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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

造幣局通り抜け、ピンク色も様々

 4・11掲載

 和歌山の桜の名所も散り始め、落下しきりの状況になりましたが、11日(金曜)から大阪・造幣局桜の通り抜けが始まります。
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 17日(木曜)までの7日間。平日は午前10時から午後9時まで、土曜日・日曜日は午前9時から午後9時まで。ぼんぼりに照らされた夜桜は明治時代から続く風物詩です。
 
 今年の花は「松前琴糸桜(まつまえこといとざくら)」。

 造幣局のホームページから引用すると、「松前琴糸桜」は、北海道松前町の浅利政俊氏が昭和34年北海道松前町で毬山家の庭にあった無名の八重桜の種子から作り出した桜。花弁数は40~45枚で、開花後は紅色から淡紅色となります。

 今年は131種350本。新たに「笹賀鴛鴦桜(ささがおしどりざくら)」が登場するそうです。原木が長野県松本市笹賀地区にあり、百瀬氏が自宅で栽培していた大島桜の種子より育成選抜されたという桜です。

 関山(かんざん)、紅手まりなど八重桜が咲き競う。この色の多彩さがまだ見事です。

 桜色は普通、ピンク色と表現されるが、厳密に見ていくと、何十通りかに色分けされるそうです。

 世界共通の「マンセル標準色素」からみると、最も数の多い関山は明度8、彩度6の赤紫で、ライトパープリッシュピンク。洋名は「モーブ・ミラージュ」と呼び、「はかないしんきろうのようなピンク」と訳すそうです。
今年は男性のシャツにもピンクが流行するとか。

 そんな分析のうんちくも知っていけば、通り抜けの八重桜を見る目も一段と興が乗るのではないでしょうか。

 (交通)南海和歌山市駅からだと、天下茶屋で乗換、地下鉄堺筋線南森町駅下車10分程度。

                            (淡 美輪)
by mako0491 | 2014-04-11 17:55 | お勧めスポット