わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

カテゴリ:海外スコープ( 1 )

14.4.25掲載

マヤ系先住民の教育改善を指導する邦人


 先日、出張で中米グアテマラへ行ってきた。メンバーは、上富田町の小出町長を団長に、和歌山大学の金岡さん、日高新報の玉井さんと私。

 国際協力の現場を直で見てもらうために独立行政法人国際協力機構(JICA:ジャイカ)が実施したものだ。

 グアテマラといえば、コーヒーが有名だが、約3000年の歴史があるマヤ文明の地だ。マヤ系先住民はグアテマラ人口の約半数を占め、皆丁寧に刺繍された民族衣装を着ていた。背は低めで、黒髪が美しく、働き者なのだろうか、至るところにとてもきれいな畑を作っていた。

 聞くところによるとルーツはアジア人らしい。それを聞くだけでも親近感が湧き、マヤ系先住民たちを出来るだけ多くの写真におさめたくなるのだが、彼らの中には写真が嫌いな人が多い。

 魂をとられるとか、神隠しにあうとか、写真やカメラに対して色々な「疑惑心」のようなものを持っている。なので、写真を撮らせてもらうときは必ず同意をもらってから撮影していた。

 グアテマラ西部のサンマルコス県に、上富田町出身の木村嘉秀さんが住んでいる。青年海外協力隊として、現地の小学校で教育改善活動をしているのだ。
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 私たちが木村さんの活動先である人口の98%がマヤ系先住民というコミタンシージョ村の小学校を訪れた時、たくさんの生徒たちが笑顔であいさつしてくれ、「私を写真に撮って!!」とせがんできた。子どもたちは写真を怖がる事はなかった。 

 ただ目の前にある新しい事に興味を持ち、目を輝かせている。マヤの伝統を重んじながらも、この子たちが新しい未来を作っていくのだと思うと、その過程に関わっている木村さんが羨ましくてならなかった。

                                       (野村 実里)
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by mako0491 | 2014-04-22 14:50 | 海外スコープ