女性が主権を握るようになったのか?
2017年 05月 18日
女性の愛と性
インターネットでSNSやブログなどで各自が好きな情報をアップすることが当たり前になって久しい。
役に立つ情報がある一方、誹謗中傷はおろか、箸の転んだことのどうでもよいたぐいも数限りなくある。
先日ふとしたことで、今とても話題になっているブログを知った。彼女は自称慶應大学4年の女性。東大・京大・一橋・東京工大・早慶と医学部医学科のほかは超イケメンなら明治立教に限る男性たちと、出会い系サイトで知り合い、彼らとの情事をブログで発信している。その数はすさまじいものがある。
下ネタ言葉を連発。「膣きゅん」するのは先述のエリートのみ。自らを「膣ドカタ」と呼び、性交に至り満足すれば「優勝」。引いてしまえば「砂漠」とか、独特の言い回しをする。
その正体は不明で、本当に在学生なのか、女性なのか?マスコミにも取り上げられたらしい。
日本社会はいつのまにか性革命を経験し、性と愛が分離した。愛がなくても性を経験できることに気付く。
ひと昔前は、性的に自由な女性は、ふしだらでけがれた女性とみなされた「性=人格説」がまかり通っていたが、これがなくなったのだ。
愛のないセックス、複数恋愛、夫以外とのセックス、いとも簡単に出来る世の中になった。
私たちの常識では「男性が能動、女性は受身」と思っている。動物の世界でもオスが求愛し、メスは受け入れるかどうかを選択する。古今東西そういうものだと思っていた。
がしかし、ついに女性が主権を握るようになったのか?先のブログも今は「怪物」扱いされているが、性の世界にも主体が入れ替わることも普通の世界になるのだろうか?
いずれにしても私自身は性に関しては、ついていけない世の中になってしまった。
(中村 聖代)