わかやま新報女性面 (隔週金曜日)記事を発信-NPO法人「和歌山コミュニティ情報研究所」の女性スタッフが取材・編集を担当


by mako0491

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近畿各地の和歌山に似たエリアで、地域活性化に努力するまち・ひとを紹介、和歌山各市町村のまちおこしのヒントにしたい。今回は兵庫県明石市の江井ヶ島海岸のケースを取り上げてみよう。

(中山 まり)

明石市の海岸線(ビーチライン)活性化を目指す実行委員会が主催した、江井ヶ島海岸まつりが4月下旬、「ながさわ明石江井ヶ島酒館」で開催された。和歌山から紀伊水道を通って、淡路島の北端の向かい側にある瀬戸内海に面した明石は、海岸線が長く、和歌山エリアに近似する点もあり、まちおこしの参考になる。

手作り雑貨など販売

江井ヶ島海岸まつりは、毎年恒例となり、今回は6回目の開催である。ステージでは、地元の多様なミュージシャン達による演奏や明石発のご当地アイドル「YENA☆(イエナ)」の元気溢れるライブなどのパフォーマンスがあった。明石の地ビールの販売や西灘の地酒の飲み比べ、明石たまご焼きなど地元の特産品を販売するフードブース、クラフターによる手作りの雑貨や洋服、手作りジャムやクッキーなどを販売する「はないろプチマルシェ」などの店舗が出店していた。イベントには地元の人々が多く来て賑わった。

地元のバスと連携も

地元を盛り上げるために地域に根差したまちおこしイベントを企画されるに至った経緯について、主催した明石ビーチライン活性化実行委員会の事務局を務める西海恵子さんにお話を伺った。

このイベントを開催しようと思ったきっかけは、9年前に、江井ヶ島にそれまであった海の家が閉鎖され、海の家やライフセーバーもいなくなり、海水浴場でなくなったことだった。「キレイな景色もある江井ヶ島をなんとか住民の手で盛り立てていきたいと思いました」と恵子さん。江井ヶ島は小規模であまり知られていない分、白い砂浜もキレイで自然も美しい。

第1回は、江井ヶ島沿岸の砂浜地帯でステージを設けて開催した。「景色もすごくキレイなので、淡路島や海、空をバックにして砂浜にステージを設けました」。海岸には電気もなく、機材を運び込むのに苦労して、ステージの設営や撤収も大変だった。

人や車の出入りが多く、混雑して、海岸地帯に駐車場もなかったため、その後、江井ヶ島海岸に面した「ながさわ明石江井ヶ島酒館」に場所を借りて開催するようになった。来場者のために、地元のコミュニティバスTaco(タコ)バスが連携を申し出た。

お金はかけず、皆持ち寄りで行っている。明石ケーブルテレビの企画したご当地アイドルからも、出演の希望があり、無償で、明石を盛り上げる歌を歌ってくれる。イベント関連で知り合った出店店舗も、出店料を支払うことで、運営に協力している。会場のながさわ明石江井ヶ島酒館も場所や機材を無料で提供している。まちを盛り立てていこうという地元の人の熱意や善意で支えられている。 

若い人が喜んだ

「当初、続けるのはしんどいし、止めようかという意見もでました。でも一回目で、ものすごく喜んでいる方が多かったので続けようと思ったのです。特に、江井ヶ島に引っ越してきた若い人が喜んでくれました。友人にも自慢したいいい景色だけれども、これまでこの地域で、みんなで楽しめるようなことがなかったので、こんなかイベントがあれば、招待しやすいと話してくれました」。

「みんな明石が大好きなんです。地元のアーティストは、特に明石の歌と言わなくても、地元を盛り上げるためにオリジナルの曲を作ってくれるんです」。

その努力や想いが伝わったのか、来場者は増加し、コミュニティバス「Tacoバス」は、当初の50人から、今年は300人と利用者数を伸ばしている。

 

和歌山にも関心

今後の活動として、明石ビーチライン活性化実行委員会側で、日本の他の海岸地帯とのコラボレーション企画など考えているかと質問すると、「和歌山でも呼んでいただけたら行きたいと思います」。

現在、明石市に、海の家ができるように海岸を整備してほしいと要望を出している。しかし、そのためには、このまま静かで、穏やかな江井ヶ島がいいという住民との折り合いが必要で、「このようなイベントでムーブメントが大きくなれば、海の家や海岸も整備され、今後人も集まることもあると思います」。

 コミュニティ主体で、まちおこしのイベントを市民自らが企画し、実行し、積極的に参加してうまく機能している一例として和歌山各地の活性化に大いに参考になると思われる。何よりも市民たちが住むまちを自分たちで盛り上げていこうという強い想いでつながっていることが印象的だった。


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# by mako0491 | 2017-05-18 21:06 | アタマ記事

女性の愛と性

 インターネットでSNSやブログなどで各自が好きな情報をアップすることが当たり前になって久しい。 

 役に立つ情報がある一方、誹謗中傷はおろか、箸の転んだことのどうでもよいたぐいも数限りなくある。

 先日ふとしたことで、今とても話題になっているブログを知った。彼女は自称慶應大学4年の女性。東大・京大・一橋・東京工大・早慶と医学部医学科のほかは超イケメンなら明治立教に限る男性たちと、出会い系サイトで知り合い、彼らとの情事をブログで発信している。その数はすさまじいものがある。

 下ネタ言葉を連発。「膣きゅん」するのは先述のエリートのみ。自らを「膣ドカタ」と呼び、性交に至り満足すれば「優勝」。引いてしまえば「砂漠」とか、独特の言い回しをする。

 その正体は不明で、本当に在学生なのか、女性なのか?マスコミにも取り上げられたらしい。

 日本社会はいつのまにか性革命を経験し、性と愛が分離した。愛がなくても性を経験できることに気付く。

 ひと昔前は、性的に自由な女性は、ふしだらでけがれた女性とみなされた「性=人格説」がまかり通っていたが、これがなくなったのだ。

 愛のないセックス、複数恋愛、夫以外とのセックス、いとも簡単に出来る世の中になった。

 私たちの常識では「男性が能動、女性は受身」と思っている。動物の世界でもオスが求愛し、メスは受け入れるかどうかを選択する。古今東西そういうものだと思っていた。

 がしかし、ついに女性が主権を握るようになったのか?先のブログも今は「怪物」扱いされているが、性の世界にも主体が入れ替わることも普通の世界になるのだろうか?

 いずれにしても私自身は性に関しては、ついていけない世の中になってしまった。

  (中村 聖代)


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# by mako0491 | 2017-05-18 19:51 | 女の視点
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「第一回 天野・花祭り」開催

「わかまなび」サークルというのは、和歌山大学を中心に・県立医科大学・信愛女子短期大学・高野山大学等の学生が連携して、社会教育・生涯学習をベースに、地域起こしを目指して作った研究サークルです。

 このサークルが最初に取り組んだのが、丹生都比売神社を核とした「天野の里の宝を発掘し、地域再生・活性化を目指す」ことでした。

彼らは、去る3月3日開催された、和歌山大学の主催の「クリエ・フォーラム」(学生の創造性を育てる活動)で、この天野地域での活動を、展示パネルを通じて発表していました。 数あるニュース性豊かなテーマの中で、地味ながら興味を引く報告でした。

たまたまそのフォーラムに出席していた私(和大OB)は彼らの活動に強く共感しました。その後彼等とのメールの交換が始まり、この「天野・花祭り」へのお誘いを頂いたわけです。 参加して私は多くの楽しさと今後の生き方の教訓を得ました。

中でも「天野の里」の自然や歴史・文化に魅せられ、他府県から移住されている複数のご家族のお話。学生たちの、参加者に対するサービス活動のチームワークの姿。さらに深まった「天野の里の持つ宝」の知識、それに加えて、地域の人たちの「天野の里づくりの会」の意気込み、等々。それを感じながら素晴らしい一日を過ごさせて頂きました。

 花見の会ばかりでなしに、場所を「天野地域交流センター」に移して開いた参加者35名余りの自己紹介と意見発表は地域と世代を超えて、新鮮で興味深いものでした。6月には「蛍の乱舞・鑑賞の会」も地元で企画されているようです。

(久山 稔)


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# by mako0491 | 2017-05-18 19:30 | ヒト交差点

 人生の「逆さ年表」を作ってみよう       オトコの独り言


前回(324日)は、将棋の名人とコンピュータソフトの戦いで、生身の人間が負けたことにかこつけて、日常生活上の問題解決は、多くの所でコンピュータソフトとロボットに任す時代が来たのかと、その不甲斐なさと不自由について独り言をした。今回は人生の「逆さ年表」を作ってみようという提案である。

(久山 稔)

 

逆さに書いてゆく

私の知り合いに「近未来小説」作家がいる。何から書き始めるのかと尋ねたら、「まず未来のある時点を設定し、そこを第一行目とし、未来から現在、それから過去へと遡っていく年表を作る」と言う。

通常の場合は、例えば自分史を書き残そうと思えば、自分の誕生日の状況を一行目とし、現在に向かって綴っていくだろう。それを逆さまに書いていく過程で、未来のある時点の自分や社会の姿の在りたい姿を仮想し創造し、構想が固まるという。

 早速、自分史を書くつもりで、あと十年生きるとしてその逆さ年表なるものを作ってみた。

面白いことに、過去の時点での人と人との出会いが基で、現在の自分の姿があり、未来の自分の姿はこれからの人との出会いで作り上げられていくのだと実感した。


バンドで施設巡り 

私は現在、あるフォークバンド・グループでウッドベースを受け持っている。ボランテイアで福祉施設めぐりなど行っている。しかしそんな事よりも、10年後の自分の演奏技術のレベルをもっと高い水準にまで引き上げれば、さらに深く音楽を楽しめるという思いがある。その時の自分の姿を想像し、そこからの逆さ年表を創ってみたのである。 

どんな時点での師となる人との出会いが10年後の自分の姿を創りあげるのか、それは神のみぞ知る世界かもしれないが、その過程こそ自分にとって貴重なのだと自覚した。自分に出来ることは、自分の生きて来た場と異なる世界の方々に人間関係を拡げ、そのどこかに面白い人生の変節点が生まれ出て来るという事を信じる大切さに気付いたのである。


時には右に、左にまわり 

誰しも自分の一生を悔いなく終わりたいと思っている。私はあと10年の時点では90歳を超える。この10年の過ごし方の目標がこの逆さ年表が一つのレールを示してくれていると自覚した。時には右に逸れ、左に曲がり進むかもしれないが、どんな位置に今自分が居るのかは分かるのではと思っている。

 将棋のコンピューター・ソフトは過去の多様なデータを基本に次の手を決定するのだろうが、生身の人間の方は幸せな未来の自分の姿・社会の姿を目指して、自由に選ぶ楽しさを目がけて次の手を考えるのだ。

 技術の進歩は、所詮、技術の進歩の世界で、生身の人間の心の感性の世界は越えられない。いくら人工頭脳の世界が進もうとも、所詮そこは過去の知識の積み重ねの統計手法が生み出す技術の世界だろう。「喜び」という感性の世界とは異質だ。

 

感性求める権利と尊厳

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ユニセフという組織の公報がテレビ画面に映し出す、あの餓えた小児の澄んだつぶらな瞳を見る時、「彼らにも未来を夢見ている幸せ感があるだろう。今この世に生きる人間一人一人に平等に、この感性を求める権利と、尊厳が有るはずだ」と思う。  


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# by mako0491 | 2017-04-25 13:07 | アタマ記事

4.21人交差点

エキストラそれとも女優?

人生も折り返し点を過ぎて、残りのページに新しい項目を加えたいと思い、エキストラ登録をしてみました。

 同時に二つ。一つは事務所での登録。登録料が安いものを選びました(初回だけ、更新料不要の5千円)。もう一つは登録はメールアドレスのみ。自分でエントリーするので費用は一切かかりません。

 さて、事務所からエントリーしても良いかの連絡が数回ありましたが、日程などが合わず流れていたのです。エントリーというのは、広告やテレビ・映画出演などで、条件に合う人を事務所側から推薦するものです。

 当然、関西にいくつあるか分からない事務所からの複数エントリーのため、選考されるとは限りません。この方法ではギャラが発生します。

 二つめのメールエントリーは、別件です。この案内を見る限りは、その他大勢的な案件が多く、ギャラはおろか交通費もなく、全くボランティアです。お弁当がでることもあるようですが、長時間拘束される場合に限ります。有名人に会えるというだけ、思い出つくりにはいいかも知れません。このメール案件は見るだけです。早朝は定番のようですし、夜遅くまでと言うのも多いので無理。

 私は、事務所の登録直後、福山雅冶の映画でエントリー応募しましたがダメでした。かなり朝早くしかも遠い京都の山奥にもかかわらず、ボランティアでもいいと思う方は相当数いらしたのです。

 ついこの間初回エントリーで選ばれ、京都の老舗結婚式場に行ってきました。そこでの体験を。

 役は「花嫁の母」ということでした。当然「花婿の母」もいます。控室でその方のお話を聞きました。 

 彼女は大のベテランでいくつものエキストラ出演をしています。主にテレビの再現ドラマやひな壇に座るということでした。この春からレギュラー出演もあるとか。彼女いわく、

「演技とか、容姿とかより、時間の融通がきくから重宝されるのよ」。「ひな壇ではユニークな体験や赤裸々な話ができるひと」だとか。ギャラは振り込まれるけれど雀の涙程度、細かく確認する人は事務所に敬遠されるらしい。

 初体験で結局花婿の母になり、大手結婚情報誌の何号に載るのか不明。選考されたといってもギャラは本当に僅かで二ヶ月後ということでした。が、いい経験ができました。

   (中村 聖代)


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# by mako0491 | 2017-04-25 11:52 | ヒト交差点

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まちなかに大学目白押し

4月1日、イオン付近まで部分的に開通していた第二阪和国道が全線開通しました。「和歌山市から大阪府岬町、さらに泉南までスムーズに行けるようになる」、ということで、家族でドライブに出掛けました。

新しい景色を見ながら、初めて和歌山大学に来た時の風景を思い出しました。乗客がどんどん減っていく電車の車内。何度も通過するトンネル。ようやく着いた駅から見た「ようこそ和歌山へ」の看板。数十年前、電車で大阪市から和歌山大学に行くのに2時間半程かかりました。

まず、大阪環状線に乗りJR新今宮駅へ。南海電車に乗り換え、約1時間。車窓から和歌山大学・紀の川を臨み、和歌山市駅で下車。そこから和歌山大学行きのバスに乗車。バスで再度、紀の川を渡り、ようやく大学に到着。JRで和歌山駅に到着しようものなら、わざわざJR和歌山駅から南海和歌山市駅までバスに乗り、和歌山大学行きのバスに乗り換える必要がありました。近くに下宿をしても通学や買い物が大変でした。

 それが、今は、大学の側に「和歌山大学前駅」。そして、その裏に第二阪和国道。電車でも車でも便利です。さらに、今後もまだまだ計画が目白押し。本町小学校跡に和歌山信愛大学、雄湊小学校跡に東京医療保険大学、伏虎中学校の跡に県立医科大学薬学部が開学するようです。

これらの大学はまちの中にあります。通学も買い物も散策も便利でしょう。これまでの「和歌山にある数少ない大学は山の上。車のない学生は不便」という時代は遂に終了するのですね。しみじみ。

(浦田ひろみ)


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# by mako0491 | 2017-04-25 11:48 | 女の視点

『くるまあらいます』

4.21掲載

『くるまあらいます』

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BL出版 2005年 1404

対象年齢:年齢に応じて読むことができます。

(読んでもらうには)2歳から

(自分で読むには)4歳から大人まで 

随分過ごしやすくなってきましたね。さぁどこにお出かけいたしましょう♪まずは絵本の中へ外出、外出。

<あらすじ>

今日はお父さんがお休みの日です。お父さんは二人の子どもに言いました。「お昼を食べに行こう」

早速、車に乗って出発です。ところが、出発した途端、大きな泥の水たまりが現れます。もちろん避けきれず、「パシャ!パシャーン!」車は泥まみれになってしまいました。

お父さんはお昼ごはんどころではありません。先に、車を洗いに行くことにしました。窓を締めて、洗車の機械の中に入ります。

子ども達は何が起こるのか興味津々。ワクワク・ドキドキ。

まずは真っ暗な中を通ります。子ども達にとっては、海の中を潜っていくような気分です。車が潜水艦に変身したかのようです。

窓から見えるのはきれいに泡立てられた洗剤とスポンジ。それは子どもにとっては泡だらけの海と緑のサンゴ礁。もしくは海草。洗剤を流す勢いのある水流は海の嵐や大波です。「しっかり捕まって」

静かになると、窓ガラスにはきれいな水滴でいっぱいです。光が反射してとてもキレイ。と、思ったら「ブォーッ!」海底の火山が噴火したのか、熱い熱風が車にかかります。「大変。やられたらどうしよう。」

でも、大丈夫です。明るい光が見えてきました。無事に海から出られそうです。車もご覧のとおりピッカピカ。

大人にとっては些細な日常でも、子ども達にとっては楽しい大冒険の時間。空想の時間です。私達大人も、たまには空想遊びをするのも楽しそうです.

(笠井 ひろみ)


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# by mako0491 | 2017-04-25 11:39 | 絵本この一冊


児童虐待防ぐ策を

最近、関西で児童虐待に関するニュースが目につく。姫路の認定こども園では定員を大幅に超える園児を受け入れ、給食の量が少なく、保育士数を多く報告して公費を不正受給していたとか、大阪の森友学園の経営する幼稚園では、給食を時間内に食べられないと椅子の上に給食を置いて正座して食べさせたり、トイレに行く回数を制限していたという。

警視庁の発表した統計によると、虐待の疑いがあると警察が児童相談所に通告した子どもの数は大幅に増加し、54227万人で、通報件数は大阪が最も多い。

通報件数の増加の背景には、20157月から運用が始まった児童虐待の通報・相談電話「児童相談所全国共通ダイヤル」189(いちはやく)の導入や、報道などによる住民の意識の高まりもあるという。大阪がトップなのは、地域のネットワーク構築が進み、早期に相談や通報がなされる体制づくりが機能している面もある。

厚生労働省は、昨年3月に社会保障審議会・新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会による提言をまとめた。これまでの「保護中心」から「養育中心」に力点をおいている。

具体的には地域における支援機能の拡大、職員の専門性の向上と配置数の増加、里親制度の充実強化などが挙げられている。

かつての日本は、近所付き合いも頻繁で、親戚との交流も多く、大家族の中で子育てを行ってきたが、核家族化が進み、地域や近所とのコミュニケーションも希薄化した近年は、あまり見られない光景になっているようにも思われる。

このような状況の中で、新たな地域や共同体とのつながりが必要とされ、最近ではSNSを介したコミュニティーのやり取りも盛んになっている。地域ぐるみの子育て支援として「子ども食堂」など、うまく受け皿となるような子どもと家庭を支援するようなコミュニティー主体の社会活動が進むよう願っている。

(中山まり)


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# by mako0491 | 2017-04-25 11:22 | TOPIXS

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4月7日あたま

フラワーデザイナー太田美香さん

日本では最大級のお花の展示会として知られる「国際フラワーEXPО」。2016年10月、「アーティフィシャル&プリザーブドフラワーコンテスト」で、特別賞「モノ・インターナショナル賞」に輝いたのは、和歌山市在住の太田美香さんである。「デザインの神様が降りてくる」と言う美香さんに会い、彼女の素顔に迫った。

  (中村 聖代)


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【お花との出会い】

 会社に勤めたのをきっかけに「茶道・書道・華道」のいづれかを習得したいと思った美香さん。

 「茶道は道具を揃えるのにお金がかかる」「書道はもともと字の上手な血筋だから

習う必要がない」と両親の反対にあった。

 わび・さびの世界に興味を持っていたので会社の華道部に入るつもりが、先輩に連れて行かれたところがフラワーアレンジメント教室だった。

「私の習いたいのはこんなお花じゃない」と思いつつ、月に3回いやいやながら通っていたという。

 ところが、3年ほどしてその教室の先生のアシスタントに抜擢されたのだ。2年半後にその教室、その先生を離れ、独立。

 大阪を拠点に仕事をしていたが、フラワーデザイナーとして次第に認められ、東京でも仕事の依頼を受けた。もちろん和歌山でも仕事をする。

【プリザーブドとの出会い】

 「新しいものは先ず東京に入ってきます。1年遅れて大阪、その1年後に名古屋・福岡・神戸といった具合で、和歌山にはさらに遅れて入ってくるのですね。だからいかに早く和歌山に最先端のものを周知してもらうか考えていました」。

 そうしたときに入ってきたのが「プリザーブドフラワー」だった。

【デザイナーとして】

 美香さんは、現在も大阪を中心に、東京、和歌山を行ったり来たりしている。生花も扱うし、アーティフィシャルフラワー(いわゆる『造花』)もつくる。

 チームで結婚式場などの会場装飾も受けるし、教室も開くし、イベントも開催する。

「うちは全て受注生産なので、作り置きをしていません」。

 顧客の依頼に応じた作品をそのつどつくる。アレンジメントには決して『造花』を入れない、全てプリザーブドフラワーでつくるというこだわりがある。

 だが、今はやりの「おむつケーキ」だけは、『造花』を使う。プリザーブドは生花を脱色し、液を吸わせ、着色しなおし、乾燥させるー花自身が自分の力で吸い込むという過程のなかで、まれに虫がつくことがあるからだ。

【造花との差別化】

 「生花を乾燥させるだけのドライフラワーに対して、プリザーブドフラワーは、特殊加工を施すことによって、生花の長期保存を可能にし、匂いもなく、手入れが簡単で、ソフトな感触です。全てが人工の材料からできている『造花』とは全く異なります」。

 そういった理由で、昨今は仏花の受注も増えている。

【これからのこと】

 「今付けている指輪もプリサーブドなんですよ。花弁を拡げ、硬度をつけることで、帯どめとかにも利用できます。可能性はまだまだひろがると思います」。

「もっとお花に触れる機会が増えたらいいなと思います。型にはめられる女性とは違って、大胆な発想ができる男性には、特にそうですね」――と語った。


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# by mako0491 | 2017-04-25 11:14 | アタマ記事

挨拶には防犯の効果も

新生活の大事な要素

新年度がスタートしました。新しい生活を始めた方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで、重要になってくるのが「挨拶」新しい人間関係において、よりよいコミュニケーションを進めるために「挨拶」を意識してみましょう。

もともと「挨拶」の「挨(あい)」には、「心を開く」、「拶(さつ)」には、「相手に近づく」という意味があり、まさしく「自分の心を開いて、相手に近づくための行動」それが、「挨拶」なんですね。

「あなたに会えてうれしい」「今日はとてもいい一日ですね」を「初めまして」や「こんにちは(今日は)」などという挨拶言葉で表現しています。挨拶をすることにより、相手の存在を認めて、私は敵ではないということを知らせることができます。相手の承認欲求を満たすことが出来る行動ですね。

挨拶は「明るく」「いつも」「先に」「続けて」――

私は講義でいつも皆様に考えてもらうのですが、気持ちいのいい挨拶とはどんな挨拶なのか、そんな挨拶を続けていくとどんないいことがあるのか。

グループなどで話し合いをすると、本当にたくさんのメリットがあることを見つけることが出来ます。

気持ちのいい挨拶とは、笑顔で明るい声で、いつでもだれにでも、そして自分から先に、また、挨拶のあとになにか言葉を続けると、さらにコミュニケーションが図れます。また、挨拶にはリスクはありませんし、もちろん何か特別に用意するものもありません。

相手からの印象もよくなり人間関係の構築にも役立ちますし、常識のある人、気持ちのいい人と評価を上げることもできます。    

最近は、凶悪な事件もあり、子どもたちに「知らない人から挨拶をされても言葉を返さない」ということもあるようですが、大人たちがしっかり挨拶をしているコミュニティを形成することにより、逆に防犯の効果もあるのではないかと思います。

新生活のスタート、今日から、挨拶をもっともっと意識してみてはいかがでしょうか?

(石川 礼子=ステップワンキャリアスクール マナーコンサルタント)


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# by mako0491 | 2017-04-25 11:06 | オンナ磨き事情

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   4.7視点

退職後の「しゅう活」   

私が54歳で退職して12年が経ちました。楽しいことも、やりたいこともいっぱいだった歳月を振り返って、来たるべき次の12年に備えたいと思います。

 退職後の一番大きな変化は、時間が自由になったことです。毎日サンデーとなり、旅行も安い時に混雑を避けて行けるし、やりたいことをやりたい時にできるようになりました。

 また職場と家との往復だった生活が変化に富み、今では手帳を手放せません。退職を機にライフスタイルは大きく変わり、新しい世界がいっぺんに広がったのです。

 退職後の生活は、お給料が無いことを除けばこんなありがたいことはありません。しかし、やりたいことをしていても、自分だけの楽しみだけに終わってしまっては何だか物足りない。社会貢献活動とまではいかなくても自分のやっていることが、誰かの役に立っている、誰かが自分を必要としてくれていると感じられるような活動をしたいと思います。これからの12年は、これを私の「しゅう活」としたいと願っています。

 これに合う「しゅう」と読む漢字を漢和辞典で探してみました。それに近いのが「修」です。この漢字には、おさめる・ならう・学ぶ・つつしむ・そなえる・そなわる等という意味があります。おもしろいことに、「しわをのばす」という意味もあるそうです。

 日本人の平均寿命、男性約81歳、女性約87歳。定年退職してもまだまだ若い。私もしわをのばしながら「終活」ではなく、「修活」をしていきます。30・40まだ子ども、50・60でつぼみになって、70・80花盛り。さあ、退職後もみんなで花を咲かせましょう!

(林 多恵子)


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# by mako0491 | 2017-04-25 10:55 | 女の視点

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京極さんレポート


フィリピン共和国は日本からそう遠くないアジアの島国でマニラやセブ島への観光客も多い。最近大統領となったドゥテルテ氏が市長を勤めていたダバオは観光省から「最も住みやすい都市」に認定されている。今回は観光を目的とせず、社会活動センター・シナピス後援の「2017スタディ ツアー inフィリピン」に参加したAIC【別項】のメンバーである京極千穂子さんにレポートしてもらった。

ツアーの目的

 ツアーのひとつの目的は、普段私たちの視界に入らない人たちと出会い、その人たちを取り巻く現実を知ることによって、自分たちの価値観を見直す機会を得ることです。

 自分の知らなさに気付かされたツアーでしたが、この経験を通して私も少しずつ進歩していけたらと思っています。訪れたところのいくつかをご紹介します。

プレダセンター

 1974年アイルランド人神父によって設立された社会活動センター(プレダセンター)は、ルソン島西部にあり、現在「女の子の家」と「男の子の家」を中心に活動しています。

 女の子は主に性的虐待を受けた子どもたち。男の子は何も罪を犯していないのに刑務所に入れられたり、施設で不当な扱いを受けたり、ストリートチルドレンだったりの子どもたち。

 こういう子どもたちを救出し、保護し、生活のルールや基礎教育を行い更生させ、自立を目指しています。

 「男の子の家」のヘッドが次のように話してくれました―私も捨てられストリートチルドレンになり、ドラッグにも手を染めたことがある。カレン神父に助けられ、教育の機会を与えられ、ここで一〇年働いている。今は家庭を持ち、子どももいる。金持ちではないが幸せだ。自分にもできたのだから、ここの子どもたちもきっとできると信じている。悪いことをしたと自覚した時から第二の人生が始まった、と。

日本人墓地にて

 第二次世界大戦の末期、フィリピン・ルソン島で日本軍はアメリカ軍と戦い、戦争当事者だけでなく、多くの市民を巻き込み、捕虜を虐待し、女性に無残なことをしました。

 1951年当時のキリノ大統領は妻と3人の息子を日本人に殺されましたが、「憎しみや恨みの気持ちをいつまでも持ち続けるなら、子どもたちも持ち続けることになる。隣同士のフィリピンと日本は親しく助け合って共存共栄していかなければならない。そのため私怨を断ち切る決心をしたのです」と、収容所にいる日本戦犯を全員釈放したのです。

 モンテンル刑務所の裏にある日本人墓地に向かい線香を手向け、黙祷をささげました。

先住民アエタ族

 ルソン島の4州に、保護区の土地で先住民族アエタ族の人々がコミュニティを作って暮らしています。森林がアエタの生活の場であり、今は主にマンゴーを育て生活の糧にしています。「サコップ」という社会活動センターが契約を結び、買い取り、販売を支援しています。

ハンセン氏病の病院

 タラ村にあるハンセン氏病の病院を訪ねました。男性一〇人程の病室が2つあり、全員全快はしているのですが、行くところがないので病院にいるしかないということです。

 ショックを受けたのは、両手両足を包帯でぐるぐる巻きにされた人を見たときです。彼はこの一月に病院に入ってきたそうです。良い薬もでき感染力も弱いと聞いていたので「何故?」と思いましたが、彼はひどくなるまで病院に来なかったためだということでした。必ず良くなるだろうと確信しています。

<AICとは>

AIC.(International Association of Charities)=国際愛徳協議会メンバー、

約400年の歴史を持つ、世界で最も古い女性ボランティア団体。

ベルギー・ブリュッセルが本部。世界53カ国に支部を持ち約15万人の会員がいる。国連に議席が与えられていて、欧米社会に大きな影響を与える機関となっている。

日本においては1933年に愛徳姉妹会のシスターが釜崎で活動を始め、その後和歌山と神戸を拠点にそれぞれ活動を続けるようになった。



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# by mako0491 | 2017-04-05 07:55 | アタマ記事

otoko

問題解決能力に疑義<>

最近自分で分からなくなったことがある。「自分の能力って何だ」という事である。今までは確たるものが有った。「問題解決能力だ」と信じて疑わなかったからだ。それが揺らいでいるのである。

昨年からその揺らぎは大きくなった。きっかけは、将棋の世界で、プロの元名人のタイトル保持者とコンピュータ・ソフトとの対決でプロ棋士が負けたことであった。

 元名人位者は過去の知識や経験の蓄積を基に、相手に勝利することを狙って全知全能を振り絞ってコンピュータ・ソフトに対決したに違いない。「問題解決能力」の戦いである。そこで生身(なまみ)の人間が負けたのである。

将棋のゲームの進め方を知っている人は、誰しもこの揺らぎを感じ取ったに違いない。名人位のプロの能力がたまたま劣っていたと片付けられる問題ではないのである。自分自身の日常生活の問題解決能力も同様の問題を持つという事を知らされたからである。

 「自分が身に付け知っているというノウハウの値打ち」に疑義が生じているのである。昔から「知っているという事と、出来るかという事は別だ」と、先輩からよく叱られたものだ。「知っていても、出来なければ意味がないではないか、理屈を言うな」と言うのである。

今やまさに将棋の世界でも、「知っているか」ということも、「出来るかと」いう事も、コンピュータの能力に劣る世界が来たのである。

(久山 稔)


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# by mako0491 | 2017-04-02 15:30 | オトコの独り言

dennki

イマドキの伝記は総て漫画 

 

 子供が生まれてから、書店で向かう先は、児童書や知育図書になった私。子供は成長とともに、心配した読み書きもできるようになりました。

 豆知識がたくさん乗っていてシリーズ化している本を欲しがり、発売されるたびに購入していて、今や近所の書店よりそのシリーズは充実した棚が出来上がっています。

同時に、深夜にやっていたタイムスリップした料理人のドラマに影響を受けて、歴史にも興味を持った我が子に、伝記も読ませようと書店へ行って、探しても探しても見つからない、伝記。

 「伝記」私の想像した、表紙はその人のイラストで人物名が横書きでシリーズ化しているあの伝記、ないのです。正確にはあるのですが、私の欲しい「伝記」ではないのです。見間違いかと思って、何度も棚を探すのですが、私が求める伝記はありませんでした。

 イマドキの「伝記」は、偉業を文字で示していないのです。すべて漫画になっていて、吹き出しやイラストだったのです。

 あの日の衝撃は忘れられません。ついに、ついにそうなってしまったのか…予兆はありました。アニメが市民権を得て、世界で高い評価を得ている日本の最先端の輸出品となっていることも。ただ、そんなに我が子の近くに迫っているとは思ってもいませんでした。

 文章の「伝記」を探してあたふたする私は、やっぱり古いんかな…そんなことないはずや。

 御存知なかった方、是非ともイマドキを書店で体感してみてください。わたしたちのあの頃、図書館や書店に並んでいた、あの「伝記」は天然記念物、シーラカンスで置いてありません。

 読書といって漫画で豆知識を、伝記を読みふけっている子供を横目に、やや離して文庫本を読むようになった、不惑になる年まで片手で数えられるようになってしまった私なのでした。

(田中 麻衣子)


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# by mako0491 | 2017-04-02 14:36 | 女の視点

koube bungakukan


神戸文学館と

横尾忠則現代美術館

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花の便りもちらほら聞こえてくる。今回は神戸まで足を伸ばしてみませんか。桜の名所でもある阪急王子公園駅から5分の「神戸文学館」は、神戸市内に現存する最古のレンガ造りの教会建築。関西学院のチャペルだった=写真。


現在行われている企画展「坂道の情景~神戸を描いた文学」は4月16日まで。(平日AM10-PM6、土日9-5、水休館)

古くは北野の異人館街、そして今も絶え間なく山腹に新たな町が出現している。文学者たちも坂道を舞台にした多彩な神戸の情景を描いている。

岡本の坂の上からの眺望を愛でた谷崎潤一郎、異国情緒あふれるトアロードや異人館街を散策した堀辰雄、北野坂あたりを舞台に選んだ宮本輝。山の緑と海の青を結ぶ坂道。こんな神戸の風景が創作意欲を刺激しているのかもしれない。

最新ニュースは、神戸市灘区出身の山下澄人さんが第156回芥川賞を受賞。受賞作は演劇に打ち込んでいた若き日々を題材にした「しんせかい」。同文学館では山下さんの受賞を記念して著作などを置いたコーナーを設けている。

道路を挟んで見えるのは「横尾忠則現代美術館」。この26日まで開催しているのは「ようこそ横尾温泉郷」。(AM10-PM6)

女湯の光景をモチーフにした連作が見どころ。まげを結った浮世絵ふうの女性たちが、身体を洗ったりする姿を描いた連作、横尾が幼少時代に見たイメージを反映しつつ、江戸の遊び絵にも通じる仕掛けが画面のあちこちに隠されたユーモアあふれる作品となっている。この「銭湯シリーズ」のほかにも、全国の温泉地を訪れ描いた「温泉シリーズ」がある。

(水上 舞)


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# by mako0491 | 2017-04-02 14:32 | お勧めスポット

atama

紀州の和菓子と文化を考える会

山本 智子さん


2014年5月、「総本家駿河屋全店閉鎖のニュースが流れた。その時、「一つの和菓子屋が閉店したという問題にとどまらず、先人たちが培った和歌山の文化にとって大打撃」と、鈴木裕範氏(元和歌山大学教授、当時同客員教授)を中心に緊急シンポジウムが開かれた。そのかいあってか、駿河屋自体は県内企業の支援のもと、創業家につながる新社長を迎え再建するに至った。同時にこれをきっかけとして「紀州の和菓子と文化を考える会」が発足された。今回は事務局長山本智子さんにその後の会の活動を聞いた。

  (中村 聖代)

「この会は、和菓子を通してわがまちの歴史と文化を学び、歩くのが楽しくなる魅力的なまちについて楽しみながら考える会です。和菓子が好き、和歌山が好きで、会の趣旨に賛同する方であればどなたでもご参加いただけます」と、山本さんは言う。

 活動内容は、

 「2カ月に一回、学習会を開催しています。うち1回はウォークと称して和菓子に出会うまち歩きをしています。これまでに田辺市、高野町を訪れました。学習会では、和菓子とその文化について学ぶとともに、和菓子を味わいます」。

 「2015年と2016年の6月にぶらくり丁で開催されるポポロハスマーケットに会として出店し、紫香店さんの『和菓子づくり体験』とのコラボとともに、2015年は『紀州の利きせんべい』と称した玉子せんべいの詰め合わせ、2016年は県内各地の焼き菓子を販売しました」。

 随時、有志で和菓子に関係するイベントに参加したり、あんこワークショップを開催したり、京都・宇治市のお茶の工場見学に出かけたりする。また滋賀県の「滋賀の食事文化研究会」と交流している。

 今後の活動として、玉子せんべいリーフレットの作成と、紀州の和菓子―復活と開発の2つのワーキンググループでそれぞれ調査・研究を進めている。

【駿河屋再スタート】

 室町時代の中期より羊羹の歴史を紡いで来た総本家駿河屋は500年以上の歴史を誇り、するがや祇園下里や二條駿河屋など分家も多い。

 寛正2年(1461)に鶴屋の屋号で饅頭処を開いたのに始まり、5代目・岡本善右衛門氏が豊臣秀吉に羊羹を献上したという話もある。

 さらには、家康の十男、徳川頼宣に従って和歌山・紀州藩に入り、徳川御三家となる紀州藩の御用菓子司としても歴史を紡いでいった。 

 紀州藩の銘菓、『本ノ字饅頭』は和歌山でしか味わえない。小麦粉生地に、酒種となる甘酒を練り込んで自然発酵させ、小豆こしあんを包んで、一気に蒸し上げてから、最後に「本」の字の焼印を施す。紀州藩主が参勤交代のお伴に携えたとも言われている饅頭である。

 一時は全店閉鎖の危機を迎えたが、この永い歴史を絶やしてはいけないという気持ちを生むのが和菓子の凄さ。和歌山県内の企業の支援により、そのまま営業を再開することになり、創業家の岡本良太氏が社長に就任、正統な後継によって、駿河屋は再スタートを切ったのである。

【地元菓子買い続ける】

 山本さんたちは、和菓子を味わい、その歴史や文化について学習するとともに、イベントやワークショップを通じて和菓子文化が脈々と続くよう働きかけている。

 今回取り上げた総本家駿河屋の和菓子だけでなく、筆者は多くの和菓子を五感で味わい、おもしろいエピソードをきくことができた。お茶の文化が庶民に根付いていない和歌山県にあっては困難かもしれないが、脈々と和菓子の歴史が続くよう願ってやまない。

 会の設立時に基調講演した若菜晃子氏(雑誌編集者)が力説していた―地域の人が地元菓子を支える意識が必要。買い続けることが大事なんです―と。

 


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# by mako0491 | 2017-03-11 11:19 | アタマ記事

siiten

いい意味のネオ老人目ざす

インターネットを検索していて、ネオ老人若者の敵!?品格のない老人が増えている。という見出しの記事を読んだ。  

Neo(ネオ)とは、新しいことという意味らしい。ならば、Newと同じではないかと独り言。しかし、ネオは、元々あったものが進化した形をいうらしい。

だが、どうもネオ老人はバージョンアップした老人とは違うらしい。

老害という風にも言うらしいが、老人がいつまでも実権を握り、若い世代に世代交代が円滑に行われないことと定義づけている。

非常識かつ自己中心的に行動し、他人や社会に迷惑をかけているにもかかわらず、自覚がない、または確信的に自らの非を認めない、迷惑な存在でしかない老人に対しても使われているーーと書かれていた。

30年くらい前、オバタリアンということばがあった。その辺りが男性も巻き込みネオ老人になってきているらしい。

耳が痛い!折形講師として、作成作法だけでなく、日常の所作も折に触れて話している。準備は入念にしているつもり。話した後の受講生の反応も確認しているつもり。

一匹狼の行動、先生と呼ばれる立場は、チェックを入れてもらえる機会が少ない。なんでもそうだが、これで良しはないと思う。若者の年長者の行動に対するつぶやきには耳を傾けるようにしている。

ある人が言っていた。60歳を超えたら、どこでも、ごめんなさい。とありがとうーーを言おうと。共感する。

いい歳を重ねていきたい。日々進化。いい意味のネオ老人を目指したい。

(玉置 ひとみ)


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# by mako0491 | 2017-03-11 11:11 | 女の視点

maikosann

 日曜夕方「ばっかもん」の威勢のいい昭和の父の声、「ああ、明日は月曜だ」と現実に引き戻されるご長寿アニメ、その2時間半後、重厚感のある社会派のドラマの提供をしていた、家電メーカーの決算をまつわる様々な話。聞こえてくるのは、提供を止めるとかやめないとか。

 社会的責任、株主への責任、取引銀行への責任といった場面で、経営体質改善は当然のこと。しかし、視聴者としては、アニメもドラマに挟まった広告を見てきたためか、もの悲しさを抑えきれない。

 ブランド戦略といった部分では、どのキャラクターを使うより、あの枠でずっと提供しているその事実が一番の宣伝だった。

やっぱり、冷蔵庫の野菜室はウエスト付近よね…洗濯機は静かな方がいいよね…毎週、同じ時間に見ていると、家電量販店に行っても、まず覚えのあるものを探すのではないだろうか。そのものの一時的訴求力ではなく、ずっと変わらないその威力は計り知れない。こうした部分を論文にまとめたい、と栄谷、ひこにゃんのいる城郭の学び舎で思っていた。

 時の流れは逆らえなくて、離乳食食べて寝る時間だった「ばっかもん」のときは、食べていたわが子は、来月かつおとおなじ学年になる。タラちゃんもわかめちゃんも追い越しています。愛しきを「あいしい」とはよまず「いとしき」と読めます。かくゆう私も学問を修めたのがひと昔半となります。

 どれだけ情報技術が発展しても、ニーズに追いつくサービスが展開されても叶わない、耳なじみや刷り込み。それを数値で表すことができないのでしょうか。

 年度末の気ぜわしさ、学年末、引継ぎなど別れの季節。やりきって、桜をめでたい。どうか平成28年度が無事締められますように。

 (田中 麻衣子)


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# by mako0491 | 2017-03-11 11:08 | TOPIXS

子育て

先日、娘の幼稚園行事でドッジボールをしました。十数年ぶりの運動とはいえ、そこそこできると勝手に思っていました。ところが、実際には怖いわ、ボールは受けられないわ、よけているつもりがボールにあたっているわ、と散々なことに。

結局、かっこよく活躍するお母さんを尻目に、外野と内野を行ったり来たり。でも、三女は私なりに頑張っていたからか、嬉しそうに言うんです。「いっぱい当たってたなぁ」。そして、コツを教えてくれました。

他試合を見ながら、思い出しました。中学の体育は3だったこと。でも、運動が得意な人たちが減った高校では、のびのびと運動ができたこと。そのおかげで、運動が好きになったこと。それなのに、娘達の運動の悩みを適当に聞き流し、運動ができる気分でアドバイスをしていたこと、を。ほんと、反省。

長女は小学校で初めて、逆上がり・跳び箱・マット運動・サッカーなどを体験。皆が幼稚園時代に体験していた分、遅れを取り、苦手意識があります。そのため、すぐ言います。「ドッジボールは嫌や」「逆上がりできない」「逆立ち嫌い」等など。でも、私は一言「シュってよけといたら良いねん!」「シュ!?

昔、どこかで聞いたことがあります。「お母さんは立派でも、完璧じゃなくていい」と。どんくさく、失敗してもいい。悔し涙を流すことがあってもいい。失敗から学べばいい。って。そうなんです。娘は私自身のできない姿を気の毒がって、コツを考え、教えてくれました。それなら、何事も一緒に練習したら、娘たちは上達するかも?なんせ、娘達は気兼ねなく、自信を持って練習できますもん(親より上手なんですもの)。まずは小学入学を控えた三女の逆上がりから挑戦か。でも、でも、この挑戦はかなりの勇気がいりそうです(汗)。

(浦田ひろみ)


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# by mako0491 | 2017-03-11 11:05 | 子育て

onnna

トピックス

続・女性リーダーたち

和歌子:アメリカの大統領がトランプ氏になり、色々物議を醸しているわね。

天美:クリントン氏の方が票の数としては多かったのだけれど、米国女性大統領の道は遠のいたわね。

和歌子:それはそれとして、今日は国内の女性リーダーについて話さない?

天美:私たちはテレビや雑誌で見たことしか分かり得ないけど―

和歌子:いいじゃない。勝手に評論しちゃいましょうよ。都知事の小池百合子さんなんか、頑張ってるわよね。

天美:本当。テレビ画面を見ていて小気味よいわね。

和歌子:東京オリンピックの見直しとか、築地市場の豊洲への移転問題とか、スパスパ切ってるって感じ。

和歌子:石原慎太郎氏も矢面に立たざるを得なくなったしね。盛り土問題でどんな説明がされるのか楽しみね。

天美:利権に絡んでか何だか知らないけれど、おじさんたちが決めてきたことにメスを入れている?

和歌子:それって、「しがらみ」のない女性だからこそできることと思わない?

天美: 身近な地域の問題にしても言えるわね。永年のしがらみに捉われない女性たちが町内でがんばっているものね。

和歌子:にしても民進党党首の蓮舫氏にはもうちょっと頑張ってほしいわね。なんかスベっている感じがするもの。

天美:彼女が男女の双子の母親って知ってた?子育てもしながら大変よね。

和歌子:防衛大臣の稲田朋美氏についてはどう思う?

天美:国会中継をチラ見したけど、半泣きしてたり、しどろもどろが多くてヤバいよね。

和歌子:つっこみどころがいっぱいあるものね。さすがに防衛大臣だけあって、国民全員―男も女も自衛隊に体験入学すれば良いとか、全員が国を守るために血を流す覚悟がいるとかってことを雑誌や講演で言ってる。

天美:平和ボケしてるって言われる私たち若者だけでなく、年配のひとたちも、うかうかしていられません。

和歌子・天美:みんなの注目が集まる女性リーダーたちに期待するのは、「小気味よく頑張ってほしい」ってことよね。

 (中村 聖代)


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# by mako0491 | 2017-03-02 19:16 | TOPIXS

『旅するベッド』

絵本 2.24

『旅するベッド』

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ジョン・バーニンガム 作 長田弘訳 

ほるぷ出版 2003年 1728

対象年齢:年齢に応じて読むことができます。

(読んでもらうには)4歳から

(自分で読むには)5歳から大人まで 

<あらすじ>

少年のジョージはベッドが小さくなりました。そこで、ジョージはパパとベッドを買いに出かけました。

買い物の途中に1軒の古物屋さんがありました。そのお店には古いベッドがありました。お店の人は言います。「このベッドを運んできた女の人が言ってましたよ。このベッドは不思議なベッドなんだって。どこへでも自由に旅のできるベッドなんだって。」

パパとジョージはそのベッドを買いました。二人で一緒に隅から隅まできれいに洗いました。そして発見します。旅ができるお祈りの文句と魔法の言葉を!しかし、文字はぼんやりとしています。パパは言います。「Mで始まりYで終わる言葉なんだが」

ジョージのママはなぜ新しいベッドを買ってこなかったのか、と言います。ジョージは反論します。「すごいベッドなんだよ。」その夜、ジョージは早々とベッドに潜り込み、様々な魔法の文句を唱えます。が、何も起こりません。

しかし、次の日、魔法の言葉を言い当てました。ジョージはベッドに潜り込んだまま街の上を旅していました。そして野原に到着。ジョージはベッドに集まってきた妖精たちにお話を読んであげました。別の夜には空飛ぶ魔女たちと遭遇。競争します。さらに別の日には、海でイルカと泳ぎました。さらに、へばった鳥たちをベッドに乗せてあげたりもしました。

作者は言います。「自分だけの魔法の言葉を見つけるんだ。そうすれば君もベッドに潜り込んだまま、遠くまで旅することができるよ」と。

節分も過ぎ、暦ではもう春です。冬のお布団も幸せですが、春も「春眠暁を覚えず」です。ゆっくり眠っても眠らなくても、いい夢をみたいですね。

(浦田ひろみ)


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# by mako0491 | 2017-03-02 19:07 | 絵本この一冊

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スポーツ吹矢は、5~10m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うスポーツ。性別・年齢問わず誰でも手軽にでき、ゲーム感覚で楽しみながら健康になれるスポーツとして注目されている。今回、近畿大会に出場する機会に恵まれたのを機に、スポーツ吹矢についてレポートする。

(玉置 ひとみ)

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精神集中身につく

一般社団法人日本スポーツ吹矢協会の説明から引用するとーー。

健康効果の秘訣は、腹式呼吸をベースにしたスポーツ吹矢式呼吸法。精神集中や血行促進、細胞の活性化に役立ち、内臓の諸器官にもよい影響を与える。また精神力・集中力が身に付く。と書かれている。

さて、をんな情豊局編集部から昨年の近畿大会の弓?のことを記事にと依頼をいただいた。弓か~?もしかするとこれは私を発奮させ、書かせる狙いだったのかもしれないが、「スポーツ吹矢」と一人ツッコミをする。

日本発祥のこのスポーツは、現在、北は北海道、南は沖縄、いやいや海外にも支部が広がり、1140支部、約51000人の会員がいる。

スポーツ吹矢を精神鍛錬のために始めて1年半。紀の国くまの(新宮市と那智勝浦町の合同チーム)に属している。


楽しみながら交流

昨年6月の和歌山大会で、ひょんなことからぼた餅が落ちてきて、近畿大会へ行かせてもらえることになった。

とても、和歌山代表で出場できるレベルではないが、個人戦なので、ここは他府県の人と接するよい機会。楽しみながら交流してこようと思った。

上位狙いは無理だが、目立たぬところで終えたいと思い、私としてはそれなりに真面目に練習したつもり。

 
尼崎へ乗り込む
近畿ブロック大会(2府4県)は1125日 尼崎ベイコム総合体育館で行われた。熊野の山猿、一匹で尼崎へと乗り込んた。
もともと力がないわけだから、自身はお祭り気分。しかし、遠い新宮から一人で参加したことに和歌山の方にも他府県の方にも温かく言葉をかけていただいた
大きな大会に出ると、次の目標を持ちたくなった。さて、次はどこへ持っていこうか。
吹矢は、『心技練磨』。

自身を制限することなく、探究していきたいと思っている。

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# by mako0491 | 2017-03-02 19:02 | アタマ記事

otoko hitorigoto


私たちは毎日他人と顔を会わせれば、何らかの形で意思を交換している。仕事の場や組織活動の場となると、発信の仕方、受け止め方が複雑になり、果たして自分の意思表示が相手に本当にそのまま伝わったのかどうか安心ならない。

「場の心理」という話を聞いたことがある。相手の真正面に座った時、そこには「論理」の場が生まれ、肩が触れ合うほどの横に並んで座った時、そこには「情」の場が生まれるという。自分の「背後」の場は「恐怖の場」であり、身構える心理の場であり、頭のてっぺんの空間は「神様の場」で、何か有難いご宣託がおりてきそうに感じる場だそうな。

私達は生まれて母に抱かれた瞬間から、自分にとって快い環境を求めて、泣いたり、笑ったりして、母へ意思を伝えようとする。瞬間々々の行動が次の行動の為の学びの場となり、成長に伴い、効果的な自分の意思の伝え方を身に付けていく。「場の心理」の活かし方など、人間の知恵というものだろう。80年もその経験を積み重ねてきた私の様な人間は、その学びの場から多くの手法を身に付けてきた。私の決めた手法の一つは、次のような事である。泥臭く、底が浅く、いやらしいと思えるほどの手法だが、それが現実の知恵だと思っている。

相手から私に何か問題指摘の意思表示を受けたら、「ほんまやなあ・・・」と間髪入れずに言葉で受け止める。相手の立場で主張するとすれば尤もなことだと思い、反発心が心の中に生まれても、まずそうする。横に座ってリラックスの姿勢をとる。相手はさらに自己主張を続ける。「ほんまにそうやねえ・・・」を繰り返す。そうして言葉の間を狙って話題を転換する。

言葉の切り出しは「それはそうとして・・・」である。続ける言葉は身近な言葉ほど良い。「この間、○○さんにお目にかかったよ。頑張っておられるんだってねえ」。心理の場はその時変わる。しかし本当に共感した瞬間だけの言葉で、自分の心に噓をつくことだけは避けねばならない。噓の心は目の色に現れる。人間社会って難しいと、オトコの独り言をつぶやくのである。

(久山 稔)
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# by mako0491 | 2017-03-02 18:44 | オトコの独り言

あらゆる声の専門家   福山ひでみさん


 

  昨年9月の「第3回美の種in和歌山」で右 (撮影は中西真生)
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福山ひでみさんは、報道・朗読・DJ・ナレーション・インタビューレポーター・ラジオドラマなど、およそ声に関する仕事を和歌山放送でこなしてきた。その間、民放祭・芸術祭など受賞作品のナレーションも経験、一昨年には民放連ラジオCM部門で最優秀賞の作品にも参加した。数々の輝かしい活躍をする彼女の横顔を詳しく紹介しよう。

  (中村 聖代)

脚本家に憧れて

 ひでみさんは現在岩出市在住。市内の中学、高校を卒業後、大阪芸術大学放送学科に進む。 

台本書きになりたかったひでみさん、脚本の勉強や機材を扱うことよりも音声表現の成績が良かった。

廻りの人、環境が今の仕事に進むべく背中を押したのは間違いないが、一日中本を読んでいたり、近所の小さな子を集めては本を読んで聞かせたり、紙芝居を作ったりした自身にも要素があったようだ。友人から勧められその気になった。「アナウンサーになろう!」

全国に仕事や出会い

 そうとなったらもっと勉強を、と大学に行きながらアナウンススクールにも通った。3回生のときである。

 大学卒業後は、和歌山の広告会社に勤めたが、1年たっても放送媒体の仕事のきざしが見えなかったので、上京し仕事も見つかったが家族の強い反対に会い断念。活動の拠点は和歌山に限られた。

 司会などアルバイトをしていたところ、色々な方から仕事を紹介され、ついに和歌山放送の朝のワイド番組のアシスタントからメインのパーソナリティを勤めるまでになった。 

およそ7年間2時間40分を受け持った。和歌山放送では契約社員だったので、大阪に本社のある「グル―プエコー」に所属した。関西中心ではあったが、東京はじめ、広く全国に仕事や出会いがあった。


司会・ナレーション・朗読

「司会はコンダクターのようにそこに登場する方々をいかに輝かせ、お客様に喜んで頂くかが腕の見せ所、その場でしか創出しない空気感にわくわくします」。

「ナレーションは作り手の側に立ち、伝えたいことをより効果的に伝えるために工夫を凝らす楽しみがあります。制作者の期待に応えられる職人を目指しています」。

「朗読は作品世界を表現するために、あらゆるアンテナを文章に傾け、もてる声を総動員して、聞き手に届ける醍醐味が味わえます。主役はあくまで作品。声の絵筆で聞き手の心に絵を書き写す作業は本当に楽しいです」。


病気・結婚・子育て

 34歳の時に突然目の病気に罹った。和歌山では症例が1つしかない難病だ。眼が見えなくなるかもしれないと結婚式の数日前に分かったけれど、「僕が一生守る」とそのまま結婚。それから10年ほどは治療と子育てに専念した。

 子育て中も和歌山放送で週に一日1時間ほどCМナレーターとして働き、現在も続いている。

 子育ても一段落した48歳の頃、起業支援を受け事務所を開設。ここでも色々仕事を紹介されあちこち飛び回るかたわら自宅や事務所で、またサークルへの出張授業で生徒に朗読を教えるようになる。

今後の抱負

 「朗読に力を入れ、生徒さんたちは趣味に留まらず、表現者となってもらえるよう指導していきたい」。

「これからは朗読とは別に、声を出す楽しみをシニア世代向けにと、音読教室も考えています。声のアンチエイジングです。表情も生き生きしてくると思っています」。

「クラシックやオペラ、そして衣装とのコラボレーションでライブを何度かしています。興味のある方は観に来てください」――と語っていた。


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# by mako0491 | 2017-02-19 14:49 | アタマ記事

「タラレバ話」から立ち上がる

 だれにでも、「もしああだったら」とか「あのときこうしてれば」と思うことはあると思います。

私も「容姿が綺麗だったら」「あのとき明るく振舞っていれば」と思うことがたびたび。どうにもならないことや後悔したことを頭の中で修正して、人生が上手くいっている様子をひたすら妄想しているだけに過ぎないのですが、これがまた楽しい。ついついやってしまいがちです。

『東京タラレバ娘』というドラマが現在放映されていますが、このドラマは30オーバーの女子にはかなりグサリとくる内容。

主人公は東京に住む、30歳・独身・彼氏なしの女性。同じ境遇の同級生3人で「ああだったら」「こうだったら」と“タラレバ話”をつまみに毎晩居酒屋で女子会をしている主人公たちに、かなり現実的な厳しいセリフの数々が突き刺さります。 

例えば、「私たちには時間がない」「酔って転んで抱えてもらうのは25歳まで」「30歳は “女の子”ではない」…要するに「結婚をして幸せになれるのは“若い女の子”であるうちだ」ということを伝えたいのかもしれません。このご時世かなり厳しいですね。でもそれが現実。

ですがドラマを見ていて、伝えたいメッセージはそうではないと思わされるセリフがありました。「いい年した大人が、自分で立ち上がれ」。毎日タラレバ話をして現実から逃げてばかりいた主人公たちが、現実を受け入れて、人生を変えようと奮闘し始めるのです。

このドラマは見ているとなかなかの悲哀に包まれることもありますが、それと同時に不思議とやる気がわいてくるドラマです。

「逃げてばかりではいけない、前を向いて立ち上がろう」と思わされる私なのでした。妄想が現実になる日まで…。     

(宇都古 舞)


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# by mako0491 | 2017-02-19 14:30 | ちまたで近ごろ流行るもの

高齢運転に備え、技術改める

 恥ずかしながら、15年ぶりに運転免許証がゴールドになった。この期間、5年に1回、違反をした。

信号無視、駐車禁止、スピード違反。つくづく自己中心だったと反省する。

さて、これを機会に自身の運転技術を改めることにした。まもなく高齢者と呼ばれるようになるが、まだ少し期間があり、意識もまだ大丈夫だと思われる。

今、交通法規をおさらいして安全運転を心がければ、反射神経が鈍っても、対応できる範囲もひろがるのではないか。安易な考えかもしれないが。

改心のきっかけはもう一つ、一昨年、T字路で、一旦停止していたにもかかわらず、減速せずに右折してきた車に、右前をあてられた。相手は90歳を超える高齢ドライバーだった。

警察の検証でも、相手がかなり注意を受けていた。ところが、修理をめぐる保険会社の交渉で、あろうことか私は負けたのである。

納得いかなかったが、裁判を起こすほどのことでもない。お守り代わりの保険会社が頼りにならない。俗にいう泣き寝入りを経験した。『自分の身は自分で守るべき』を痛感した。

私は、他府県で暮らした年月も長く、その土地その土地で運転の仕方が変わることも経験している。今日も、『車は動く凶器』と自身に言い聞かせ、右よし、左よし、右よしから、スロースタートしている。

(玉置 ひとみ)


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# by mako0491 | 2017-02-19 13:57 | 女の視点

物質的・精神的なバランスを大事に

 寒い冬に欠かせないのが温かいブーツなのですが、先日、ヒール部分の皮が剥がれてしまい、修理に出さなくては履けない状態になってしまいました。

靴修理の専門店にブーツを持っていったところ、ヒールのタイプ的に店舗では修理ができず、工場に送ることになるというのです。しかも、工場の都合で今すぐ送っても約三ヶ月かかると言われ、修理ができるころには春になってしまいます。

それなら修理に出すのをやめようかと思ったのですが、躊躇する理由はもう一つありました。それは、八千円ほどかかるという修理費です。

ちょうどデパートや百貨店では冬物セールの真っ最中、これを機にこのブーツを捨てて、新しいものを買おうかとも考えつつ、ブーツを買ったお店に行ってみることにしました。

お店はやはりバーゲンセール中で、いろいろ目移りしながら、実は修理するか新調するか悩んでいることを店員さんに伝えました。すると、修理にかかる時間と費用を最小限に済ませることができるように店員さんたちがアレコレ知恵を出し合ってくれたのです。そのおかげで、お払い箱になりかけたブーツを今日もまた履くことができています。

 今はモノが豊富にある時代、ファストファッションなどの恩恵もあり、簡単に買い換えることができます。

新しいモノには新しいだけの価値はありますが、修理しながらも長く使うモノには、それにかかわってくれた人たちの思いが込められています。それはそれでとても値打ちがあることではないでしょうか。

そんな「思い」に価値を感じ、物質的な豊かさと精神的な豊かさのそれぞれのバランスを大切にしながら生きていくことができる社会であることを願いたいものです

                                 (石井 敦子)
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# by mako0491 | 2017-01-30 18:15 | 女の視点

「リ」が作る新しい世界<下>

前回に続いて「リ」について考えてみました。

極端な例を示しましょう。人間は必ず死ぬ。焼却炉の中で灰になる。一部は骨壺で保管されるが、そのほとんどは焼却炉の中に残る。

その後どうなるのでしょうか。細かく砕かれて無機物になる。それを永久に貯め置くことは物理的に不可能。その砂のようになった無機物は、原油が精製された残滓などと混ぜ合わされてタール状になり、舗装道路の表面に敷き詰められる。立派で快適な道路が再生されます。

さらに、その後はどうなる?車のタイヤで舗装道路の表面は削られ、粉塵となり周囲に飛び散る、そこで土に還り、雑草を芽生えさせる。壮大な「リサイクルの旅」です。現代社会の技術革新のスピードは目覚ましい。

あっという間に素材の活用範囲は広がり、想像もつかなかったエネルギーや生物や製品を生み出してゆく。まさに輪廻の世界です。

そこで前回に触れた「後期高齢者の年頭指針」に話は戻ります。

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 80歳も超えた自分。典型的な核家族化の流れの中で生きた世代です。転勤族となって、大半は単身赴任生活。子供夫婦もまた同様の道をたどっています。家族の絆など、懐かしさ・いとおしさの感情の中に残っているだけです。「絆」(きずな)などもはや無くなりました。

 さて、「おまえの今年の生きる指針は?」と自分に問いかけざるを得ない破目に陥ってしまいました。夕焼けした雲に向かって、大口を開いて“アッハッハッ”と笑い飛ばす以外にありません。無責任のほどをお許しください。

講談社現代新書に『生活不活発病とは何か』という本があります。著者は大川弥生(医師)です。「動かない人は病む」。「動かないと、することが減る。筋肉も頭脳も使わなければ衰えます。その機能が弱ると、更にすることが減る」。

この悪循環こそが病源です。薬はありません。「することを増やすことです」。後期高齢者は経験で培った貴重な能力を活かし社会活動に参画することが最高のリハビリです。先生は大声で叫んでおられます。ご参考に。

                                   (久山 稔)


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# by mako0491 | 2017-01-30 18:02 | オトコの独り言

当世恋愛もよう

既婚者の男女の友情は・・・

英子:最近テレビの再放送で山田太一の「友だち」を見たのよ。何年くらい前の作品かしら、倍賞千恵子主演で既婚者の熟年男女に友情は成立するのかっていうー配偶者以外の異性の友人を持つことの是非―ドラマはむろん正しい結論などだしていなかったけど。

微美:おもしろいテーマね。

英子:壮司の妻麻子つまり倍賞千恵子が言うの『私、友だちが欲しかったの。そりゃ、団地の奥さんたちとのつき合いはあるけど、そういうんじゃなく、他の世界が欲しかったの。女房でも、母親でも、嫁でもないつき合いが欲しかったの』。

微美:そういう世界は今ならたくさんあるんじゃない?

英子:『でも、絶対にそういう風(男女関係)にはならないの。意地でもならないの。そして、ずっと友だちでいるの』

微美:子供みたいなこと言ってるわね。

英子:麻子の旦那も同じことを言ってたわ。麻子は続ける『そうかなあ。子供なら我慢できないことも、中年なら出来るってとこあると思うし、そうやって友だちが出来ていったら、いまより少し、淋しくないんじゃないかなって思ったの』。

 知り合って気が合って仲良くなると、もう寝るしかないっていうのはあまりに通俗的よね。テレビの中で内海桂子さんが言ってるわ『寝ちゃえばお互い獣だものね。寝たいのに寝ないってのはいいものよ。それがおつってもんで思い出にも残るんだよ』

微美:たしかにそういう関係の異性がいるっていうのはいいわね。

英子:実は私にも、しょっちゅう会うってことはないけど「友だち」はいるわ。 女性でそう思えるひとは多いんじゃない?

遠くでいい感じだなあと思いあってる関係が一番だと思ってしまう』男性も確かに存在するけど稀有かもね。

微美:互いのパートナーがどう思うかも考えちゃうわ。

英子:このあたりは喜びと哀しさと豊かさと喪失をないまぜにした複雑な世界のような気がするわね。

                                  (中村 聖代)


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# by mako0491 | 2017-01-30 17:56 | 恋愛模様

きのくに句会の楽しみ

月一回吟行、昼ごはんで交流

            きのくに句会の仲間

「俳句春秋社・和歌山支部きのくに句会」が出来て、今年で4年目に入る。多くの仲間との交流と、俳句で遊び、皆が溌剌(はつらつ)と元気に月一度の句会に参加してもらえるのが嬉しい。「きのくに句会」の楽しみについて綴る。(岡本 炎弥子)

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粋な桃の花見も

春は桃の花の咲くころ、句友の桃畑でシートを広げ吟行。シートの上にはお弁当、お酒を持ち込み、いい気分で、吟行ならず桃の花見と粋なことをする輩がいるが、俳句はきっちりといい点とってにこにこ。これぞ吟行と思っている。

菜の花咲くあぜ道を歩き、遠くに高野の山並みを見、高くあがるヒバリの鳴き声、そよぐ風の音などどれもが句の材料たっぷりの中の俳句作りも楽しい。

道端で売る無人販売の桃の花を手に取り、おみやげに持ち帰る者。土手に生える山菜をつむ者、野遊び吟行はこの上なく楽しい。吟行をダシにしっかりと自然の中で遊ぶのも又、良い。

秋には万葉で知られる、和歌浦の浜に白砂青松を愛でて、そよぐ風に、足裏の砂の感触に、また黒々とした小島のシルエットや遠く行くタンカーの航行を俳句にしようと考える時の面白さと仲間とのやり取りも俳句の醍醐味である。

ノートとペンの身軽さ

晩秋は紀州のミカン狩り句会。ちょっと遠回りして徳川家のお寺で吟行。なにしろ和歌山は名所旧跡が盛りだくさん、どこに訪れても句材にはことかかない。

頭の体操、足の歩行維持どれをとってもマイナスな部分がなく、教材といえば小さなノートとペンという身軽さがよい。

吟行ならぬ小旅行をして、日記のつもりで五七五でと思えばそれも又いい記念になるだろう。

大きいイベントには写真俳句(写俳)展がある。写真に興味のある方、俳句に興味をお持ちの方、友人知人が足を運んでくれる。だんだん盛況になってくるのは報道関係の皆さんの協力のおかげと感謝しつつ、接客している。他結社の先生が来られると、あれこれ質問したり情報を交換したりと、句会とはまた違った雰囲気で友好を温めるのに一役買っていることにも、大いに満足している。

旅の話、レシピの交換も

きのくに句会が和気藹々(あいあい)と続く要因の一つに昼ご飯がある。句会が終われば、会場である美園商店街の大人の居場所「ほっこりさん」のスタッフが作ってくれたお弁当をいただきながら、会員それぞれが、気楽にゴルフの話、旅の話、料理レシピの交換などしているのを見ていると、今日も楽しく句会が開けたと安堵する。

「お弁当があるから句会に来てるの」と思うくらい毎回楽しみにしている時間である。「一つ釜の飯を食う」ということばの効用をこの時しみじみと味わい、句友との絆を深め、きのくに句会に一人でも多く新しい句友が出来ることを祈っている。


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# by mako0491 | 2017-01-30 17:45 | アタマ記事