日中友好、国レベルでは、微妙で難しいことが多いが、庶民レベルでは、
2017年 05月 30日
日中友好、庶民レベルでは・・・
9年前の5月19日は、四川省大地震の日。
私たちは、四川省南充市蚕糸学校とお付き合いがあった。
地震が少ないと言われている中国での大地震というのが信じられなかった。
また、レンガを積み上げた家が多いので、地震には耐えられないだろうとも思った。
卒業生も沢山、日本で働いていて、彼女たちに連絡をとり、家族の無事を確認したが、犠牲者がなんと多かったことか。
和歌山駅頭で、マイクを握り、四川省大地震災害の募金に立った。日中友好コミニティーかいこ倶楽部として、募金箱を持つ人、地声で訴える人、みんな中国のことではなく、自分のことのように募金活動に、力が入っていた。
マイクを通して一日中しゃべるのも、エネルギーがいる。
通りすがらの、中国人の方が、日本人が中国のためにあんなに募金活動をしてくれているのにと、10.000円を入れてくださった。
中国の方が、声をかけてくれて、その場で、一緒に私たちと募金活動に立って参加してくれる人もいた。
中国と日本での国境線なんてないですね。心が一つと感じた。
国は違っても、じっとしてはおれなかったが、駅頭に立って、みんな心配しながら、募金に応じてくれた人、一人一人の温かい気持ちに感謝💓
二日間で、140.000円ほど募金をいただいた。
中国大使館へ振り込みをすませ、地元誌で、みなさんへご報告をした。
温かい気持ちに、私たちのほうが、心うたれたものでした。
日中友好、国レベルでは、微妙で難しいことが多いが、庶民レベルでは、面子も関係なく、みんなお互いを思いやる大切なお友達だ。
(市野 政子)