言われています。飾るものもなく、寂寥としている城跡が、マニアックな人には向いているようです。

 城の名前は花街として生き残ります。坂道と人目を避けるような路地の多いまち、南京町で成功した華僑たちが妾宅をおき、やがて小料理屋ができ、いつしか花街となったとも言われています。接待盛んなバブル期には料亭に芸子・舞子さんの姿も見られました。

 今も何軒かの料亭があり、面影を残しています。北野坂、トアロードに続く第三の坂「花隈坂」として整備し、「神戸三坂」というコンセプトを作ろうとする動きも出ています。
                                            (篠原 麓子)
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by mako0491 | 2014-12-24 23:12 | お勧めスポット

11・7日掲載
ヲタクだけじゃない電気街

 日本三大電気街は、東京の秋葉原、大阪の日本橋、名古屋の大須ですよね(ついでに言うなら京都は寺町に電気街があります)。

 先日久しぶりに大阪・日本橋に行ってきました。その界隈の今昔を。
 これらの電気街はいわゆる「ヲタク」と呼ばれる人たちの聖地として有名です。アニメや漫画、ゲームのフィギアやおもちゃ、コスプレ、メイドカフェなど、日本発の、いまや外国でも人気のポップカルチャーですが、一般人である私たちもおおいに楽しめる界隈だといえます。

 ( 財)大阪観光コンベンション協会HPではお勧めルートの一つに紹介しています。
『大阪市営地下鉄堺筋線「恵美須町駅」をスタートして、先ず 日本橋総合案内所に行く(ここは日本語のほかに英語・韓国語・簡体字・繁体字の無料ガイドマップを用意。日本橋を知り尽くした案内担当者が親切に応対してくれます)。そして徒歩4分のところにあるボークス大阪ショールームに寄る。次に ヒーロー玩具研究所へ、それから オタロードを歩き、 ジーストア大阪で遊ぶ。最後に Melcafeでお茶。
所要時間:半日 
タイプ:ビギナー、リピーター』
 
 南北に通る「堺筋」に対して西側に平行に並ぶのが、通称オタロード(“オタクの道”の意味)。マニアックなお店や個性的なお店が点在します。道幅が広いわりに車の通りが少ないので、なんとなくのんびりした雰囲気が漂っています。

  同じ西側の日本橋3丁目と4丁目のあたりに、かなり昔2階建ての「五階百貨店」があり、プロからアマまでを対象としたいろんなジャンルの商品を扱っていたような記憶があります。今は2つの電気工具屋さんのビルに看板が残っています。
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 現在の電気街のルーツともいえる「五階」の歴史を調べてみるのも面白いかもしれません。
 以前あった電気屋さんが数多く消えていくなかで、今でも専門店として頑張っているお店を見ると、応援したくなります。

 喜多商店跡は、「日本観光公社」という免税店になっていて、多くの外国人が買い物をしていました。また、大阪ナゾビル(リアル脱出ゲーム)を見つけました。機会があれば是非挑戦してみたいです。

                                                 (中村 聖代)
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by mako0491 | 2014-11-15 01:09 | お勧めスポット
10.10掲載

2つとも秀吉に関係深い悲劇


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 お城歴史紀行は、ドラマチックで、どこでも人々を引き寄せます。近場でも比較的地味ですが、それぞれ物語を持つ古城(跡)巡りも味わいがあります。 二つの城は豊臣秀吉に関係のあるストーリーが興味を引きます。 

 まず和歌山市内。秀吉の日本三大水攻めのひとつに数えられる太田城。戦国時代に和歌山市太田に存在した城。でも残念ながら今は城を偲ばせる跡として存在しません。

 JR和歌山駅から東へ約600m、徒歩で約8分の所にある来迎寺(らいこうじ=太田2丁目)が太田城の本丸跡と伝えられる場所です。境内には「太田城址碑」があります。

 説明板によると、城の範囲は現在の来迎寺を中心に東西250m、南北200mで、周囲に深い堀をめぐらし、東に大門を持っていたそうです。

 秀吉軍に抵抗したのは、太田左近宗正を大将とする太田党と、根来、雑賀衆からなる総勢5千人規模の勢力。秀吉軍はこれを10倍以上の軍勢で取り巻き、高さ7m、総延長7.2kmに及ぶ巨大な堤防を建設、ここに紀の川の水を引き込んで水攻めにし、落城させたと伝えられています。

 2つ目は京阪電車淀駅から歩いてすぐの淀城。今は淀城跡公園として整備されています。天性の美貌で秀吉の寵愛を一身に受け、秀吉亡き後は多くの武将と浮名を流し、自らの矜持のために滅んだ美女――というイメージの淀君のせいでしょうか、訪れる人も多いようです。

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 しかし、実際の淀君が居城した淀城は、この位置から北方約500mの納所(のうそ)という地名の所にあったそうです。

 資料によると、幕末、旧幕府軍は鳥羽・伏見の戦いに敗北して淀城に籠もろうとするが、淀藩に拒絶された。「淀城は大坂城などとともに西国に睨みを利かすために築城されたが、皮肉にも官軍の勝利に一役買うことになった・・・」と書かれています。

 この城の大きな特徴として、淀城の西と北側に直径約16mの大型水車が2基あって、淀川から二の丸の居間や西の丸の園池に水を取り入れるのに使われ、「淀の川瀬の水車、だれを待つやらくるくると」と歌われたそうです。  

 今でもこの水車をかたどったミニ模型がお堀にあります。水車、櫓の復元計画も着々と進んでいると聞いています。淀君その人がいたというのであれば、もっと人気が出ているのでしょうが。

                          (水上 真琴)
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by mako0491 | 2014-10-12 21:46 | お勧めスポット
9.26日掲載

市民グループが存続、かち取る


 神戸は「おしゃれな街」のイメージで私たちの憧れ的なスポットになっています。瀬戸内海をはさんでお向いさんに遊んでみてはいかがでしょう?e0171960_0133395.jpg
 
 中でも神戸の市街地から一番近い山岳リゾート、摩耶山の山上と山麓を結ぶケーブルとロープウェーでの空中散歩がお勧めです。

 震災後に運休し、2001年に「まやビューライン夢散歩」として6年ぶりに運行を再開しましたが、利用客の減少を理由に2011年末をめどに、廃止が打ち出されていました。

 ところが地元市民グループが中心になって「摩耶山再生の会」を結成、さまざまな活性化策を実践、存続に成功しました。さらに「まやビューライン」を未来へつなぎたいという願いからサポーターの会を発足させています。
 
 面白いのは毎月第3土曜日に開かれる「リュックサックマーケット」。 参加条件は、出品したい物(なんでもOK)をリュックサックに詰めてくることだけ。ピクニック気分で気軽に出店でき、物々交換も可能です。

 第1日曜に開かれる読書会「ブックカフェ」は、自分で読みたい、あるいは読んでほしい本3冊以上と敷物、食器マイカップ持参です。青空のもと自然の中で遊ぶのも楽しそう。

 「星の駅」にあるゲストハウスでは大パノラマが広がり、そのスケールは、さすが日本3大夜景の一つ、1000万ドルに値するものと言えます。

 10月3日から13日は「KОBE観光ウィーク」が始まります。六甲、摩耶・北野界隈はもとより、みなと市街地や灘・東灘地域、有馬や須磨垂水など広域にわたり、無料開放施設、各種料金割引、特別イベントやプレゼントまで用意されています。

 観光立県をめざす和歌山との比較においても、「観光ウィーク」体験する価値はありそうです。

                                          (中村 聖代)
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by mako0491 | 2014-09-26 00:14 | お勧めスポット
 4・11掲載

 和歌山の桜の名所も散り始め、落下しきりの状況になりましたが、11日(金曜)から大阪・造幣局桜の通り抜けが始まります。
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 17日(木曜)までの7日間。平日は午前10時から午後9時まで、土曜日・日曜日は午前9時から午後9時まで。ぼんぼりに照らされた夜桜は明治時代から続く風物詩です。
 
 今年の花は「松前琴糸桜(まつまえこといとざくら)」。

 造幣局のホームページから引用すると、「松前琴糸桜」は、北海道松前町の浅利政俊氏が昭和34年北海道松前町で毬山家の庭にあった無名の八重桜の種子から作り出した桜。花弁数は40~45枚で、開花後は紅色から淡紅色となります。

 今年は131種350本。新たに「笹賀鴛鴦桜(ささがおしどりざくら)」が登場するそうです。原木が長野県松本市笹賀地区にあり、百瀬氏が自宅で栽培していた大島桜の種子より育成選抜されたという桜です。

 関山(かんざん)、紅手まりなど八重桜が咲き競う。この色の多彩さがまだ見事です。

 桜色は普通、ピンク色と表現されるが、厳密に見ていくと、何十通りかに色分けされるそうです。

 世界共通の「マンセル標準色素」からみると、最も数の多い関山は明度8、彩度6の赤紫で、ライトパープリッシュピンク。洋名は「モーブ・ミラージュ」と呼び、「はかないしんきろうのようなピンク」と訳すそうです。
今年は男性のシャツにもピンクが流行するとか。

 そんな分析のうんちくも知っていけば、通り抜けの八重桜を見る目も一段と興が乗るのではないでしょうか。

 (交通)南海和歌山市駅からだと、天下茶屋で乗換、地下鉄堺筋線南森町駅下車10分程度。

                            (淡 美輪)
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by mako0491 | 2014-04-11 17:55 | お勧めスポット

梅見ごろ、北野天満宮

2014.1.24掲載

 花街の上七軒においでやす


 立春が近いといってもまだ春浅い京都の日帰りコースに、花街の上七軒(かみしちけん)と北野天満宮のセットをお勧めします。
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 北野天満宮は菅原道真を祀った神社。学問の神さまとしても知られ、受験生などの祈願、絵馬の奉納が絶えません。毎月25日に天神さんと呼ばれる市が催されます。

  早咲きの梅は12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、正月明けに冬至梅・照水梅・寒紅梅などが寒さの中、咲き始め、境内一円、馥郁(ふくいく)な香りで包まれます。梅苑は例年2月初旬に公開。2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期といいます。 

  特に梅が咲き誇る2月25日は梅花祭があり、上七軒の芸妓さんによる野点も行われます。

 門前町の花街「上七軒」の起源は15世紀中頃、北野天満宮の一部が焼失し、その修造の際に残った用材を使用して七軒のお茶屋を建て、「七軒茶屋」と称したことが起源だとされています。

  寛永年間には七軒茶屋に公許がおり、花街として、西陣の旦那衆の奥座敷として発展。現在、お茶屋10軒、芸妓、舞妓合わせて25人の陣容です。

  この界隈を舞台にした安部龍太郎著『恋七夜』――豊臣秀吉は天下人としての威勢を示さんと北野天満宮にて空前の大茶会を企図する。その参道の上七軒を代表する北野太夫富子は、結師(ゆいし)・源四郎と出逢う。

 『北野太夫』と呼ばれる上七軒最高位の芸妓の悲恋物語が史実と巧みに絡めて進みます。運命の恋は?大茶会に仕組まれた秀吉暗殺の陰謀は?とぐいぐい引っ張られてしまいます。

  お茶屋遊びは無理としても、周辺には割烹風居酒屋、美味しいうどん店などが点在しており、歩くのにも丁度良い通りなので、芸妓さんとも出くわすチャンスも多いと思います。
春には60年以上の伝統を誇る「北野をどり」が見物でき、いつの季節に行っても楽しい界隈です。

   (須藤 宥子)
 
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by mako0491 | 2014-01-31 00:26 | お勧めスポット
石仏拝んで、2時間で巡礼できる 

 「白浜もいいけど隣の椿温泉はもっといいよ」という知人の温泉通に勧められ、美肌の湯に浸かってきました。

 大正時代から病に効く湯治場と知られる椿温泉は熊野古道「大辺路」を訪れ、歩いた多くの旅人の疲れを癒してきました。 ところが、バブル期以降、ホテルが3軒つぶれて、現在は6軒の温泉旅館・民宿だけになってしまいました。

 そこで、住民が中心になり、地域振興を図る運動を展開。施設として、「椿はなの湯」が平成22年に開業しました。この良質な温泉を源泉かけ流しで堪能できる公衆浴場(500円)と無料の足湯を備えています。

 紀州材を使った建物はモダンで、若い人たちにも人気が出ているようです。社団法人の運営で、観光案内・地域特産品の販売も行い、住民と来訪者が共に集い交流できる施設として道の駅にも登録されました。 

 泊まったところは、「海鮮居酒屋の宿」。宿泊4組だけの小さな宿。ひらめの姿造りを堪能しました。味よし値段も合理的で、何度も行きたい居酒屋プラス民宿でした。

 翌日は、近くの小高い椿山公園に登りました。ここの見どころは「椿新西国33ヶ所巡り」――西国33ヶ所巡りにちなんで、霊験あらたかな33体の石仏=写真=を奉安したもので、1.5kmの散策路が設けられています。
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 西国33ヶ所は、近畿と岐阜に点在する33所の観音信仰の霊場の総称です。これらの霊場を札所とした巡礼は日本で最も歴史がある巡礼行です。

 「33」とは、観音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために33の霊場を巡拝することを意味します。

 現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされています。

 椿山公園の山道ルートは2時間で巡礼できて、石仏も可愛く、すっかり気に入ってしまいました。

                               (水上 眞琴)
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by mako0491 | 2013-11-22 12:48 | お勧めスポット

京都・先斗町

1・8 お勧めスポット

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祇園しのぐ夜の人気スポット

 京都の紅葉狩りの帰りに先斗町に行ってきました。かなり敷居が高いと思っていましたが、いまや京都の夜の情緒を味わうのであれば、祇園よりも先斗町に人気が高まっています。

 地元の「先斗町のれん会」(88店加盟)などの地道な努力が実って、歴史を生かしながらの大衆化路線が定まってきたとも言えます。

 最終的には、お茶屋さんと飲食店が融合したまちとして、「芸妓さんや舞妓さんが歩いてふさわしい景色こそが先斗町の様子であること」が大きな目標になっているそうです。

 高瀬川の東、鴨川の西にあり、三条から四条まで約500米、横幅2―3米の狭い通りで、お茶屋とモダンな店、和と洋、新と旧が軒を連ね、外国の観光客が大勢歩いています。
 
 安政の時代になって、芸者嫁業の公許が下り、祇園と並ぶ花街として有名になりました。

  べんがら格子の家が両側に建ち並んでおり、東西に五十番まで数える大小の路地があり、 その薄暗い路地が魅力になっています。幕末に勤皇と佐幕に分かれて抗争した志士たちが、追われてこの路地に身を潜めたり、待ち伏せしたりしたそうです。
 
 先斗町の語源については、東が鴨川(皮)、西が高瀬川(皮)、皮と皮にはさまれた鼓を叩くとポンと音がするのをモジって、ポント町の名が生まれたとも、ポルトガル語の「PONT」からきているとも言われています。

  さて、居酒屋並みの合理的な価格で美味しいおばんざいの店に入りました。大将は愛想なしですが、腕前は折り紙つき。店の入口は先斗町に面していながらも隠れ家のような雰囲気で、リラックスできます。

  京野菜と氷見漁港の魚など新鮮な素材を食し、平安時代から抜け出てきたような知識豊富な女将との会話を楽しみました。独特の魅力を持つ店は多く、それぞれファンが付いています。
 
 これから本格的な紅葉シーズン、一杯飲んだ後、近くの青蓮院、高台寺などのライトアップ見学もお勧めです(12月8日まで午後9時半受付締め切り)。

                                             (淡 美輪)
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by mako0491 | 2013-11-09 03:08 | お勧めスポット