わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

カテゴリ:魅惑のオンナ酒( 1 )

酒とナミダと女と女

4・17日掲載
映画の絵になる女に比べ、トホホのわが酒よe0171960_1238305.jpg

 映画でお酒を飲むシーンは数えきらないほどあるのですが、女性がお酒をたしなむ姿はマリリン・モンローの「七年目の浮気」や『君の瞳に乾杯』で有名な「カサブランカ」なんかで、海外モノが圧倒的に絵になりますね。

 自身のお酒にまつわる話も実は数えきれないほどありまして、以下は今でも赤面モノでございます。

 突然目の前が真っ暗になりこのまま失明するのではないかと不安な一夜を過ごしながらもしっかり寝て、翌朝には元通りになっていた20歳の山のアルバイト時代。

 まっすぐ歩いているつもりなのに何度も車道寄りになり、初めて両親が駅まで迎えに来た就職1年目の年末。

 サウナ風呂から出て、気がつけばおでこにタンコブを作って裸のまま床に倒れていた新婚時代。

 大阪地下鉄御堂筋線のなかで失神し、車両が動くことなく衆人環視の中をホームの端まで歩いた不良中年時代。

 「小梅日記」にも、お酒好きな小梅さんがご主人におぶわれて帰ったと記述があるので、皆さま口には出さずとも色々エピソードはおありでしょう?

 映画の話に戻りますが、最近見たのがフランソワーズ・サガン原作の「悲しみよこんにちは」(1958年公開)=写真。

 セシル(ジーン・セバーグ)が17歳の時、コート・ダ・ジュールの別荘でのシーン――ボーイフレンドと父の若い愛人エルザと一緒にシャンパンを飲んでいるところに父レイモン(デヴィット・ニーヴン)と聡明で美しいアンヌ(デボラ・カー)も加わります。皆にシャンパンを注いでいるのは、この別荘のメイド。シャンパンを注ぐ合間に、自分のグラスにも注ぎ、後ろを向いてグビグビ。

 セシル達のグラスは、小さいシャンパングラスなのに、彼女のは、ビールジョッキほどの大きなグラスです。

 陽気なエルザが今夜はツイているからと、皆をカジノに誘います。その後、瓶に残ったシャンパンをメイドが全部飲んだことでしょう。
                         (中村 聖代)
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by mako0491 | 2015-04-19 12:59 | 魅惑のオンナ酒