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わかやま新報女性面 (月一回金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

カルマヨーガ

2013・12・20掲載

アシュラムで鍛える精神と肉体

 私が勉強してきたインドのアシュラムでの生活についてご紹介しましょう。

 カルマヨーガ_e0171960_035953.jpgアシュラムとは、精神的な修行をする場所という意味があります。学校のようなものですが、より精神的な事を勉強する為、学校とお寺の中間のような存在です。

 一日のスケジュールは、夜明け前のお勤めから始まります。温かいハーブティーを飲んだ後、ホールに集まってマントラをみんなで唱えます。夜明けと共にヨーガのアーサナ(ポーズや運動の意味)を2時間勉強した後、カルマヨーガをみんなで行います。

 カルマヨーガとは奉仕のヨーガです。みなさんはヨーガといえば身体を動かしてストレッチするという事を思い浮かべると思いますが、壁にペンキを塗ったり、朝ごはんの準備をしたり、掃除をしたり自分ができる事をアシュラムの為に行うことが、カルマヨーガなのです。奉仕するー実はこれはヨーガを勉強する上でとても重要な事なのです。

 フルーツと菜食の朝ごはんを頂いた後、ヨガ療法についての講義を3時間、昼食とお昼休憩。その後はまた午後の講義を受けて夕方ヨガアーサナのクラスを2時間。その後マントラのチャンテング(読経)。7時にやっと夜ごはんです。

 8時から学校の唯一のショップが1時間オープンし、ドライフルーツやナッツのおやつ、ヨーガの本、ヨガウェアなどを買いながらみんなでワイワイ楽しく過ごします。

 その後また夜の講義があり、それが終わると就寝。朝が早いのと疲れでみんな早々と寝てしまいます。かなり厳しいアシュラム滞在でしたが同じ志を持った人たちと規則正しい生活をすることで、より深い絆ができ、さらにヨーガへの理解が深まった素晴らしい時間を過ごすことができました。

                             (ヨガシャンティ主宰 神谷 弥生)
by mako0491 | 2013-12-23 00:39 | 健康ナビ