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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

県下初開催!みやこひめ御博

9.4掲載
10月24日から1カ月、地域住民が主役で

 近年、地域を見直すイベントが全国各地で開催され、注目を浴びている。「オンパク」もそのひとつ。

 関西では今年5月、初めて城崎オンパクが開催された。和歌山県では、「みやこひめ御坊日高博覧会」が、10月24日から11月22日までの30日間開催される。

 「オンパク」とは、その地域のあちこちでプログラムと呼ばれる体験交流型のミニセミナーやミニツアーを30~50日の期間開催される博覧会形式のイベント。その地域の人々が主役となり「自分たちのやりたいことをやる」というのが大きな特徴だ。

 この「みやこひめ御博(おんぱく)」は、御坊市と日高郡の民間有志が協力して開催、行政の枠を越えて開催するのは全国でも珍しいケース。

 和歌山最古の醤油蔵を紹介する「御坊再発見!寺内町を知る、歴史を知る、堀河屋も知る!」や、古民家とワーゲンバスがお出迎え「色づく山々に囲まれて“はんわり”スツールづくり」、「印南町真妻わさびと蕎麦打ち体験」、煙樹ヶ浜の夕日を追いかけて「漁船供進丸で行くサンセットクルーズ」、やわらかなわかめの葉を貼り合わせた「はりわかめ」を使った「ワカメ巻き寿司体験と獲れたてアジの干物つくり」など、御坊日高の魅力を存分に楽しめる32プログラム。

 この地域では日常的な営みだが、近くにいても意外に知らなかったり、改めて体験すると非常に新鮮で面白い。パートナーと呼ばれるプログラム提供者の人柄に触れたり、他の参加者との交流も大きな魅力。これを機会に御坊日高を訪れてみてはいかが?
                                               (平野 未花)
by mako0491 | 2015-09-03 12:35 | 女の視点