わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

いつまでが子育て期間?

10.30掲載


 「子育て世代」という言葉があるけれど、何歳までのことを指すのだろう?子どもが思春期を迎え中学・高校生時代を過ぎれば、「子育てが終わった」と言うのだろうか?
 
 「親は心配する生き物」とよく言われる。進学の次は就職、結婚そしてその次は孫の誕生と、いつまでも今時の親は心配する。
 
 自身についていえば、男ばかり3人が生まれたため、早めの子離れを意識して育ててきたはず。そして否応なく自立させた。なので子育ては早く終わったと思っていた。
 
 遠くに就職した三男は、それを意識してか何も言ってこない。さびしくて仕方がなくなり三カ月に一度ぐらいの割合で電話やメールをつい送ってしまう。今は少しだけ応えてくる。
 
 結婚した二男は、パートナーがそばにいてもしょっちゅう電話を掛けてきた。今はいなくて所在ない時に掛けてくるぐらいになった。
 
 思いがけず近くに転職した長男は、用事があるときだけ何か言ってくる。そして期待しないで助言を求める。
 
 「どうか、それぞれの人生を精いっぱい生きていけますように。力を与えてください」と、いつも祈っている。これはまだ子育ての真っ最中なのかもしれない。
 
 甥は16歳で上京し、いったん帰ってきたものの、今も一人暮らしを続けている。電話口で妹に、「母の意見を聞いているのではない。黙って(ほほえんで)聞いてくれればそれでいい」と言うらしい―子育ては終わっているようだ。
                          (中村 聖代)
 
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by mako0491 | 2015-10-29 22:35 | 子育て